2008-06-05 [長年日記]
_ デザフェスレポート4 - 嘘屋
gremzの木が枯れかかるほどのご無沙汰でした。
忙しかったのですがようやく落ち着いたのでblogもまたゆるく書いて行こうと思います。
今日はデザフェスレポの最終回で「嘘屋」さんを紹介。
会場を歩いていると、片隅に「嘘屋」と看板(張り紙的存在)と、
坊主頭の人が座ってる。(リンク先の図参照)
まわりは絵を売ってるブースが多い中、ここだけオーラが違う。
引き寄せられるように聞いてみた。
「ここは何をやってるんですか?」
店主、ナチュラルに椅子を勧める。
腰掛けた私に店主曰く、
「お題を出して戴いて、それに関する嘘をついたりつけなかったりします。」
怪しげである。だがそれがいい。
考える私。
「じゃあ鉛筆で」
少し考える店主。
店主「天然物の鉛筆はめっきり少なくなりましたよね。」
いが「∑(・ω・) え?鉛筆って天然とか養殖とかあるんですか?!」
店主「鉛筆っていう植物は・・・」
いが「∑(・ω・ノ)ノ え?!鉛筆って植物だったんすか?!?」
店主「そうそう。特に赤鉛筆が絶滅の危機だね。」
スタッフのお姉さん「色鉛筆もあるんだ。」
店主「でもせいぜい3,4色だね。フルカラーはないね。」
既に嘘屋ワールドに位相転換されてしまった東京ビッグサイトの一角、1m四方。
店主「鉛筆は、日本より寒いところに育つ植物なんですよ。」
いが「へ〜」
店主「シン葉樹って言うくらいですから」
いが「∑(・∀・;ノ)ノ 綺麗にオチまで付いたよ!!!」
完敗でした。面白すぎます。レベル高すぎます。
blogに書いていいと許可ももらったのでここに記させて戴きました。
嘘屋さんのブログにはデザフェスで生成された嘘が
ほんとたくさん載ってるのでぜひ読んでみてください。
この人、無尽蔵に嘘を生み出せるのか。。。スゲー!!
飲み代くらいは出すのでぜひ嘘屋の出前をお願いしたいです。
通り名を付けるならば「蜃気楼の語り部(ミラージュ・ストーリーテラー)」、かな。(笑)
2008-06-08 昼過ぎから晴れ間差す、夏の気配 [長年日記]
_ [english][book] Frog and Toad are friends
小学校の時、国語の教科書が好きだった。
年度が変わって新しい教科書がくると、すぐに全部読んでしまうくらい。
その中で強烈に印象に残ってる文章がいくつかある。
その1つが、2人でポストの前で手紙を待つ「ガマ君とカエル君」。
#あとは、熊が出てくる花の道の話と、星新一の「おみやげ」。
表題の本はhtkymさんに薦められたのだが、
表紙の絵を見てすぐに分かった。
ああ、あの教科書のお話の原著だ、と。
読んでみると、平易な文なのに力強い。
リズムがいい。
繰り返しが多いので英語の勉強にもすごくいい。
ちょっとずつ違う言い回しにしてたりして似た言葉を覚えられる。
なにより物語のすばらしさが詰まってる。
日本でも500円ちょっとでかえるのでオススメ。
大人買いして、教科書に載っていなかった話まで全部堪能しよう。
続きが楽しみだなぁ。
2008-06-11 [長年日記]
_ iPhoneの魅力は連携機能にこそある
WWDC、目玉はiPhoneだけしか発表がなくて若干がっかりだったのですが、
mobile me がかなり面白いんじゃないかとじわじわ実感してきている。
mobile me は iPhone と Mac、Winをつなぐネットインフラ。
要するに、どの端末からでもメールや予定表など自分のデータにアクセスできるサービスだ。
今までも.macという名前で長年運用されてきたが、
ここにiPhoneが加わったことで俄然魅力が増した。
メールや予定表のPC(win/mac) - 携帯連携機能は強力だ。
便利そうなのが、写真のPC - 携帯連携。
携帯で撮った写真をネットor PC にあげるのも便利だし、
デジカメで撮った写真を手元のiPhoneにダウロードできれば呑み会などでも話のネタになる。
#でも、iTunesシンクはPCにつながないとダメなんだね。残念。
PC(Mac) - OS - 携帯 と全ての要素を自前で作れるのは現状Appleだけ。
さらにネットインフラも提供できる。
機器単体で何かをできるようにする、から一歩進んで、
生活を変える便利さや楽しさの提案がすごい。
日本でのiPhoneは、次の3つの層に受けるんじゃないかと思う。
1つはギークとmacユーザー。言うまでもなく。
もう1つはビジネスマン。メールや予定表の連携が受ける層。
最後に若年層。写真や着うたでのコミュニケーションを重視する層。
若年層へは端末の値段と着うた配信サービスがポイントか。
ビジネスマンへの普及はFelica非対応なのがネックになるかもしれない。
3つの層いずれも大きく関わるのが通信料だろう。
どんな料金プランになるのかはまだ分からないが、
これはiTunesストアのような黒船になるんじゃないかと思っている。
iPhoneが大きくヒットすれば、それを交渉力に、
appleが携帯キャリアに対して通信料の値下げ圧力をかけることも可能だろう。
ここまでキャリアの力が強かった日本の携帯業界だが、
appleの新しい提案で高速常時接続のコストが安価になる時代がくるかもしれない。
その時代がくれば、私たちの携帯の使い方も大きく変わるのだろう。
・・・ふー、久々にこんな口調で日記書いたら疲れたな。(^^;)
今まではiPhone興味なかったんだけど、連携を考えたら欲しくなりました。(^^)
2008-06-14 梅雨ひとやすみの晴天 [長年日記]
_ 第1回高専カンファレンス
全国各地から高専関係者が集った高専カンファレンスが開催されました。
Unohさんの部屋に集った高専生30人。
発表が進むにつれ高専の雰囲気に染まっていく渋谷の一角。
とても楽しかったです。
高専の横のつながりはなかなかないので、
非常に貴重な機会でした。
スタッフの方、参加者の方、おつかれさまでした。
しかし、悲劇は懇親会で起こったのです。
btoさん:「いがいがさん、何年生まれです?」
いが:「77年ですよ。」
bto:「あ、私もですよ!」
いが:「ナカーマ(・∀・)人(・∀・)」
bto:「何月生まれですか?」
いが:「6月ですけど?」
bto:「よし!私より前がいた!」
いが:「・・・ひょっとして、今、最年長探してます?」
btoさんほかのみなさん:「そう!」
なんと、私が最年長でした。orz
凹むわー。(笑)
みんな若いんだなぁ。
確かに、いつの間にか上の人についていくというよりは
年下の人をひっぱっていくような立場が多くなってるなぁと思います。
いつまでも若い気でいましたが、(笑)
これからは若い人へ良い影響を与えられるようにもがんばってみたいと思います。
・・・と、大人への階段を涙とともにひっそり上った1日でした。
あと、私の資料をSlideshareに載たいのですが、
なぜかslideshareの進捗が進まないのでひとまずwebにあげました。
明日リベンジします。
TamachiLTで話した内容をちょっと流用しました。
今日の資料はどういう結論にすればいいのかかなり迷って、
正直途中で筋がぶれてぐだぐだ感はあるのですが、
それ込みで高専風と解釈していただければ幸いです。(^^ゞ
いや、でも今日はホント楽しかったなぁ。
帰ってきたのにまだ楽しい気分です。ヽ(´▽`)ノ
追記(2008.6.16):
プレゼン資料をslideshareへupしました。
ustreamに関する話題は6/15付けの日記に。
2008-06-15 [長年日記]
_ ustreamデビュー
ustreamはネット上の生放送。
PCに付けたカメラで撮った映像を、
ネット上へリアルタイム配信できるサービスです。
今回の高専カンファレンスでustream(写る側)デビューしたので、
プレゼン前にustreamカメラに向かって写真撮ってみました。(笑)
私はまだustreamの映像は見てないんですが、
そのうち中の人がニコ動に載せてくれるかも。
チャットも自分の番のときは(もちろん)見てる余裕はなかったのですが、
終わってから見てみたらたくさんコメントついててうれしかったです。
見てくださったみなさんありがとうございました。m(_ _)m
2008-06-18 [長年日記]
_ [music] シエナ - 金聖響
また弟がGoodJob!でチケットとってくれたので行ってきた。
もう2週間も経ってしまったがまだ感動は覚えてる。
今回の指揮者は金聖響さん。
シエナを聴くのも3回目になって余裕がでてきたので、
今回は指揮をずっと見ることにした。
金さんの指揮は佐渡裕さんとは対照的な振り方。
佐渡さんは最先頭で陣頭指揮して鼓舞し、「俺に続けー!!」と突っ走るタイプ。
金さんは一番後ろで的確に指示を出して各人の力量を引き出すタイプだと思う。
佐渡さんが「火」の指揮者で、金さんが「風」の指揮者というとこか。
金さんは上昇気流を起こしてそこに皆を乗せて高みへ連れて行く、そんな感じ。
#ところで金さんって本名なのかな?
#だとしたら音楽をやるために生まれてきたような名前だなぁ。
さて、曲はメイン曲がレスピーギのローマの松。
(吹奏楽では)有名な曲だが、正直度肝を抜かれた。
曲中で舞台を降りる団員がいたので
「んー、もう演奏ないのかな?
でも楽章切れ間でもないのに降りるって珍しいな。」
と思って聴いていると、突然後ろからラッパの音が。
団員は客席にまわりこんでいたのだ。
ステージからと後ろから鳴り響く生5.1ch音響。
#.1はパイプオルガン。
しびれた。これはすごい。
後ろからのラッパの空気を奮わせる振動波が心地よい。
席がよかった。すぐ後ろの通路にラッパ隊がいるのだ。
音がココロの中で立体的に鳴り響く、そんな感じ。
すみだトリフォニーホールでの演奏会だったが、
池袋の芸術劇場よりも音響がよかったと思う。
小細工かもしれないが、
どうやれば感動させられるかを分かっている。
やはりプロはすごい。
生涯一番の感動の演奏だった。
もう1曲、"Terpsichore"という曲も超絶演奏で素晴らしかった。
CDを購入して今も聴いている。
次回の日記はこの曲の話をしようと思います。
2008-06-20 [長年日記]
_ [music] terpsichore
シエナの演奏会でとりわけ気に入ったのが表題曲。
1619年にプレトリウスさんが出版した曲とのことでかなり古い曲だ。
ソロ満載、超絶テクニック満載の難曲だと思います。
#アマチュアでこの曲やるのはかなり大変だと思う。
シエナの演奏は素晴らしかった。
聴いたことない音がばんばん飛んでくる。
私の耳ではどの楽器が重なってる和音のか解読できませんでした・・・。
いろんな楽器の音が聴けたのも楽しかったです。
帰ってきてからCDを2枚購入。
1枚はニュー・ロンドン・コンソート演奏。
古楽演奏で有名な楽団らしい。
解説冊子を読むと知らない楽器がたくさん書いてある。
ハーディ・ガーディ、テオルボ、サックバット、ショーム、
ラウシュファイフェ、シュライアーファイフェ・・・。
↑ほとんど木管楽器らしいのですが想像がつきません。。。
古いスタイルなんだろうけど、あまり聴いたことないので新鮮。
曲を作ってから400年も経ってるのに新鮮ってすごいな。
しかも1200円と安くてうれしい。
もう1枚はアメリカのCDでCincinnati Wind Sumphonyの「postcards」。
これの後半にterpsichoreが収録されてます。
シエナはこちらのアレンジを演奏してました。
吹奏楽が好きな人はこちらがオススメ。
いろんな楽器の音を聴いてみたい人は前者がオススメです。
ちなみに「terpsichore」は合唱と舞踏を司る女神様だそうです。
2008-06-21 [長年日記]
_ [ruby] RubyKaigi2008
TXに乗ってつくばへ行ってきました。
午前中は技術的な話でささださんとJRubyの人とRubiniusの人。
すごい人がたくさんいるんだなーと。
#↑プログラマとしてそれしかコメントできないのはどうなん?(^^;)
_ matz - RubyKaigi2008
プログラミング梁山泊
・技術力より求心力
・コミュニティ重要
感性を重視
「人」に注目
「楽しさ」に注目
RubyでできることはPythonでもなんでもできる
でも何かが違うからみなさんはRubyを選択したわけですよね
俊敏性を重視
変化を受け入れる
コアな部分を笹田君のに置き換えて日々寂しい気持ちを感じてる1.9(w
Rubiniusはwikipediaに次のRubyの実装と書いてある(w
Q.matz日記が止まってるのは?
A.書くまでがRubyKaigiです
Q.Rubyの良さを上司にどうやって説明する?
A.作っている人の性格がいいから。
(会場爆笑)
プログラマの生産には気持ちよさが大事
Rubyをキメる
_ m17n
■なるせさん
まるちりんがぜいしょん、かな?
1.9でかなり整理されているイメージ。
あんなにたくさんのエンコード方式に対応してるのかー。
大変そうだ。。。
文字コードの勉強しといたのでそこそこ理解できてよかったです。
文字列のEscapeにはInspectではなくDumpを。
■Martin
若返りの秘訣はRuby。www
Rubyの面白さを伝えるために、Cを教え込んでいる。www
メソッド名はmatzの要望でencodeに。
変換はtranscode。
UTF-ハチ
変換テーブルの実装する人はホント大変だろうなぁ。
MagicComment書こう。
#↑先頭に書く文字コード指定文かな?
Martinさんとなるせさんの掛け合いがおもしろすぎです。博士と助手。www
と、思ったら質疑応答がえらい難解空間に。(^^;)
文字コードはホント大変だ。。。
#おしらせ:macのバッテリーが切れるのでレポートはここまでかなぁ。
_ yuguiさん
Q.上の人に「テスト書くなら実装しろ!」って言われたら?
A.おまえは何も分かってないんだから黙ってろ!
wwwwwwwwwwwwwww
yuguiさん語録
Rubyで考えるな、感じるんだ
パンがないなら、パンを焼けばいいじゃない
_ RubyKaigi2008総評
大満喫でした!
Rubyを作る人たちの会話を発表やIRCで会間見れました。
Rubyはなんでこんなにたくさん実装ができたんでしょうね?
誰か日記に考察書いてくれるのを期待。
"My Job Went To India" の Chad Fowlerさんが多目的ホールにいたので
覚えて言った英語でサインをもらった。ヽ(´▽`)ノ
英語でサインはautographらしい。
Chadさんは気さくな方で、
いが「日本ハドオアルカ?」
chad「大好きです!(I love Japan!)」
と笑顔で答えてくれました。
「私の祖母は日本人なんだよ。」
などと雑談してくれたりも。
fkinoさん情報によると明日はサイン会も開かれるかもなのでこうご期待。
もう1冊、yuguiさんの「初めてのRuby」もサイン会で買わせて戴きました。
帰り道で読んでみたんですがすごくいい本です。
私のレベルにちょうどいい。
Daveさんの本よりも薄くて読みやすいのに、
知ってるとお得な周辺知識も満載。#前述のRuby実装系リストとか。
私もいつか
「おまえは何も分かってないんだから黙ってろ!」
って言えるように準備しておこう。w
あと、同じセッションの吉田さんの教育の話。
・講義はペアプロで受講するのがレベルの均一化ができていい
・テストファーストでやる、但し最初はテストを講師が与える
などと実践している方ならではノウハウがあって勉強になる。
テストを与えるのはいいなー。
グリーンバーにするのがゲームみたいという副作用も。
懇親会は久々にお会いしたRuby札幌の方々と歓談。
先日の高専カンファレンスで会った人たちと、
Agile町内会の方たち、それ以外の知り合いもいて、
それぞれの人たちを引き合わせるブリッジになれたのがうれしい。
東京に来たばかりの頃は知り合いは全然いなかったのに、
こういうカンファレンスで知り合いに会うことが増えたなぁと楽しくなった。
明日はustで見る予定。
スタッフのみなさん、おつかれさまです!
もう1日よろしくお願いします。
2008-06-22 [長年日記]
_ [book] 日経ソフトウエア2008年8月号
寄稿したので宣伝させてください。
今回は「初心者から脱出!5つのポイント」ということで
・データ構造
・制御の流れ
・参照とポインタ
・内部表現
・正規表現
の5Part。
私は「参照とポインタ」、「内部表現」を書きました。
# 他のPartは前回から引き続きのタッグを組ませて戴いたmachuさんと、
# 正規表現の重鎮dankogaiさん。
参照とポインタはJavaの参照から説明して、
C/C++のポインタへ話を進めます。
内部表現ではint, float, 文字コード がコンピュータの中で
どのように取り扱われているかを説明しています。
私がプログラムを書き始めた時は、
プログラムは数学みたいなもんだと思ってました。
数式を与えると計算結果を返してくれる、そんな感じ。
でも、段々そううまくいくことばかりでもないんだなと気づき始めました。
謎はパフォーマンスが問題になるときに顔を出したり、
「なんでそんな動きをするの?」と私を悩ませたりします。
例えば、数式は解くのに時間がかからないように感じますが、
実際はコンピュータが動作する時間がかかるわけです。
しばらくしてから、どういう風に動作しているかをイメージするようになりました。
そのイメージはいざというときに私を助けてくれます。
不思議な動きの理由を与えてくれたりします。
いつか、コンピュータがもっと進化したら
こんなイメージは不要になるのかもしれません。
でも、その進化を起こすのもエンジニアで、
その際にこの知識は必要になってくるでしょう。
いつかそんなコンピュータを作る未来のスーパーエンジニアのみなさんへ、
その一歩を踏み出す手助けをできればうれしいです。
最後に、レビューをしてくださったみなさんに感謝します。
レビュアのみなさんの数々の意見がなければこの記事は完成しませんでした。
また、いつもブレストから編集まで支えてくださる編集のやざきさんに感謝します。
今回もたくさん書き過ぎちゃった(^^;) 中から適切にまとめてくださいました。
発売は6/24、
誕生日に自分の書いたものが発売されるという幸運にも感謝します。
2008-06-24 [長年日記]
_ 11111
と、いうことで誕生日を迎えました。
2進数で全ビットが立つというプログラマにとっては節目の年です。
(次回は63歳)
ずうずうしくもTYハーバーの呑み会を誕生日前日にあわせて、
同僚らに祝ってもらいました。
いつのまにかケーキを頼んでくれていて、
めちゃめちゃ豪華なケーキプレートが出てきました!ヽ(´▽`)ノ
感動!!!(T-T)
しかも名前入りです!
チーズケーキ、抹茶のブリュレ、かぼちゃのプディング、
チョコケーキ、シフォンケーキ・クローテッドクリームを添えて。
#右上の赤いやつが何だか分からなかったなぁ。
さらにアイスクリーム、ブラックベリー、ラズベリーなどなど。
とてもとてもとてもおいしかったです。
誕生日の良い記念になりました。(^^)
また、帰りの電車で誕生日を迎えたのでtwitterに書き、
帰宅したらたくさんの祝replyが!!
誕生日にもらったお祝いの言葉の数は私史上最高です。
みなさんに心からの感謝を!
2008-06-25 [長年日記]
_ [comic] FLIP-FLAP
ラブロマのとよ田みのるさんの新作。
今回の題材はピンボール。
片思いの山田さんに告って出された条件は「ピンボールのハイスコア更新」。
主人公の深町君がピンボールにはまっていく様を描きます。
これがすごく面白い!!
コマ割りが大胆で熱い!
テンポ良く話が進んで盛り上がるところがちゃんと用意してある。
ラブロマと随分違う雰囲気ですが、この話も好きだなぁ。
1巻で完結してしまったのが残念です。
ただ、次の話が既に用意済みと書いてあったので、
アフタヌーンにそろそろ登場するんじゃないでしょうか。
楽しみです。
2008-06-27 [長年日記]
_ [comic] とめはねっ!
いろいろと日記に書きたいことはあるのですが、
みんな長くなってしまいそう。
今日は時間もないので軽い話題で。
「帯ギュ」や「モンキーターン」の河合克敏さんが現在連載してるのが
書道部を題材にした「とめはねっ!」。
これがとても面白い。
書道はよくわからないけど、作品の良さは伝わってくる。
美しいなぁ、とマンガを読みながら堪能できます。
まったく知らない分野を知れるのも魅力ですね。
作中で使われている作品は実際に学生さんらが書いたものなんですが、
みなさんとてもうまいですね。
なにより、書道ってこんなに楽しいものなのかーと
楽しさオーラが伝わってきます。
2008-06-28 [長年日記]
_ 熱い想い
この1週間は、いろんな人から熱い想いを聞いた気がする。
最初はあまのりょーさんの社内LT。
「いがいが 尊敬++」
といきなり名指しで誉められてびっくりしたがとてもうれしい。
あまのさんは前の会社の先輩でもあるわけだが、
入ったときに「すげー人だなぁ」と感じ、そのまま今に至る。
その間に「すげー」の分野がどんどん増えていき、
追いつける気はまったくしない。
それでも私も少しは成長して、
いくつかの分野ではフィードバックできる力を付けられたかと思うとうれしい。
そしてそのLTで「追い抜かれる快感」という言葉が。
この気持ち、私もよく分かる。
若い人が伸びていくのはとてもうれしいことだ。
#もちろん、悔しさもあるが。(笑)
それが自分が関わった人ならなおさら。
日経ソフトウエアで今回もタッグを組ませてもらった まちゅさんからは
「なんかいつの間にか、
誰かに何かを伝える世代になったんだなぁ。と。
たまに思います。」
という話を聞いて、それについて語った。#すごく楽しい会話だったなぁ。
30代に入ってからの私もそれを感じ初めて、意識が変わってきた。
伝えるときには内容も大事だが「想い」も大切だと。
内容が同じでも、「想い」の有無で伝わり方はまったく違う。
伝え方がうまい人は、
「よっしゃー!やったるぜぃ!!」
というモチベーションも一緒に届けてくれる。
例えば、RubySapporoの島田さん。
「私は、札幌のエンジニアにやる気を届けたいんです。
だから、札幌へいろんな人にきてもらって、話をしてもらいたいし、
札幌のすごさを知って欲しい。」
実際の島田さんの言葉は、こんなもんではない。もっとすごい。
私の文章力ではうまく表現できないのがもどかしい。
たくさんの方から熱い想いを受け取って、
私もそんな熱い想いをみんなに届けられるようになれたらいいなぁ、
と思った1週間でした。
私の30代は伝える10年で、
追い抜かれる快感をたくさん感じられる10年にしたい。
2008-06-29 [長年日記]
_ [C++] Checked Iterators
なんだかすごく久々に技術話です。
もっと技術ネタ書きたいのでがんばります。
VC++2003→VC++2005へ移行したところ、
Listのパフォーマンスがかなり落ちるということが分かりました。
最初はListのメモリ配置の局所性が悪くなってキャッシュしづらくなったのかなー、
と思ったのですが、Vectorも遅いということが判明。
そこで Checked Iterators は?という情報をゲット。
イテレータでアクセスするときに配列境界をチェックしてくれる機能だ。
これを使えばJavaみたいに配列範囲外アクセス時に実行時例外を投げることも可能。
これがVS2005で導入(もっと前からあるのかも)されて、デフォルトONなのだ。
_SECURE_SCL を0でdefineしてOFFにするとパフォーマンス改善。
#★↑注:速度とのトレードオフで安全さを捨てるので注意★
イテレータで回すサンプルコードでは数倍から10倍以上変わったとのこと。
その他にも浮動小数点演算のデフォルトオプションがより正確な方へ変わっていたり、
ちょっとした変更がいろいろとある。
上述のイテレータの件を修正してもまだ遅いので、
他にもなんか変わってるやつがいる模様。
容疑者に心当たりがある方はぜひ教えてください。(^^ゞ
_ tesla [お仕事お疲れさまですー。 嘘屋さん面白かったっすねえ。 後ろで便乗して聞いてたけど、「そう来るか!?」って思いました..]
_ 中野 [ ご来場&トラックバックありがとうございました、嘘屋店主の中野でございます。嘘屋は今後営業の予定は一切ありませんが、..]
_ いが [>teslaさん 面白かったですねー。 書くのが遅くなってしまったのでどこまで再現できるか心配でしたが、 やはりメモ..]