2008-02-02 [長年日記]
_ [book] メンタル・タフネス
ストレスを防御するのではなく、ストレスからの快復力を向上させる。
それがこの本のアプローチだ。
筋力と同じように、心もストレスを受けてから回復することで、
ストレス下でパフォーマンスを発揮できる強い心を手に入れることができる。
そのためには、適切な回復が必要。
ストレスを与え続けると、回復がおいつかず脆い心になってしまう。
休むことで活動時のパフォーマンスを上げることができる。
その一方で、適切なストレスも必要。
ストレスのない世界は理想郷だが、
そこで生活しているとストレスのある世界へきたときに生活できない。
#↑この文を読んだときはかなりショックでした。
#人間ってなんて非業な生き物なんでしょうか。
一流のスポーツ選手を研究した筆者さんの分かりやすい語り口の本です。
実例も多いし。
大きな気づきとしては、心と体はつながっているということ。
怖いことがあったときの冷や汗や、
ドキドキしたときの動悸の速さは心の動きを受けて体が反応した結果だ。
であれば、楽しい気持ちでいた方が健康にいいに決まってる。
また、ストレスは体からの連絡であるということ。
ストレスを感じるということは、何か原因がある。
その原因を取り除くか、うまく向かい合うか、何かしらの行動を起こすべき。
大変有意義な本でした。
ここ数年で一番のインパクト。
若い頃、大学生くらいで読みたかった本だなぁ。
理詰めで考える人にもこの本はオススメ。
納得する材料と実例がたくさん載っています。
ただ、ちゃんとした実験結果が載ってるともっと納得できるなとは思う。
この本は今年の目標を書いたときに「ストレス」の話題で吟さんが教えてくれたもの。
ホントにありがとう。
また、心配してくださったみなさんにもお礼を。
去年の後半はかなりひどい状態だったのですが、
これを読んでから随分と良くなりました。(^^)
を、お役に立ったようで(^^<br>良かったら、同じジム・レイヤー氏の本を貸し合いましょー
来週から通勤時間も延びる環境下にありますので、是非読んでみたいです!<br>確かに心と体はつながっているということは、感じますしね〜<br>こんな私にも収穫があれば良いのですが・・・?
あ、イチゴ狩りネタもありましたな!<br>良かったら、今年も行きませう(^^
>吟さん<br>そだね、たぶん一冊もかぶってないのでいい感じですね。<br>今度会うときにどぞよろ!<br>苺狩りも楽しみにしてますよ〜!<br><br>>タカノさん<br>ここで紹介してるのは文庫サイズなので、<br>電車とかでも読み易いと思います。<br>収穫は絶対あると思います。オススメです。