2021-04-01 [長年日記]
_ 転生したらnilオブジェクトさんだった件について
神「転生させてやろう。何になりたい?」
?「レアなやつでお願いします!」
--- 転生 ---
?「これなんですか?」
神「nilオブジェクトだ」
nil「nilオブジェクト」
神「シングルトンだからこのプロセスの中に1つしかない」
nil「シングルトン」
神「ifのelse節に入れるのもfalseとnilしかないレアさ」
nil「else節」
2021-04-16 [長年日記]
_ tmuxをやめてみた
長らくつかっていたtmuxをやめてみた。何年くらいつかっていたのだろう。10年以上経ってる気がする。
screen相当の機能はほぼつかってなく、キーボードショートカット系の機能で利用していたのだけど、iTerm2の機能と重なってうまく動かないことも出てきたので、全部iTerm2へ引越ししてみようとトライ中。いまのところ困ってない。
衝突してうまく動かなかったiTerm2機能はSemantic History。cmd+clickでパスぽいものを選ぶとコマンド実行してEmacsを開くとかできる。
iTerm2でキーボードでスクロールするのはキーボードショートカットのところに既に書かれていた。デフォルトはcmd+Page Up/Downだったので、cmd+j/kを登録した。
2021-04-20 [長年日記]
_ tDiary 20周年
この日記でつかっているtDiaryがついに20周年を迎えた。この20年間でいろいろなブログサービスが出てきてはなくなっていき、その波にのまれることなく日記を同じシステムで書き続けられることのありがたみを改めて感じている。
Rubyの技術的にもいろいろな変遷を経ているはずで、CGIからRackへ、データ保存先はファイル以外にDBに対応し、書くフォーマットもMarkdownになった。なによりこの20年間の全てのRubyバージョンで動かすだけでもかなり大変だったのではないだろうか。$SAFEや$KCODEがRuby3.0でついにRubyから削除されたことに時代を感じられたのもtDiaryのおかげだ。
この日記は2003年9月からはじめたので、18年ほどつかっていることになる。意外と長い。この日記の歴史と私のRubyist歴はイコールで、そして社会人歴もほぼ同期間なので、私の成長の履歴がこの日記に残っている。なにより、tDiaryユーザーというラベルを持っているとRubyコミュニティに入っていきやすく感じた新参者の時代から、その後も長くtDiaryコミュニティのみなさんにお世話になっていることは本当にありがたい。今やRubyでお金を稼いで会社までつくることができた。tDiaryすごい。この日記を書き始めたばかりの頃の私にそれを伝えたら「えっ、Rubyが仕事になるの?しかも10年以上も仕事をしつづけられるの?!」と相当に驚くと思う。
長くメンテナンスをつづけてくれているtdtdsさん、hsbtさん、machuさん、ほかコントリビュートしているみなさんに深く感謝して、これからもtDiaryで日記を書き続けたい。そしてまたみんなで集まってお祝いのケーキを食べる世界が来ることを祈っている。
tDiaryは二十歳になりました: https://tdiary.org/20210420.html