2021-05-01 [長年日記]
_ Sakura VPS Ubuntu 18.04, Ruby3.0.1, tDiary 5.1.5
この日記を動かしているSakura VPSを式年遷宮してOSから新規インストールした。Ubuntu 20.04にするにはISOアップロードが必要だったので、選択できた18.04にした。OSインストールはかんたんであっという間だった。これで2023年まで使える。
tDiaryだけならばDBとコンテナにしてHerokuで動かす方が楽かもだけど、ちょっとHTTPサーバで公開したいとか、しばらくバックアップで使いたいとか、VPS環境があると便利なのでそのまま続投にした。ハードウェアも前回契約そのまま続投でSakuraの1Gプランで月額990円、HDD100GB。今きづいたが、現在はSSDが標準で50GBだけど、100GBへ無料で増量できるのか。そして石狩データセンターだと少し安い。引っ越せばよかった。また次の式年遷宮で。
作業は3時間ほどでnginx起動までできて、そこからtDiaryを動かすUnicornをサービス化するところが前と変わっていてちょっとてこずって3時間ほどでtDiaryが動いた。全部でだいたい1日。
tDiaryを動かすRubyもついに3.0系に。最初は1.8系だったから遠くまで来た感がある。あとはRSS発行ができているかとかGoogle検索ができてなさそうとか細かいところは追って調整。
以下、作業時につまづいたところメモ
- VNCコンソールではコピペできなかったのでシリアルコンソールを利用
- Let's encryptの実行は前回実行が近くてテストできなかったので後日cron実行後に確認
- Rubyビルド用のaptパッケージ群のlibreadline6がなくなったようなのでぐぐってaptパッケージ群を更新
- たぶんこんな感じ
- $ sudo apt-get install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm-dev libgdbm-compat-dev libgdbm-dev libdb-dev
- tDiary bundle install時に ERROR: could not find idn library! が起きたので aptパッケージ libldap2-dev libidn11-dev を入れて対応
- tDiary unicorn起動時にエラー、Ruby3.0でなくなったwebrick, rexmlをGemfile.localへ追加
- unicorn 自動起動設定、Ubuntu18.04で /etc/init.d/ に置くオレオレサービスsystemctlにランレベルの表記が必要になったそうなので/etc/init.d/unicorn_tdiary先頭にランレベルコメント追加
#!/bin/sh
### BEGIN INIT INFO
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0
### END INIT INFO
追記(2021/05/03): Google検索できない問題は「HTTPSで検索できない」という問題で、調べたところ結果を貼り付ける部分のHTTP/HTTPSのmixed contents問題のようだった。Google Programmable Searchのページへ行ってデザインを設定できることがわかったので、結果をGoogleのページへ遷移することにした。いままではsearch google custom.rbプラグインをつかっていたのを外して、Google Programmable Searchで提供されるHTMLコード片をサイドバーに書くことにした。これでHTTP/HTTPS両方で検索できるようになったと思う。しばらく様子見。