2016-09-10 [長年日記]
_ RubyKaigi2016
今年は初めての関東以外での開催で京都国際会館。会場が素晴らしく、国際会議で使うホールで、庭には池もあり、借景で京都の山々が。スポンサーブースで珈琲をいただけて、ペパボさんが毎日おいしいお菓子を置いてくれてたので、それを持って庭へいくと良い休憩になりました。
内容はconcurrencyに関する内容が多かった印象。客席でささださんがオラクルチームと議論した内容をakrさん、たるいさんと話してた内容が興味深くて、並行実行する際に高速化するために複数スレッドから変数へのアクセスをどこまで保証するかというもの。複数スレッドからアクセスすると何もしなければ内容が壊れることがあるわけだけど、どこまで助けるべきなのか。前提として、1つのオブジェクトで壊れるのは無しだろうと。(64bitのうち32bitだけ書き換わってるなんてケースも起こるけどそれはつらかろうと。)そして、たとえばローカル変数は助ける必要なさそうだし、グローバル変数は複数スレッドからアクセスするケースありそうだからそこは助けて、ではその中間のインスタンス変数は?とかとか。議論も面白かったけど、Rubyコードを書く人たちの身になってこういうケースはあるかなー、どうかなーと話してたのが印象的でした。ありがたい。
台湾の方がたくさんいらしてたり、ひさびさの方とも話せたり、アーロンさんとデカガイジンさんが司会をしてたり、たのしい時間でした。松田さんはじめスタッフのみなさん、発表者のみなさん、参加者のみなさんお世話になりました!京都への修学旅行みたいで楽しかったですね。(´▽`) 最後に旅費と宿泊費を負担してくれた弊社spicelifeに感謝。同僚たくさんと行けてよかったです。