2009-01-01 [長年日記]
_ 2009年の目標
あけましておめでとうございます。
本年もいがいが日記をどうぞご贔屓に。(^^ゞ
さて、新年なので新しい目標を。
■英語
読むスピードをあげたい。
なので引き続き簡単な文をたくさん読む。
技術webにももっと手を出したい。
#↑どのへんをひっかけてれば面白いのかなー?
日本語への翻訳や、英語での発信を目標とする。
今年は英語を最重要項目にしたいですね。
■健康
健康で過ごせますように。(-人-)
今年の目標は「休憩をうまくとる」かな。
■書くこと
じっくり調べて何かを書く、をやりたい。
↑はすぐには成果がでなくてもいい。蓄積フェイズ。
何を書けるかを提案する。
■高専カンファレンス
開催を支援できるインフラ作り。
■卓球
レシーブ力の向上とドライブでコースをつけるように。
■お笑い
今年はボケに挑戦したいです。
#既にボケでしょ?!的な指摘があると複雑な気分です。(笑)
2009-01-02 [長年日記]
_ [comic] 2008年コミックふりかえり
あんまり紹介してないかなと思ったけど、
20ほどエントリーを書いていて安心。(?)
2008年に始まった(読み始めた)シリーズとしては
3月のライオン、宙のまにまに、東京トイボックスがぐっときてます。
書道漫画のとめはねっ!も書のことがいろいろ知れて面白い。
カブのイサキは既にライフワーク的存在。(^^)
完結したのは、しおんの王、ARIA、神戸在住、ダブルアーツ。
ARIAと神戸在住はかなり長く読んでいたので寂しいですね。
将棋ミステリーのしおんの王は絵がきれいで勝負の雰囲気を感じました。
ダブルアーツは先日も書きましたがもっと読みたかったなぁ。
短編では津田雅美さんのeensy-weensyモンスターと
とよだみのるさんのFLIP-FLAPがイチオシです。
FLIP-FLAPは題材がピンボールと異色だし、迫力とテンポのある進行がいいです。
2009年もたくさん読んでいきたいと思います。
少女漫画をもっと開拓したいと思うので、オススメあったらぜひ教えてください。(^^ゞ
--- 2008年に紹介した漫画 ---
2008-01-11#p01 陽だまりのピニュ
2008-01-18#p01 アオバ自転車店第2巻
2008-01-26#p01 しおんの王第7巻
2008-02-03#p01 こうの史代「街角花だより」
2008-02-23#p01 3月のライオン
2008-03-05#p01 eensy-weensyモンスター
2008-03-09#p01 アップルシナモンキャラメリゼ
2008-03-14#p01 ARIA
2008-03-23#p01 神戸在住
2008-04-20#p01 宙のまにまに
2008-05-07#p01 図書館戦争
2008-06-25#p01 FLIP-FLAP
2008-06-27#p01 とめはねっ!
2008-07-03#p01 東京トイボックス
2008-08-14#p01 ダブルアーツ
2008-12-24#p01 ダブルアーツ
2008-12-25#p01 そこをなんとか
2008-12-26#p01 chocolate underground
2008-12-27#p01 カブのイサキ
2008-12-29#p01 この世界の片隅に
2009-01-03 [長年日記]
_ [book] 2008年書籍ふりかえり
2008年のヒットは「インストラクショナルデザイン」。
インストラクショナルデザインは「教え方の教科書」といった位置づけですが、
プレゼン作成や資料作りなど広い範囲で影響を受けました。
「人を動かす」もよかった。が、同じ著者の「道は開ける」(書評未)はさらにいい。
「メンタルタフネス」とあわせてストレスコントロールの私のバイブルです。
「アジャイルプラクティス」は読書会や監訳者講演会などでいろいろと考える機会をもらった1冊。
アジャイルをやってみたい、という人に1冊目に薦めたい。
↑そして監訳者のfkinoさんに薦められた「夢をかなえるゾウ」。
「伝え方」について考えた1冊。
あまりの伝え方のうまさにもうホントにね、ジェラシーでした。(笑)
「受託開発の極意」も良本だった。SE時代に読みたかった。
読み返してみると、今年は専門書の書評あんまり書いてないですね。
読む量は減らしたけど、読んでないってわけじゃないんですが。
今年は総じて、1年に1回くらい読み返したい本が多かったです。
いろんな方にオススメの本を教えて頂いて、当たり率が非常に高い1年でした。
みなさんありがとうございました!
---
2008-01-08#p01 小説・秒速5センチメートル
2008-01-17#p01 書籍紹介のコーナー
2008-02-02#p01 メンタル・タフネス
2008-02-04#p01 プログラミング作法
2008-03-12#p01 アジャイルプラクティス
2008-03-22#p01 日経ソフトウエア2008年5月号
2008-03-24#p01 日経ソフトウエア2008年5月号読了
2008-04-08#p01 ソフトウェア開発者採用ガイド
2008-04-16#p01 自分ブランドの教科書
2008-04-27#p01 空の記憶
2008-04-28#p01 受託開発の極意
2008-04-29#p01 Flying Home
2008-04-30#p01 夢をかなえるゾウ
2008-05-05#p01 指先からソーダ
2008-05-10#p01 恋する天才科学者
2008-05-12#p01 もう1つのODD - おもてなし力が身につく57の習慣
2008-06-08#p01 Frog and Toad are friends
2008-06-22#p01 日経ソフトウエア2008年8月号
2008-07-07#p01 数学ガール/フェルマーの最終定理
2008-07-25#p01 図書館戦争
2008-10-12#p01 インストラクショナルデザイン
2008-10-28#p01 われら高専パワー全開
2008-11-01#p01 人を動かす
2009-01-12 [長年日記]
_ [mac] 変換キー、無変換キーで日本語入力ON/OFF
日本人が最も多用するキーの1つが日本語入力のON/OFFだと思います。
Windowsだと半角/英数、Macだとcmd+spaceです。
#この文章を書いているときもかなり押しまくりです。(^^ゞ
これらのキーは日本語入力のON/OFFを反転させるという動作なので、
よくするミスに
「今、日本語ONだからOFFにして英語を打つつもり
→実は日本語OFFだった→ON状態→入力→変なことに。」
があります。アプリをまたいだ最初の一打が特に多いですね。
私はWindows用のキーボードをMacにつないで使ってますが、
そのときに「変換キー」と「無変換キー」が何にも割り当てられずに遊んでいたので、
これを「日本語ON」と「日本語OFF」に割り当てたいな、と。
そのことずばりができるKeyRemap4MacBookとPCKeyboardHackというものを発見。
無変換キーをWindowsでいう英数、
変換キーをWindowsでいうカナキーとして扱ってくれます。
あとは何もしないでも、MacATOKがそれぞれON、OFFされるように。
#keycode102(EISU),104(KANA)ってのがある。
#MacMiniが出たあたりでそーいう対応をOSXにいれたのかな?
#と、思ってMacBookみたら、ちゃんと「英数キー」と「カナキー」そのものがあるじゃんね。(^^;)
やっぱり「今、日本語変換ON(OFF)だから」って覚えてるのは直感的じゃないんですね。
やりたいのは、「今から日本語を打ちたい、だからONにする」ってことなので、
OFF←→ONの反転ではなくて、
ONにする、OFFにするってキーがあるのはストレスの無い入力に大事だなと。
そんな当たり前のことをPC使い出して15年経ってようやく気づいたのであります。
そして新しいキーに慣れるまで時間がかかる気配が濃厚な今日この頃です。(笑)
追記(2009.11.9)
PCKeyboardHackも使わないと所望の動作にならなかったので追記。
2009-01-13 [長年日記]
_ HTMLからDownloadするスクリプトメモ
HTMLからざくざくDownloadする機会があったのでメモ。
HTMLを整形して以下の形にする。
wget "https://sample.com/foo.txt" --user=igaiga --password=foo
https時の --no-check-certificate は証明書の確認をしない。
httpsで接続する意味がなくなるので危険。注意。
落としてきたファイルがURI(un)escapeされている場合は
例えば以下のようなrubyスクリプトでリネーム。
URI.unescapeさせた名前のファイルが存在しなければリネームする。
require 'uri'
$KCODE = 'ShiftJIS'
Dir.glob('*').each do |filename|
unless File.exist?(URI.unescape(filename))
File.rename(filename, URI.unescape(filename))
end
end
2009-01-14 [長年日記]
_ [book] 道は開ける
今年初書評はカーネギー著の「道は開ける」。
これもtmaedaさんに薦められた1冊。
去年紹介した「人を動かす」の姉妹書だ。この本も素晴らしい。
去年読了したのだが、去年読んだ本の中で3本の指に入る。
(他の2冊はインストラクショナル・デザインとメンタル・タフネス。)
これは悩みを解決するあらゆる方法が書いてある本だ。
悩みの形は人それぞれだし、同じ人でも日によって抱えている悩みは違うはず。
この本には乗り越えるあらゆる手段が書いてある。
目次を読めばその多様さが分かる。
不眠症克服や疲労回復法の話まで。
#疲労回復法は「疲れる前にこまめに休憩した方が効果的」とのことなので、
#今年の目標にいれてさっそく実践中。
「人を動かす」と同じように、
「○○さんの話だ。彼はこう言う。『私は〜』」
と多数の実話形式で書いてあるので、読んでるうちに納得してくるのだ。
悩んで過ごしても1日、楽しく過ごしても1日、
だったら楽しく毎日を過ごしたい。
そんな気分にさせてくれる1冊だ。
両手にたくさんの解決手法とともに。
--- 目次 (wikipediaより) ---
悩みに関する基本事項
今日、一日の区切りで生きよ
悩みを解決するための魔術的公式
悩みがもたらす副作用
悩みを分析する基礎技術
悩みの分析と解消法
仕事の悩みを半減させる方法
悩みの習慣を早期に断とう
心の中から悩みを追い出すには
カブト虫に打ち倒されるな
多くの悩みを締め出すには
避けられない運命には調子を合わせよう
オガクズを挽こうとするな
平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
生活を転換させる指針
仕返しは高くつく
恩知らずを気にしない方法
百万ドルか、手持ちの財産か?
自己を知り、自己に徹しよう
レモンを手に入れたらレモネードをつくれ
二週間でうつ病をなおすには
悩みを完全に克服する方法
私の両親はいかにして悩みを克服したか
批判を気にしない方法
死んだ犬を蹴飛ばすものはいない
非難に傷つかないためには
私の犯した愚かな行為
疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
活動時間を一時間ふやすには
疲れの原因とその対策
疲労を忘れ、若さを保つ方法
疲労と悩みを予防する四つの習慣
疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
不眠症で悩まないために
適職を見つけて成功する方法
一生の決断をするとき
経済的な悩みを軽減するには
「あらゆる悩みの70パーセント……」
私はいかにして悩みを克服したか
2009-01-17 [長年日記]
_ [book] アジャイルな見積りと計画づくり〜価値あるソフトウェアを育てる概念と技法〜
2008年から待ち望んでいた本がついに日本語で読める。
"Agile Estimating and Planning"。
この本は、学術的な見積りの手法を紹介する本ではない。
現場で、見積りをどう使って開発していくのを教えてくれる本だ。
「見積もること以上に、見積り続けることが大事。」
「基礎単位を作り、それに対して何倍の大きさか、を見積る。
そしてその基礎単位がどのくらいの時間で消化できたかをプロジェクトを進めながら計っていく。」
といった、今日から使える見積り方法が丁寧に説明されていく。
まだ日本語版が手元にないので、細かい書評は再読してから改めて。
私もレビュアーとして翻訳チームに加わらせてもらったが、大変勉強になった1冊でした。
プロジェクトマネージャや、計画ゲームを実践している開発者だけでなく、
全ての開発者に声を大にして薦めたい1冊。
翻訳の安井さん、監訳の角谷さん、1年以上の長期に渡る翻訳作業、おつかれさまでした。
特に300ページもある本を次々と訳していく安井さんのスピードとスタミナはすごかったです。
2009-01-18 [長年日記]
_ [book] 量子暗号
日経BPエレクトロニクス編集員の石井茂さんの本。
もともと日経エレに掲載された記事をまとめたとのことで、
雰囲気も日経エレ風。
量子暗号のプロに取材した内容を石井さんが分かりやすく解説していく流れです。
現在の(正確には3年前くらいか)量子暗号の状況と、
BB84やBBM92などの各プロトコルがざっくりと理解できます。
物理の知識がなくても読めるくらいなので概況をざっと知りたい方にオススメ。
逆に物理の突っ込んだ話を知りたい人には物足りない感じかな。
私は物足りなさは感じたけど、現況が理解できたのがよかった。
特に「通信者同士の認証を量子暗号でどうやるのか、まだ決定打がない」のが分かったのはよかった。
量子暗号の仕組みで、「通信している相手が間違いなく通信したい相手である」ことを確認する必要がある。
現在の証明書などを使って認証する仕組みだと、
現在の証明書はRSA、大きな数の素因数分解が困難なことを利用した暗号、を用いているので
量子コンピュータなど素因数分解が高速に演算できる機器ができてしまうとそこから崩れてしまう。
量子暗号の枠組みで相互認証できる仕組み、どういうアプローチをとればいいんだろね。
あと、私の量子暗号の資料もupdateしたい点に気づけてきたので更新したいです。
2009-01-22 [長年日記]
_ CVSでの改行コード自動変換
久々にWindowsでCVSを使っているのですが、
取得するファイルの改行コードがLF→CR+LFに自動で変換されてしまう現象が。
どうもこれはほとんどのWindows用CVSクライアントの仕様らしい。
CVSはリポジトリ内では改行コードをLFにして格納するため、
取り出すときにLF→CR+LF変換をかける仕様にしている模様。
なんだけど、Cygwin用の.shファイルなどはLFじゃないと実行時にエラーになるので困る。
いろいろとCUI版のWindowsCVSクライアントを試してみたが、
CVS本家やWinCVSにくっついてくるcvsntなどはみんなLF→CR+LF変換された。
そしてついにCygwinのcvsだと変換されないことを確認。
灯台もと暗しだったなぁ。(^^;)
GUIクライアント(TortoiseCVSとか)だと「変換しないオプション」があるらしい。
これってCUI版のCVSを叩いてるんであれば、
変換しないオプションがCUI版にもあるんだと思うのだけど、そこは調べてないっす。
2009-01-23 [長年日記]
_ [game] FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜
一昔前のPS2の時代、ヴィーナス&ブレーブスというゲームが好きだった。
絵本から切り出したような映像と、映画のような字幕と音楽。
しばらく前に懐かしくなって検索してみたら、
そのチームが新しいゲームを開発しているとのことだった。
それが「FRAGILE」。
販促ムービー見て引き込まれた。
世界観も面白いし、音楽も絵も素晴らしい。
これは苦労してのめりこむだけの価値がある気がする。
サントラのためだけに買っちゃおうかなぁ。
Wii持ってないのに。(笑)PSPなら電車の中でできるのだけどなぁ。
ということで発売されたので、人気が出て欲しいなぁと思うのです。
2009-01-28 [長年日記]
_ [book] アジャイルな見積りと計画づくり
献本を頂きました!人生初献本です(雑誌除く)。うれすぃ〜。ヽ(´▽`)ノ
ということで前にも書いたのですが、今回はレビュアーとして参加させて頂きました。
本が手元にきたので製本された状態でもう1回読み直してみた。
#やっぱ本になると読みやすくていいですね。
この本で重要なのはやっぱり『「計画すること」ではなく「計画しつづけること」』。
計画をすることにもコストがかかるから、計画を捨てることには痛みを伴う。
それでもそれをやるのは「価値」を産みだせるからだ。
より良い価値を求めて、最新の情報をもとに計画し直す。
Agileの本質がそこにあると思う。
全ての開発に携わる人にオススメですが、
私はこの本を特に、これから社会人になる人、なったばかりの人に薦めたい。
(あわせて読みたいは「アジャイルプラクティス」、
お客様と何かを作り上げていくなら「受託開発の極意」も。)
この本を読めば見積りについて大切なことが一通り説明されている。
見積りは予測であり、コミットメント(約束)とは分けて考えなくてはいけない、とか、
ベロシティーポイントで見積もるメリット、理想日で見積るメリット、とか、
バッファの考え方とかとか。
それが教科書のように、ではなくて、手引き書のように書いてある。
最後の章はこの本で出てきたことを架空のプロジェクトでどう使うかを
小説仕立てで書いてあるので、
それを読みながら自分の場合にあてはめて考えてみるのはいい機会になると思う。
この小説を読んで気づいたのは、私の前いたプロジェクトのやり方と似てる部分が多いこと。
1タスクの見積りの大きさは18時間以内にする、とかね。
この辺は申し合わせたわけじゃないけど、
どのプロジェクトでも磨いてできた結果は似た結果になることがあるのかもなぁ。
Before...
_ いかちょー [そうそう、ついでですが、mixi にも時々顔出してください。]
_ まほろ [新年あけましておめでとうございます〜♪]
_ いが [みなさん今年もよろしくお願いします。m(_ _)m mixiはRSSで読めればタイトルだけ斜め読みするのですが。 ス..]