4月から無事に近くの保育園に入れることになった。安心した。 しばらく前に応募者数が公表されていて、どこの保育園も概ね2〜3倍の倍率だったので厳しい選考になるかと思ったが、ふたを開けてみると多くの保育園が定員割れで入れていたので、希望していた人たちの多くは入れていたようで安心した。見た目の倍率が高かったのは第n希望までの数字を全部積み上げていたからだと思う。 もう保育園に通うのかあっという間だなという気持ちと、いまの日々でなんとか育児をまわしている大変さが緩和される期待と、いろいろな気持ちを持ちつつ、4月から新しい生活になるのをたのしみにしている。
]]>2023年の今年の漢字は「税」だそうです。インボイス導入を表しているのでしょう。 妻が我が家の今年の漢字は何だろうと聞いてくれたので2人で話したところ、今年は子供が生まれたので「育」や「生」、「命」になるかと妻と話しました。 ふりかえりにはささやかですが、1年をふりかえれた話題でした。
]]>こちらが笑うと笑い返してくれるようになった。言葉も3音節くらいの音を発せるようになった。
]]>何もわからないながらも子育て中。子はできることがどんどん増えていて本当にすごいと思う。ものを目で追うようになた。RubyKaigi Finalでもらったうちわで風を送っているが、これが赤く、赤いものは目で追いやすいようで、このうちわがはじめて目で追うものになった。
]]>ChatGPT-4が今年の初頭に出て、プログラマたちの間でかなり大きな進化として受け止められている。プログラマの仕事がなくなる日が今までは「あと10年はまぁ大丈夫」だったのが、これを受けて「5年後にどうなってるのだろう?」という感じの雰囲気になってきた。今の感覚を書き留めておく。
ChatGPT-4はChatGPT-3と比べて飛躍的に良い答えを出すようになったことで驚かれていて、つかえる部分から実戦に投入されている。みんながいろいろな使い方を試せるという面で良い意味でおもちゃ感がある。私もブラウザからチャット形式で話すだけでなく、Chat GPTのAPIを叩いて遊んでいる。これらをつかってサービスを開発している人たちも多いようだ。また、プログラマ以外の人からもChat GPTという言葉が聞かれるほどに世の中にあっという間に浸透した。
まだ人間ができないことをバリバリやっていきます、という感じではない。それでも、草稿書きや要点まとめなどは人間よりも上手と受け止められていて、特に作文の分野で作業時間が短縮されたなと感じている。まだできないこととしては、大きなシステム全体の分析や設計などはまだ難しそう。引き続き答えの正しさはまだまだに感じる。
大規模言語モデル(Large Language Models、LLM)という総称も良く耳にするようになった。昨年はAIによるイラスト生成が花開いたが、今年はLLMが花開いた1年と総括されそうだ。生成物の著作権についての議論も重ねられている。
GitHub Copilot chatはVSCode上でLLMへ尋ねて答えを聞けるという機能。間違えることも多いが、どんな場面でもそこそこの回答を返してくれるのがすごい。ほかにもOfficeツールへもLLMが搭載されるなど、今年に入ってからあらゆるツールにLLMの波が到達している。プログラミングの作業も大きく変わり、VSCodeがテンプレやコード片はどんどんサジェストしてくれるようになっている。(この機能は去年頃から出始めた)
性能向上の理由は大量の学習データを投入したことのようで、性能が飽和してからある臨界点に達すると飛躍的に性能が上がるようで驚きだ。開発としてはChat GPTの提供元であるOpenAIが一歩リードという感じだが、Microsoft社も追いかけている。Meta社がOSSで機械学習ソフトウェアを公開したようで、OSSツールもどんどん開発されているようだ。
今後は大規模なシステムでつかえるようになっていって欲しいと思っている。たとえば、1つのメソッドの中に2つ以上の独立にできる処理が書いてあるときにそれをみつけだしてリファクタリングしてくれる、くらいでもとても嬉しい。いまは、こういった人間のやってる作業の簡略化を願っているが、進化としては「そっちが先にできるようになったのか」と感じる部分を機械が置き換えていくように予想している。
私の用途でとても便利なのはEmacs Lispの書き方をChatGPTが教えてくれること。出てきたコードを実行して確かめられるし、かなり良い確率で欲しいコードを教えてくれる。Emacsがまた少し便利になった。
]]>5/21(日)に池袋サンシャインで行われた技術書典14にべこさんと出店してきました。オンラインマーケットは5/20から6/4まで。この日記を書いているのは運営へ発送まで完了した後です。
ひさびさの現地出店。たくさんの方がブースへ来てくれて、とてもたのしい1日でした。みなさんありがとうございました。べこさんがその場で売り場をよくするためにいろいろ装飾してくれました。状況を見ながら装飾を自分でビルドできるスキルはすごい。
「RubyとRailsの学習ガイド2023」が新刊でひさびさに紙版も刷りました。「Railsの教科書」は前に刷った紙版を初めて会場で販売。公式後払だと不要だったのであまりつかわなかったですが、ダウンロードカードをラクスルの名刺印刷で注文して初めて実践投入しました。パワポテンプレートをmacのkeynoteで編集することで楽に印刷するスキルを得ました。
人もブースもたくさんで、コロナの前の懐かしい感じが帰ってきたように思います。入場無料の整理券が入場可能時刻を1時間ごとに刻んでいるので、大きく混むこともなくコンスタントにお客さんがやってきて快適に販売できました。全盛期ほどの売上はなかったですが、よく売れました。私のブースで一番売れてたときは記録を見ると今回の10倍程売れてたようで、むしろ昔がなんでそんなに売れてたのか不思議なレベル。オンラインマーケットは電子本だけもよく売れてました。値段は物理本+電子本と一緒ですが、電子本だけで売れるのは意外でした。現地では、電子版だけはたまに売れますが、ほとんどは物理本+電子本で売れてたイメージです。
Rubyをこれから始めたいと声をかけてくださった方もいて、そういう方へ私の本が届くのはとても嬉しいし、もっといろんな層へ広めていけたらいいなと思いました。いろんな方と話せて、コロナで忘れていた感覚をまた1つ思い出しました。
べこさんとブースへ来てくれた角谷さんとで池袋東武のレストランフロアの火鍋屋で打ち上げ。打ち上げめちゃめちゃ楽しい。準備して、1日販売して、打ち上がるのは最高の気分。もっとやるべき。これもコロナで忘れていたものを1つ取り戻した感。東武の中の店はトランクを転がして行っても置き場があって便利と学びました。ちょうどサミット警戒期間中でコインロッカー封鎖されていたので助かりました。
]]>前回中止になった松本での現地開催。今回一番印象に残っていてる書籍著者訳者たちによる企画RubyistBookAuthorsについて記録を兼ねて書き残す。私の記憶で書いているので、事実と異なるところもあるかもしれない。実際は江森さんたちによる「技術書同人誌博覧会」に出ようという話も同時並行に進んでいるのですが、そちらは江森さんが別の機会に書いてくださると思う。
著者訳者が集まりスタンプラリー企画"RubyistBookAuthors"が開催された。著者訳者に話しかけてスタンプをもらい、4つ集まったら栞がもらえる企画だ。発起人の鳥井さんの記事にどんな企画かが書いてある。
It's time to collect stamps at the venue of rubykaigi2023 ! - Rubyist Book Authors Stamp Rally / 最近本を出したRubyistに話しかけようスタンプラリーrubykaigi2023 会場 をやります authorsrb
https://note.com/yotii23/n/n031bfdc95859
この企画をやりたい理由は「著者訳者たちとRubyKaigi参加者のコミュニケーションのきっかけ」をつくりたいからだ。そして鳥井さんの記事に書かれた「つまりわたし(鳥井)に話しかけてほしい」が端的に言い表していると思う。本を書く作業は1人または少人数で淡々と長い時間をかけて進む。それなりの時間を書けてやった作業に対してフィードバックがもらえたらとても嬉しいことだ。今までのコロナ禍では難しかったこともあり、著者訳者陣はひさしぶりに交流したい気持ちを高めていた。
最初は鳥井さんがスタンプラリーやりたい!と声をあげて、以降いろいろと話が固まっていく。どうやってスタンプ所持者をわかるようにするかは、早い段階で腕章のアイデアが出て、角谷さんが腕章スポンサーをやってくれることになった。
「Shibuya.rb RubyKaigi 2023 前夜祭」でこの企画の宣伝をしたところ著者訳者の仲間が増えた。嬉しい流れ。著者訳者同士の交流もたのしい。このときに「RubyとRailsの学習ガイド」を発売して、サインをたくさんさせて書かせてもらった。現地イベントというのはこんなにもたのしいものだったのかと忘れていた感覚を思い出した。詳しくは前の日記に書いた。
Shibuya.rb RubyKaigi 2023 前夜祭 GMO Yours・フクラス https://igarashikuniaki.net/diary/20230427.html
さらに、鳥井さんが腕章データを公開して著者訳者のみなさんが自分でスタンプ押す係になれる仕組みができる。これも素晴らしいアイデアで、さらに交流の輪が広がった。Shibuya.rbで加わっていた「うなすけファンブック」は参加の敷居を大きく下げるという良い仕事をしていた。
新刊が出るタイミングとも重なっていて、『ユウと魔法のプログラミング・ノート』、 『研鑽Rubyプログラミング』、『はじめてつくるWebアプリケーション 〜Ruby on Railsでプログラミングへの第一歩を踏み出そう』 が会期前後1ヶ月に出版されていた。最近、RubyやRailsの本が出るのは少ないのでとても嬉しい。研鑽Rubyプログラミングは原著者のJeremy EvansさんもRubyKaigiで登壇されるので、本人からサインがもらえる貴重な機会だった。昔はRubyKaigiに書店さんが出店していることもあり、サイン会もたくさんあったが、その空気がRubyistBookAuthorsで少し再現されていたことに懐かしい気持ちになる。角谷さんがかけあって大ホールへつづく通路の良い場所にある長机でauthorsrb連合で即売会ができた。
スタンプを押したり、サインをするときに、話しかけてくれた方と会話ができるのは本当に嬉しい。「パーフェクトRailsのおかげで転職できました」、「Ruby超入門わかりやすかったです」、「どの本もイラストがかわいいです」と嬉しいフィードバックをたくさんいただいた。
私の「RubyとRailsの学習ガイド」は100冊持ち込んで、全て頒布することができた。余ると思って返送の準備もしていったのでありがたいことだった。スポンサーブースを在庫置き場として提供してくれたコインチェックさん、搬入をしてくれた大和田観光さんには感謝している。
RubyistBookAuthorsのハッシュタグがauthorsrbになったことも影響してか、この活動は継続しそうな雰囲気になった。名前には力がある。ruby-jp Slackにauthorsrbチャンネルもできた。
本や資料はなんぼあってもいいものなので、書く人が増えることはすごく嬉しい。そんな書いている人たちが楽しむ場所、情報交換の場所、そして読み手と書き手が交流できる場所としてAuthors.rbがにぎわっていくといいなと思っている。
まだまだ書きたいことはあるけど、以下、書き残したことを箇条書きで。
リンク集
RubyKaigi全体のダイジェスト
お声かけいただいてRubyKaigiのRejectTalkをさせてもらった。tweetしておいてよかった。角谷さん、はるかさんさん、june29さん、くろたきさんと昔から仲良くしていただいてるみなさんと一緒に登壇できてとても良い機会だった。
話した内容は「機械にRubyを教えてもらうRuboSenseiをつくっている」という内容で、TypeProfで型推論をする話をした。CFPが出てからChatGPT-4が発表されて立場が危うくなっていたり、TypeProfも次のRubyKaigiでmameさんから新しい話があるようで、ちょうど良いタイミングで話ができてよかった。
https://speakerdeck.com/igaiga/shibuya-dot-rb-2023-04-27-igaiga
対面で話す機会はカレンダーを見返すと2019年秋以来のようで、約3年ぶり。話している自分のテンションが高くてびっくりするくらいで、この感覚はすっかり忘れてしまっていた。とてもたのしく良い時間だった。jokerさんとは渋谷Ruby会議01のおそろいのTシャツで写真を撮ったり、こういうことも現地イベントならでは。
また、会場で発売初日の本「RubyとRailsの学習ガイド」の紙本プレゼント企画でお渡しするときにサインもたくさんさせていただき、この感覚もRuby超入門のとき以来でとても嬉しかった。フィヨルドブートキャンプのみなさんともたくさんお会いできた。
渋谷の街は来るたびに変化しているが、地下の惣菜売り場をよくつかっていた東急の古いビルがピカピカの新しいビルになっていて新鮮な気持ちになれた。
]]>この日記と会社Webを運用しているサーバを恒例の式年遷宮で引越しした。もともとSakuraVPSで動かしている2CPU 1GBメモリ 100GB HDD構成だったが、ほぼ同じ値段でSSDにできるのでVPSも新規契約した。石狩リージョンが選べたので、北海道空冷は胸熱なので石狩にした。SSDは標準は50GBだが、初回1000円程払うと100GBに増やしてくれるそうだ。
Ubuntuは18.04から22.04へ。22.04は去年2022年に出たものなので、新しいやつが選べてよかった。過去の履歴を見ると10.04、12.04、14.04、18.04、22.04とバージョンアップしている。長く続いてくれてありがたい。ついでにRubyも3.2.2へ上げた。
今回はIPアドレスが変わるのでDNS切り替えの作業も。設定反映後5分程で私の環境はあっという間に切り替わった。DNS切り替え後、自マシン以外からhttpアクセスできない問題があった。以下、試したこと。
原因がわからずしばらく悩んだのだけど、hsbtさんにtwitterでSakuraVPSの設定かも?とエスパーしてもらい、それが正解だった。ありがたや。原因はSakuraVPS管理画面にあるパケットフィルター設定でした。
https://twitter.com/hsbt/status/1648507814384660484
追記: 書いたときは気づかなかったけど、2023/04/20はtDiaryの22回目の誕生日🎂だとただただしさんの日記を読んで思い出す。おめでとう!🎉
]]>街がどう成長するのかに興味がある。 セコンさんに、そんな感じの本を何か知ってますか?と聞いたら、面白い本を2冊教えてもらったので読んでみた。とても面白くて、今年読んで良かった本の上位入賞する本になった。メモを取ったので書評がわりに書きます。
一言で言うと書籍「発展する地域、衰退する地域」は「都市は輸入置換がうまくいったとき、副産物として資本を生む」、書籍「都市は人類最高の発明である」は「季候の良い街にみんな集まって高層住宅に住むのが地球環境的には最高」。
1986年発刊本を2012年に改訂
経済単位は国ではなくて都市
輸入置換: 輸入しているものを自前で生産して置換すること
経済活動は輸入置換によって拡大する
輸入置換がうまくいっているときは生産計画、原材料、生産方法の臨機応変な改良が行われている
仕送り送金は都市の衰退速度を緩めることはできるが、止めることはできない
工場誘致は工場がある間はうまくいくが、工場がなくなったときにどうなっているかによる
その工場でしか作れないものを作っていれば衰退する
逆に、その工場があることで人が学び他の産業が栄えれば豊かになる(と解釈した)
著者は豊かになるケースは稀で難しいと考えていて、例外的にうまくいったケースは台湾の例を挙げている
台湾では誘致工場で働いた人々が地元資本の工場を設立して働くことをはじめ、それらが相互作用しあって多くの会社ができた(第7章 P.157〜)
都市は輸入置換がうまくいったとき、副産物として資本を生む
その資本が都市の成長につながるものであれば、都市は成長していく(と解釈した)
(wikipedia 資本: マルクス経済学においては自己増殖する価値の運動体のこと)
通貨の価値増減は都市経済を守る方向に働くが、国が通貨を持っているので割を食ってしまう都市も出る
衰退の取引: 衰退する地方都市へお金をつかうと、お金を支出する栄えている都市も衰えていくが、それを止めるのは難しく取引してしまう
衰退都市が復活するのは稀である
衰退都市が復活するには創造性を育むしかない=複数の成功企業が出てくるしかない(と解釈した)
インプロビゼーション: ジャズ用語で即興演奏や即興曲を意味する
住民が状況に応じて臨機応変に創意を働かせて共生的な関係を作り出す過程の表現で本書を通じて使われた言葉
元鳥取県知事の後書き
道路整備公共事業は長らくうまくいかなかったので止めた
鳥取県で生産しているものはほぼなく、土地買収代も他県に住む子供などへ渡り、工事受注も外部の大手ゼネコンへ再発注されてしまう結果、鳥取県でお金が残らない
輸入置換を地産地消で解決した
学校給食食材を調べて他県産が多かったので県内産に切り替えた
反発も多かったが、栄養士さんが県内食材のやりくりでメニュー立案してくれ、地元農家が不足分を生産して補った
燃料費は輸入過多だが、県内で生産できる木材ペレットをストーブ燃料でつかうことで是正を目指す
風力発電を増やして、他県に依頼していたメンテを県内人員で可能にしていく
地域単位通貨構想は地域間給与格差が著しくなるため、日本では難しいだろう
今回はオンライン開催。お祝いムードの中、新旧の技術の話がいろいろ聞けて勉強になる。前日からruby30thタグでtwitterもにぎわっていてみなさんのコメントをたくさん読めている。
前回の25周年のときはパーティという華やかな雰囲気の会で現地でスタッフをしていたが、今回は家で妻と一緒にオープニングトークの角谷さんを応援する、温かい会だった。LTもベテランの方から新鋭の方まで多様で、Rubyをつかう人が増えていてとても嬉しい。matzさんも技術トークをとてもたのしそうに話していた。
私がRubyをつかいはじめたのはこの日記を書き始めた頃なので2003年、もう20年が経っていた。その後、2008年頃からRubyを書くようになり、2010年から仕事にして、そして大学で非常勤で教えて、本を書き、フリーランスになり、会社ができた。Rubyが生活を支えてくれている。なにより世界中へ遊びに行って、たくさんのRubyistと話して、みんなでおいしいものを食べて、たのしい時間を過ごせている。Rubyの仕事をこんなに長く続けられるとは想像してなかったけど、願わくば定年までRubyで仕事ができると良い。そのために自分にできることをやっていこう。
]]>4年ぶりくらいに福岡へ。コロナ時代以降おそらく初めての地域Ruby会議で、シングルトラックでみんなで話を聞いて、質疑応答で盛り上がったり、休み時間にRubyistといろいろ話せるという、昔ながらの地域Ruby会議と感じるとても良い時間を過ごせた。
事前にkatakata-irbのコードを読んでみたがよく分からなかったので、基調講演でいらしてたぺんさんに休み時間に質問したところ、丁寧に教えてくださってとても勉強になった。irbは静的解析に加えて、そこまでに実行した結果や変数に入った情報もつかえることを聞いてなるほどーとなった。なるほどすごい。
短い時間だけど休み時間ごとにいろんな人と話せて、これが物理開催の良さだったんだと思い出しながら楽しんだ。
食べ物、今回はうどんをたくさん食べた。お出汁がおいしく、うどんもやわらかいけどコシのある麺でとてもよい。珈琲屋がたくさんあるのもよくて、特にREC COFFEEとFUGLEN COFFEEはおいしくて、お店の雰囲気も良くて満喫。うちの近所にも欲しい。
日曜は太宰府へ立ち寄って参拝。建て替えが始まるそうで、一部は既に囲われていた。名物の梅ヶ枝餅、その場で焼き立てを食べるのがおいしいと妻に教えてもらったので、教えてもらった店のかさの家ときくちで立ち食い。どちらも少し違ってどちらもとてもおいしかった。そばにある九州国立博物館は森の中に建っていて、木をうまくつかった大きな建物で美しかった。カヤという朝鮮半島に5世紀ころにあった国の特別展で、日本と大陸のつながり、かまどが5世紀頃伝来したことなどを学ぶ。博物館って普段学びようもないことを強い印象を持って学べる場所なのだなぁとようやく気づいた。
大名にリッツカールトンが春にできるそうで、ビルの一部はもうできているとのことだったので見に行く。FGNになった旧大名小は昔の福岡Rubyist会議の会場でもあったはずで、あの頃みた裏庭の景色は様変わりしていたけど、芝生で遊んでいる親子もたくさんいて良い場所になっていた。FGNもまだそのときはなかったのかな。その後にDAIMYOエンジニアカレッジで講義をすることになり、今回いま講義を担当している方ともお話しできて嬉しかった。そしてFGNにあるCOTEN RADIOも今はお気に入りのポッドキャストだ。
帰り道でRubyistを空港で見送るという新しいメソッドを発明した角谷さんと空港で乾杯。搭乗口ではjokerさんと偶然遭遇できて、最後まで楽しい時間を満喫できた。
]]>Emacsのメンテナンスを長らくさぼっていたけど、ようやく更新。少し速くなった感じがする。以下、いつものビルドスクリプト。M1 MBP macOS Ventura。
MACSDK=`xcrun --show-sdk-path`
export LIBXML2_CFLAGS="-I${MACSDK}/usr/include/libxml2"
export LIBXML2_LIBS="-lxml2"
cd ~/work
# Emacs
# git clone --depth 1 git://git.sv.gnu.org/emacs.git
wget http://git.savannah.gnu.org/cgit/emacs.git/snapshot/emacs-28.2.tar.gz
# ns-inline-patch
# リポジトリ中の該当バージョンをつかう
git clone --depth 1 https://github.com/takaxp/ns-inline-patch.git
tar xvzf emacs-28.2.tar.gz
cd emacs-28.2
patch -p1 < ../ns-inline-patch/emacs-28.1-inline.patch
# sleep 5
./autogen.sh
./configure CC=clang --without-x --with-ns --with-modules
CORES=10
make bootstrap -j$CORES
make install -j$CORES
cd ./nextstep
open .
sudo cp Emacs.app/Contents/MacOS/bin/emacsclient /usr/local/bin/.
brewで入れているのはたぶんこのへん。前回ビルド時に入れていて今回は何もせず。 makeinfo, libxml2, migemo, markdown
]]>ここ1ヶ月程RubyKaigiのProposalを書いていた。前に書いたのは覚えてないけど10年ぶりくらいかもしれない。結果はまだわからないが、出すだけでも学びが多くて良い機会だった。自分がやっていることはどういう位置づけで、どんな価値があって、目指す道としてどんな可能性があるのか、という整理になる。技術的にもいろいろ調べられた。
自分でまとめるのも力になるが、レビューしてもらうと自分では辿り着けないところへ手が伸びるようになるので本当にありがたい。ありがとうございました。
そして今回は英訳にChatGPTを初利用したけど大活躍だった。もう少しこう直したいのリクエストを伝えられたり、技術カンファレンスでというコンテキストを伝えられるのが便利。でも何文字以内でよろしくと言ってもその通りになってないので騙されないように注意。
]]>