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いがいが日記


2009-07-21 [長年日記]

_ [ruby] Ruby会議2009番外編 - 流れ星 -

さて、会期中に思ったことをつらつらと。

・運営のクオリティの高さ

今回のスタッフさんに知り合いの人も多かったこともあり、

自分が勉強会を運営することもあってその動きに注目してみました。

KaigiFreaksのみなさんが今回も世界最高品質の配信をしていましたが、

最初は備え付けのネットワーク回線が不安定でustream も切れがち。

それはどうにもならないのでは、と思ってたのですが、

会場の無線LAN AP の数を減らしたりして帯域を確保に成功。すごい。

それ以外にも常にネットワーク状況の把握につとめるために

IRCやtwitterで呼びかけたり、会場の暑さ寒さも同様に。

さらに初日終了後にレポートを出して2日目から改善してしまうというアジャイル。

・いろんな出会いがあってよかった。

でも、外人さんに日本語で話しかけられると反射的に英語で答えちゃった。

日本語で返すのが礼儀だと思うので次回がんばる。

でもそうするとみんな日本語うまいので英語の練習にならない。w

・初日のLT前説はjune29にお願いしてマシンを貸してもらったらVAI○だった。

これで動かなかったら・・・と考えるととても怖かった。w

2日目はkawagutiさんに借りた。お2人に感謝。

・june29とkei_sの速報レポートが素晴らしかった。

一生懸命書いている姿が印象的だった。

・hsbtさんとRubyとのかかわり

「高専4年の時の応用数学で id:gotoken から教えてもらう」

に驚き。なんで応数?さすが高専。

hsbtさんとmrknさんが現在Ruby界にいるのはgotokenさんの功績。

・ジュンク堂書店Ruby会議支店

Ruby札幌のサイン会の写真(後ろに添付)。

逆引きレシピのサイン会じゃないの?!(笑)

技評の稲尾さんが

「島田さん!今月のWEB+DBに載ってますよね!読者投書欄!」

ということで逆引きレシピのサイン会はWEB+DBの販促が行われ、

オライリーのプロダクティブプログラマも同時サイン会というクロスプラットホーム。

WEB+DBの著者さん、「パターン、wiki、XP」の江渡さんも加わってお祭り状態。

私も江渡さん本を買ってサイン&写真を撮ってもらった!

島田さんの悪ふざけに便乗して私もWEB+DBの投書欄の部分に

サインをしてしまいました。悪のりしてすいませんでした。(笑)

→と、まさにその瞬間がgihyo.jpに掲載されてる!www

こんなちょい役でも写真を載せてくれるgihyo.jpさんの懐の広さよ。

・大手サークル

Ruby札幌サイン会を@maicos先生が覗きにきて

「こんな長時間サイン会やるなんて人気サークルですね!」

Ruby札幌人気サークル認定でましたー!

とtwitterに書いたら

ちがう!「30分で70部捌くなんて大手サークルですね!」です

と正しい答えを戴いた。確かに全然違った。(^^ゞ

・artonさんのスクリプトの話

Windowsの.batであり、ruby のスクリプトでもある書き方は参考にしたい。

http://www.artonx.org/diary/20090720.html

例えば下記のように書くと、.bat として実行すると、

その中で自分自身をruby -x(#!まで読み飛ばし) で呼び出して実行する。

---

@echo off

c:\progra~1\ruby-1.9\usr\bin\ruby -x /Users/iga/bin/foo.bat %*

@goto endofruby

#!/usr/bin/ruby

〜ここにRubyのコード〜

end

__END__

:endofruby

・Ruby用静的解析ツール by 日立

C/C++だとオーバーフローとかのメモリ破壊を指摘してもらえるとうれしいけど、

Rubyだとその辺はあんまりないだろうから、別のアプローチがあるといいんだろね。

リソースをどんどん抱えてしまって解法されないとかかな。

あとはDSLで書く場合など、

「人間が読みやすいかどうか」「バグがあったときに気づき易いか」

というのをレビューできるといいなぁと思うが、難しそう。

・角谷さんに

最後、片付けのときに

「高専カンファレンスに持ち帰れるとこがありましたか?」

と聞かれた。たくさんありました。持ち帰ります。

去年の「会議をもっと」は高専カンファレンスでも私は同じことを言った。

角谷さんの話を聞いてなくても同じことを言っていたかもしれないけど、

影響を強く受けたことは確か。

角谷さんのプレゼンを聞く機会は多いので、いろんな影響を受けている。

「何のために話すのか」とか。


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