最新 追記

いがいが日記


2013-01-02 [長年日記]

_ 2013年目標

本年もどうぞよろしくお願いします!今年は年男です。そして9月でいがいが日記10周年!
今年も目標を立てました。

健康

今年も1年健康でありたい。

講師業

去年作った資料、講義回ごとに分かれてるので、編集してRuby編とRails編にして公開したい。できれば教科書の形にしたい。

英語

去年は進まなかった文法と構文解析本を引き続き。そしてあわよくば英語で発表。最重点項目はひきつづきリスニング。なんとかRubyConfのセッションが聞けるようになりたいなぁ。

コーディング

原点に戻って、自分の生活をちょっと幸せにするものを作りたい。OSSへのpull req は前のめりで。
##卓球
年末から試したい新しい打ち方があるけどまだ試せてないので早く打ちたい!
##日常
婚活・・・がんばります・・・。ちょっと良縁祈願行ってくる!


2013-01-03 [長年日記]

_ Amazon Glacier の料金にご注意

Amazonが低価格のストレージサービスGlacierを去年8月から開始しました。バージニアリージョンでのお値段は$0.01/GB・月とかなりお安い。ちょうどバックアップ用のクラウドストレージを探していたので、好奇心で使ってみました。ただ、S3とは随分違います。気をつけることはこの辺。

  • 転送には時間かかる。私のところでは1時間あたり1GBくらい。
  • DLするには転送開始までのDL準備時間もかかる。3~5時間程度。
  • WebのUIは無い。APIを直接叩く。

と、ここまでは把握していたのですが、落とし穴がありました。1ヶ月後に請求書を見たら、1ヶ月で70$以上の請求が!50GB程度しか使ってないのでいくらなんでも高すぎる、なんで???という話をtwitterに書いたら、同僚の @thso83 さんから料金のこの部分に該当するのではと指摘をもらった。

「無料で取り出せるのは、1 か月当たり、お客様の月平均保管量の 5% まで(1 日ごとに案分)です。1 か月間に取り出すデータの量がこれを上回る場合は、取り出し料金(0.01 USD/GB から)をいただきます。詳細はこちらをご覧ください。」

これだー!リンク先を読むと、取り出し料がすごく高い。「取り出し料金は、毎月の請求可能なピーク取り出しレートに基づいて計算します。」つまり、1ヶ月のうちで一番転送量が多かった時間で請求される。無料転送量とかもあって計算式は複雑なので詳しくは各自リンク先を読んでもらうとして、ものすごくざっくりな計算の話だけします。50GB預けてて、そのうちの10GBのファイルが5時間で転送された(つまり2GB/時間)とすると・・・

  • 2GB/時間 × $0.01 × 720 時間 = $14.4

と、結構なお値段になってしまいます。(実際は無料転送量があるのでもうちょい安くなるかもですし、逆に、転送時間がどれくらいになるかは制御できない(と思う)ので、これよりも高くなる場合もあります。)私はUploadできたかどうかDLしてテストしたのが敗因で、しかも複数ファイルを同時にDLしたのでピーク時転送量が上がったために高額になったというわけです。

なので、ファイルはできるだけ小さめにした方がお安くできるわけですが、その分、とりまわしも面倒になるので悩ましいところ。upしたあとにファイルの確認をする場合は、ファイルサイズとSHA256TreeHashが取得できるので、これで確認すれば良いでしょう。ただ、このハッシュが普通のsha256ではないのが曲者です。opensshだと計算できません。私はnode.jsとnpmを入れて、treehash.js で計算しています。

AmazonS3も$0.095/GB・月と安くなっているので(いつの間にか安くなりましたね。2009年の記事によれば$0.15/GB・月)、取り回しのしやすさなどを考えるとS3でいいかなーとも思いました。私は転送も済んでるので、Glacierをもうちょい使ってみようと思ってます。置いておくだけならかなりお安いので、注意して使えばお得だなと思います。


2013-01-14 [長年日記]

_ 東京Ruby会議10

1/13, 14と千葉の検見川浜で開催。生憎の豪雪で途中で中止になってしまって残念だったけど、スタッフのみなさんが早めに中止を決めてくれたので無事に帰れました。今回はWorkshopを中心に出ていたのでセッションはほとんど聞けなかったのだけど、それはそれで私にとっては実り多いRuby会議なのです。ってことで箇条書きで日記を。

1日目

  • 同僚の @thso83 さんの発表のフリスク脈拍計で会場から拍手が沸き起こり鼻高々。
  • 同僚の鳥井さんの発表練習をginkouno君と聞いた
  • 午後はずっと p4d のワークショップ。プログラマ向けのデザイン講座
  • めちゃめちゃ勉強になった。これだけでも千葉まで来た甲斐があった。
  • デザイナの先生方のちょっとした独り言やコメントから思考が伝わってきて勉強になる。
  • 途中で脱線してきもいデザインを極めて楽しんだ。
  • 先生のみなさんありがとうございました。
  • ささたつさんバッチを4つ集めるゲームに勝利した。
  • @kanariya0922 さんに講義資料のお礼を言われて感極まった。
  • えもりまさんにおいしいお菓子を戴いてこの人は天使の生まれ変わりなのではと思った。
  • みんなでサイゼリヤへ行った。店の半分くらいはRubyistだった。
  • 黒Ruby会議。めっちゃ笑った。クオリティ高かった。
  • まわりが知り合いばかりだったのでリアルニコニコ動画状態。
  • 帰り道で成人式帰りな格好のじゅーんさんと話し、黒Ruby会議のプレゼンを褒め称え、嫉妬した。
  • 帰り道でうづらさんと話せて高まった。

2日目

  • 行きの電車でたださんと遭遇。世間話をした。Ruby会議おいしいです。
  • matzさんが直接心に話しかけてくれた。高まった。
  • toRubyで関さんにいろいろ聞けてレベルアップ。Drip便利!
  • 北関東連合のみなさんでランチ。北関東分を補充した。
  • 戻ると2時で切り上げが決定していた。到着した角谷さんの「えっ」を目撃。
  • Cookpadなみなさんと写真を撮った。
  • 京葉線がんばった。無事に家まで辿りついた。
  • 途中でぐんまRuby会議のLTに応募した。

写真
p4d出たりtoRuby出たり黒かったり白かったり心に語りかけられたりして写真撮れるセッション出れなかったのであきーにょさんと、はすおさんの写真しかなかったけどupしました。
http://www.flickr.com/photos/igaiga/sets/72157632520166224/


2013-01-19 [長年日記]

_ pryのedit機能

pryに

pry> edit-method ClassName#method_name

っていう機能があって、pryでデバッグしながらデバッグ対象のメソッドを編集して(自動で反映されるのでそのまま)再実行できて・・・とライフチェンジグに超便利なんですが、これのメソッド指定しない版ってあるかなー?と探してみた。

つまりこう書きたい。

pry> edit-class ClassName

editコマンドで単純にファイル名を指定してしまえば良いようだ。

pry> edit app/models/foo.rb

cdコマンドと組み合わせるとこうでもいい。

pry> cd ClassName
pry> edit #{_file_}

ちなみにedit やedit-method で起動するエディタは .pryrc に以下のように書いて指定しておけば便利。

Pry.editor = "emacsclient"

詳しくは以下参照。直前に発生したエラーの発生した行を表示させる edit --ex も便利そう。

https://github.com/pry/pry/wiki/Editor-integration


2013-01-26 [長年日記]

_ 1年間のRuby講義を終えて

4月から始めたRubyとRailsの講義が無事に終わった。最後は講義3回分の時間をつかって自由にテーマを決め、コードを書いてもらい、最後の回で発表してもらった。これはとても楽しい時間だった。学生さんが取り組んだ内容なこんな感じだ。

  • twitter データを解析してどの駅がにぎわっているかを調べる
  • 2人でプレイできるシューティングゲームの作成
  • Excelと組み合わせたダーツ得点計算
  • e-lerning Webアプリ
  • 星座占いWebアプリ
  • Twitter発言の解析
  • 日の出、日の入の時刻をiPhoneへPush通知

「新宿 vs 池袋 vs 渋谷」なんていうキャッチーなタイトルもあったし、我々でも手を焼くcronの難しいデバッグに挑戦した学生さんもいた。発表では学生による相互評価もした。観点は2つ、学術点(学術的に興味深い、技術的にレベルが高い)とエンターテイメント点(たのしい、発表が面白い)。趣味のダーツをより便利に遊べるようなプログラムを書いた学生がエンターテイメント賞を、講義では全然やっていないゲームライブラリを使ってシューティングゲームを作った学生が学術賞を獲得した。学生さんがどの発表を評価したかはとても興味深かった。

なにより、コードと発表のレベルの高さに驚いた。twitter は講義でやった頃からAPIが変わっていて、データを取得するために開発者コードを取らないといけなくなっていたり、Excelへのアクセスは講義でやった方法だと行数が多すぎてうまくいかず、回避するように実装したり。実際に作ろうと思うといろいろな難関があるが、それを乗り越えていったのが素晴らしかった。今まで身につけたことで問題を解決できるように仕様を工夫したり知恵を出してもらった。選択科目だったので講義時間以外にやる学生はいないかと思っていたら、みんな熱心に取り組んで質問もたくさん受けた。これは教える側にとってはとても嬉しいことだ。

さて、1年の講義を振り返ってみる。先生の経験は初めてで全てが手探りだった。学生さんの初期レベルも成長速度も分からない、PCを持ち込んでもらったのでWindowsやMac、貸し出しPCはLinux、と環境も様々。始めてみると当然ながらこちらの想定と学生さんの反応が違うことばかり。プログラムを書くのは初めての学生さんがほとんど。プログラム的な思考、たとえば1〜10までの和を求めようとしたときにプログラマはこう考えることができる。

  • 計算結果になる入れ物を用意する
  • 和の入れ物は0で初期化しておく
  • 1〜10まで繰り返して和の入れものに加えていく

これを思いつくことが高いハードルだということは講義がはじまってから分かった。確かに難しい。そこで課題をつくるときは一発で答えがでるものではなく、3ステップくらい踏んで答えが出るものを考えた。
コードを入力して実行することも難しい課題だと想定していたが、これは写経を続けてもらった結果、みんなできるようになっっていった。一方でRubyの文法はみんな理解が早く、こちらの想定以上だった。調査力も最後の課題でみんなかなりレベルアップしたと感じた。

講義資料の準備は大変だろうと予想していたが、想像以上に大変だった。想定とあわなかったり、もっと良いアイデアが思いついたりしたこともあって、4月前に事前に準備した分は5月には底をついて夏休みまでの残りの1ヶ月強はまさに自転車操業だった。でもこの資料はRailsGilrsMoreで再利用したり、ほかの人も使ってくれたりして活躍の場がいろいろあったことは嬉しい。講義資料は再編集してあとで公開したいと思う。(講義資料は こちら 。)

講義の資料はTAをやってくれた濱崎さんに事前にレビューしてもらって、本当にたくさんの有用な指摘をもらった。講義中も私が忙しくて目が届かないところを見てくれたり、講義内容にいろんなフィードバックをくれた。本当に感謝しています。もし濱崎さんがいなかったと思うと恐ろしいです。

ほかにも先生業をやって感じたいろんな感情や様々なノウハウはあるのだけど、それはいつか言葉にしてどこかで話せたらいいと思っている。そうそう、一橋大学は緑が多くて建物がかっこよく、とても良いところ。特に桜の季節はとてもきれいなのでぜひ散歩にいってみるといいよ。

最後にお礼を。講義の機会をくれたルイス先生と、大場夫妻、スポンサーのNiftyさんに感謝します。応援してくれた万葉のみなさん、twitterやfacebookで励ましてくれたみなさん、本当に元気がでました。ありがとうございました。濱崎さんは上で書いたからまぁいいや。ありがとさん。w なにより、受講してくれた学生のみなさんに感謝を。週1回の学生さんとの講義の時間は私にとってとても楽しい時間でした。ありがとう。

そして、来年度もう1年講義をやることになりました。ありがたいことです。でもまずは春休み期間をのんびり過ごしたいです。w

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_ あると [お疲れ様でした~ 学生さんたちの発表、面白そうですね。 春休み、ゆっくり休んで、また来年度へのアイディアをいろいろ見..]

_ いが [>あるとさん いつも応援ありがとうございます!来年度もがんばります〜。:)]


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