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いがいが日記


2009-10-04 [長年日記]

_ [mac] macのTerminalでコピペ

Terminalを使ってて、コピペをしたいときにいちいちマウスを使うのは面倒だなぁ、と思ったので調べた。

ATOKダイレクトのスクリプトを作ったときに使った pbpaste コマンドを打てばペーストできる。

コピーも同じコマンドかと思ったら、 pbcopy だそうだ。

パイプで渡してあげればOK。

$ ls | pbcopy

$ pbpaste

うん、便利になった。(^^)

bashとかzshでも似たコマンドあるのかな?

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_ にー [ご無沙汰してます。 最近 mac user になりました。 os X 特有のコマンドみたいですね。 http://y..]

_ いが [>にーさん おひさしぶりです!&らっしゃい to mac! X11ターミナルは私は使わないんで分からないのだけど、 ..]


2009-10-06 [長年日記]

_ ノーベル物理学賞は「光ファイバー通信の偉業とCCDの発明に対して」

今年の物理学賞は物性の年で表題の件に授与されました。

(2008年は素粒子、2007年はGMR(巨大磁気抵抗効果、HDDのヘッドとかに応用されてる))

物性の年は分かり易い。

光ファイバーはインターネットやTV、電話など今の世の中に欠かせないものですし、

CCDはデジカメやビデオカメラなどなどみなさんの家の中にたくさん見つけることができるでしょう。

ノーベル賞のページは説明が丁寧に書いてあって面白いので、少し読んでみました。

光ファイバーの方はKaoさんという方の業績。

1966年、まだ光ファイバーが減衰が大きくて使い物にならず、

たぶんそれどころか光で通信しようなんて誰も考えてなかった時代、

ファイバー内の光の減衰の主因は構成するガラス中の不純物(鉄イオン)にあることをつきとめ発表。

「もっと純度の高いガラスを作れれば、光使って通信できるんじゃね?」

という提言をしました。

そこからいろいろあって純度の高いガラスの光ファイバーができていくわけですが、

(Kaoさん自身も共同研究者さんとともにその開発に携わったようです。)

私の減衰した物理力ではもう分かんない。(笑)

波長を変えたりシングルモードとマルチモードがなんちゃらとか。

不純物を減らすためにtitaniumをドープ(混ぜる)するという画期的な製法ができたり。

Kaoさんが提言した1960年代、高速通信に関して

世の中の人々は電波の優位性を信じていたのでしょう。(推測)

しかし今や世界中に張り巡らされた光ファイバーで

世界の裏側の人たちとチャットを楽しんだり、

写真や動画をやりとりすることができます。

今日のインターネットを支える技術が生まれた最初の一歩、

その物語にわずかでも触れられた楽しい解説読みのひとときでした。

http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2009/ (右側のscience background と Infomation for the Public を読んでの記事でした。)
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_ にー [今年はとても技術系でしたね〜 パイオニアになる方の努力は本当にすごいと思います。]

_ いが [>にーさん 新しい概念を提唱するってのはすごいなぁと思います。 技術者として、そういう機会が一生に一度でもあれば、 ..]


2009-10-12 [長年日記]

_ [book] プレゼンテーションzen

最初に、これは強くオススメの1冊です!

一言で言うと、「感情を伝えるプレゼンの本」。

私はプレゼンは2通りあると思っていて、

1つは「何かを分かりやすく説明するプレゼン」。

勉強会や研修の講師のときはこちらですね。

こちらの参考図書としては「インストラクショナルデザイン」がオススメ。

(ちょうど1年前の日記だ!偶然!)

もう1つが本書に書かれている「想いを伝えるプレゼン」。

プレゼンの時間をどう有効活用して、

どうやってあなたの想いを伝えればいいのかを教えてくれます。

おそらく、この本を読むとプレゼンの方法が変わると思います。

私のプレゼンスタイルが変わったように。

例がたくさん出てくるので、それを眺めるのも発見があっていいです。

「芳香族化学」の講義資料とかめっちゃかっこいいです。

例は海外のものばかりなので、(高橋メソッドはこの本でも出てくるすごい!)

日本のいろんな人のプレゼン資料が出てくる本があったら読みたいなぁ。

この本はXP祭りのプレゼントでもらった1冊。

角谷さんの日記で取り上げられていたので前からよみたかった1冊であり、

先日の10q.Conでしぶさんもオススメしていました。

私も強くオススメします。

百聞は一見にしかずなので、著者のGarrさんのプレゼンがslideshareにあるので、

ダウンロードして全画面表示で見てみてください。

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_ mat [これは!]


2009-10-25 [長年日記]

_ [ruby] とちぎRuby会議02

前から行ってみたいと思っていたtoRubyについに初参加!

西那須野駅に着くと見慣れたRubyKaigistのみなさんが。:)

一緒にお昼を中華料理屋さんで食べました。

780円ですごいボリューム!しかも小粋な雰囲気、おいしくて満喫しました!!

あと、円卓だと多くの人と話し易くていいですね。円卓ファシリテーション。

今回は「儲かるRuby」という題で社長さんたちがご自身の体験談とビジョンを話してくれました。

こういう話は本では読めないのでとても勉強になります。

その流れで懇親会でもそういった話題がいろいろ聞けました。

私はLTタイマー運営を今回もさせてもらい、さらにLTでも話をさせていただき満喫です。:)

LTでは咳さんの前でRindaを説明するという

学生時代に先生方の前でやった論文ゼミのような緊張感を持って挑みましたが、

(期せず)そのあとのtoRuby勉強会への導入になったようで結果オーライ。

toRuby勉強会は池澤さんとしぶさんとペアプロできたのがいい思い出です。

ペアプロ、やっぱいいすね。

toRubyはなんだか居心地がよくて、また行きたいと思える暖かい場所でした。

たぶん、その源は「人」なんだろうなと推測しているのですが、

そういう「場」を作ることを私もしたいなと思った晩秋の1日でした。


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