追記

いがいが日記


2023-10-25 [長年日記]

_ 子育ての日々

こちらが笑うと笑い返してくれるようになった。言葉も3音節くらいの音を発せるようになった。


2023-09-30 [長年日記]

_ 子育ての日々

何もわからないながらも子育て中。子はできることがどんどん増えていて本当にすごいと思う。ものを目で追うようになた。RubyKaigi Finalでもらったうちわで風を送っているが、これが赤く、赤いものは目で追いやすいようで、このうちわがはじめて目で追うものになった。


2023-08-01 [長年日記]

_ 子が生まれる

子どもが生まれた。出産は無事に祈るようずっと祈っていたが、母子健康で本当によかった。お産の時間が長く、妻はずっとがんばってくれた。妊娠期間中もつわりやお腹が大きくなってしんどい状況が続いていたが、ずっとがんばってくれたので感謝している。

誕生後は、みんなが祝ってくれる、みんなが助けてくれるという周囲のみなさんの温かさを感じている。周りの方々に頼らせてもらっている。

子は日々できることが増えていてすごい。成長を実感する日々。

育児は夫婦のチームプレーである感覚を体験している。いろいろと大変なことも多いけど、家族のチーム力を育てて暮らしていきたい。


2023-07-23 [長年日記]

_ Chat GPT-4とGitHub Copilot chat

ChatGPT-4が今年の初頭に出て、プログラマたちの間でかなり大きな進化として受け止められている。プログラマの仕事がなくなる日が今までは「あと10年はまぁ大丈夫」だったのが、これを受けて「5年後にどうなってるのだろう?」という感じの雰囲気になってきた。今の感覚を書き留めておく。

ChatGPT-4はChatGPT-3と比べて飛躍的に良い答えを出すようになったことで驚かれていて、つかえる部分から実戦に投入されている。みんながいろいろな使い方を試せるという面で良い意味でおもちゃ感がある。私もブラウザからチャット形式で話すだけでなく、Chat GPTのAPIを叩いて遊んでいる。これらをつかってサービスを開発している人たちも多いようだ。また、プログラマ以外の人からもChat GPTという言葉が聞かれるほどに世の中にあっという間に浸透した。

まだ人間ができないことをバリバリやっていきます、という感じではない。それでも、草稿書きや要点まとめなどは人間よりも上手と受け止められていて、特に作文の分野で作業時間が短縮されたなと感じている。まだできないこととしては、大きなシステム全体の分析や設計などはまだ難しそう。引き続き答えの正しさはまだまだに感じる。

大規模言語モデル(Large Language Models、LLM)という総称も良く耳にするようになった。昨年はAIによるイラスト生成が花開いたが、今年はLLMが花開いた1年と総括されそうだ。生成物の著作権についての議論も重ねられている。

GitHub Copilot chatはVSCode上でLLMへ尋ねて答えを聞けるという機能。間違えることも多いが、どんな場面でもそこそこの回答を返してくれるのがすごい。ほかにもOfficeツールへもLLMが搭載されるなど、今年に入ってからあらゆるツールにLLMの波が到達している。プログラミングの作業も大きく変わり、VSCodeがテンプレやコード片はどんどんサジェストしてくれるようになっている。(この機能は去年頃から出始めた)

性能向上の理由は大量の学習データを投入したことのようで、性能が飽和してからある臨界点に達すると飛躍的に性能が上がるようで驚きだ。開発としてはChat GPTの提供元であるOpenAIが一歩リードという感じだが、Microsoft社も追いかけている。Meta社がOSSで機械学習ソフトウェアを公開したようで、OSSツールもどんどん開発されているようだ。

今後は大規模なシステムでつかえるようになっていって欲しいと思っている。たとえば、1つのメソッドの中に2つ以上の独立にできる処理が書いてあるときにそれをみつけだしてリファクタリングしてくれる、くらいでもとても嬉しい。いまは、こういった人間のやってる作業の簡略化を願っているが、進化としては「そっちが先にできるようになったのか」と感じる部分を機械が置き換えていくように予想している。

私の用途でとても便利なのはEmacs Lispの書き方をChatGPTが教えてくれること。出てきたコードを実行して確かめられるし、かなり良い確率で欲しいコードを教えてくれる。Emacsがまた少し便利になった。


2023-06-08 [長年日記]

_ 技術書典14

5/21(日)に池袋サンシャインで行われた技術書典14にべこさんと出店してきました。オンラインマーケットは5/20から6/4まで。この日記を書いているのは運営へ発送まで完了した後です。

ひさびさの現地出店。たくさんの方がブースへ来てくれて、とてもたのしい1日でした。みなさんありがとうございました。べこさんがその場で売り場をよくするためにいろいろ装飾してくれました。状況を見ながら装飾を自分でビルドできるスキルはすごい。

「RubyとRailsの学習ガイド2023」が新刊でひさびさに紙版も刷りました。「Railsの教科書」は前に刷った紙版を初めて会場で販売。公式後払だと不要だったのであまりつかわなかったですが、ダウンロードカードをラクスルの名刺印刷で注文して初めて実践投入しました。パワポテンプレートをmacのkeynoteで編集することで楽に印刷するスキルを得ました。

人もブースもたくさんで、コロナの前の懐かしい感じが帰ってきたように思います。入場無料の整理券が入場可能時刻を1時間ごとに刻んでいるので、大きく混むこともなくコンスタントにお客さんがやってきて快適に販売できました。全盛期ほどの売上はなかったですが、よく売れました。私のブースで一番売れてたときは記録を見ると今回の10倍程売れてたようで、むしろ昔がなんでそんなに売れてたのか不思議なレベル。オンラインマーケットは電子本だけもよく売れてました。値段は物理本+電子本と一緒ですが、電子本だけで売れるのは意外でした。現地では、電子版だけはたまに売れますが、ほとんどは物理本+電子本で売れてたイメージです。

Rubyをこれから始めたいと声をかけてくださった方もいて、そういう方へ私の本が届くのはとても嬉しいし、もっといろんな層へ広めていけたらいいなと思いました。いろんな方と話せて、コロナで忘れていた感覚をまた1つ思い出しました。

べこさんとブースへ来てくれた角谷さんとで池袋東武のレストランフロアの火鍋屋で打ち上げ。打ち上げめちゃめちゃ楽しい。準備して、1日販売して、打ち上がるのは最高の気分。もっとやるべき。これもコロナで忘れていたものを1つ取り戻した感。東武の中の店はトランクを転がして行っても置き場があって便利と学びました。ちょうどサミット警戒期間中でコインロッカー封鎖されていたので助かりました。


追記