2010-01-01 [長年日記]
_ 2010年の目標
あけましておめでとうございます。
本年もいがいが日記をどうぞご贔屓に!
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最初に去年の目標をふりかえってみます。
(2009年12月31日の日記にもふりかえり在り)
■健康:「休憩をうまくとる」
→努力はしたが、うまくとれたかな?
でも(たぶん)健康で過ごせて、体調不良では今年も1日も休まなかったのは高評価。
ストレス対策は今年も「道は開ける」がバイブルでした。
■英語
読むスピードをあげたい。
→技術webを読む量を増やせてたので少し達成できたかも。
日本語への翻訳や、英語での発信を目標とする。
→うーん、これはできなかったなぁ。
■書くこと
特に成果無しかな。
「書く」というくくりではなくて今年は「発信する」というくくりにしよう。
■高専カンファレンス
みなさんの活躍で大きく飛躍した1年でしたね。
■卓球
レシーブ力の向上もドライブでコースをつけるようにも達成できず。
でもいろいろ身についてはいるので精進したい。
■お笑い:今年はボケに挑戦したいです。
うーん、どうだったんだろ。もっとキレのあるボケをかましたい。(笑)
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以上を踏まえまして2010年の目標を。
■総論
今年は新しい挑戦の年に。
目標がまだ形にならないので、もうちょい具体化したい。
■健康
ひきつづき健康でありたい。
ちょっとした体の異変は体からのメッセージなので、早めに休むようにしたいです。
■英語
英語と日本語を意識せずに情報を吸収していきたい。
直近はヒヤリング力の向上に力をいれたい。
■Ruby
Rubyコミュニティに貢献できる方法を考えていきたい。
あと、海外のRubyイベントに参加したい。これは目標ってより希望。(笑)
■発信する
去年と同じ目標、発信に向けて力を蓄えたい。
■高専カンファレンス
何か新しいアイデアを出して実行したい。
来た人が、その場だけでなく、戻ってからも継続できるような。
今はまだ形にできないのだけど。
■卓球
得意型を作る。サーブからこの流れで点を取れる、という形を作っていきたい。
■英語
直近はヒヤリング力の強化。
引き続き英語webをたくさん読みたい。
2010-01-03 [長年日記]
_ [book] 2009年書籍ふりかえり
昨年読んだ本一覧はこちら。
だいぶ少なかったですね。
意識的に減らそうとしたこともありますし、単純に時間がないことも。
もう少し読んでるのですが、書評を書いてないやつもあります。
去年の目標として「本を読む量を減らしてアウトプットを増やそう」というのが
あったのですが、アウトプット増えたのかな?(^^;)
リストの中で1冊選ぶならば間違いなく「道は開ける」。
悩みとうまくつきあっていくにはどうしたらいいか?
を例をたくさん提示しながら丁寧に話してくれます。
この1冊にどれだけ救われたことか。
「人を動かす」とともにもっと早く読んでおきたかった1冊です。
「アジャイルな見積りと計画づくり(AEP)」「プロダクティブプログラマ」は
レビューで参加させてもらいました。
AEPはプランニングポーカーを社内でやってみたらかなり好評でした。
見積り本を一冊薦めるならこれ、という存在。
プロダクティブプログラマは札幌ジュンク堂まで島田さんと角谷さんのトークセッションを
聞きに行ったりと楽しい思い出が。
本の内容も勉強になったのですが、
読んだ方々の書評に「私はこうしてる」なプロダクティブ成分が多くて、
そこでも勉強させてもらいました。
「チームビルディング」は本もさることながら、
社内での読書会でいろいろと議論できたのが糧になりました。
「リファクタリングウェットウェア」、「ハーバード流交渉術」は
もう1回読み返したいと思ってる。
いずれも私の弱い部分を強化してくれる本でした。
交渉に関する本はもっと読みたい。
「プレゼンテーションZEN」は日本のプレゼンターたちに明らかに影響を与えたすごい本。
「あのパターンをとりこんで自分の形にしてるな」
というプレゼンを多々みかけました。オススメです。
最後に、専門書以外で唯一の「タイムリープ」。ラノベ。
これはおもしろかった!
最初はまったく状況が掴めないのに最後にがががっとピースがはまっていく快感。
総評としては、このリストに載ってる本のほとんどは人からのお薦め。
だからこそ少ない読書量で高確率で当たり本と出会えてる。
みなさん本当にありがとうございます!
2010年も良い本たちと遭遇するのを楽しみにしてます。
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2009-01-14 道は開ける
2009-01-17 アジャイルな見積りと計画づくり〜価値あるソフトウェアを育てる概念と技法〜
2009-01-18 量子暗号
2009-01-28 アジャイルな見積りと計画づくり
2009-04-07 プロダクティブプログラマ - プログラマのための生産性向上術
2009-04-13 ハーバード流交渉術-仕事が100倍うまくいくNoの言い方-
2009-04-21 プロダクティブ・プログラマ
2009-04-28 ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング
2009-05-09 日本語の作文技術
2009-05-10 タイムリープ
2009-05-28 リファクタリング・ウェットウェア
2009-07-23 Ruby逆引き本3冊の役割
2009-10-12 プレゼンテーションzen
2010-01-09 [長年日記]
_ [comic] 2009年コミックふりかえり
あれ?!去年ぜんぜん漫画のこと書いてなかったな・・・反省。
なので、ここに書かれているものはどれもオススメですが、
群青学舎が特に印象深いです。
チャンネルはそのまま!も佐々木倫子さんらしくて好き。
読んでたのが2009年に完結したのは
ツバサクロニクル、陽だまりのピニュ、PLUTO、この世界の片隅に、あたりかな。
ツバサは話が複雑であと10回読んでも理解できなそう。(^^;)
前半ののほほんと旅をしていたあたりが好きでした。
今年はもっとblogに書きたい!
去年と同じくオススメあったら推薦お願いします。
昨年のオススメの中では
「がらくたストリート」「マリー・ブランシュに伝えて」「アカデメイアの冒険者」
を読んでみました。推薦どもでした!
マリー・ブランシュシリーズは時代をいったりきたりして壮大に物語が進みます。オススメ。
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2009-02-08 チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ
2009-03-22 青空エール
2009-05-12 時間の歩き方
2009-12-30 群青学舎
2010-01-23 [長年日記]
_ [news] イギリス政府が大量のデータをWebデベロッパに対し公開–新しい公共アプリケーションの開発を期待
今年はもっと日記を書こうと思いながらも早1月も半ば。
書きたいことはいろいろあるのだけど、
最近ははてなブックマークにコメント書いたり
twitterで発言しちゃうと気が済んじゃうせいで日記はごぶさたに。
この日記、前は自分が読んで面白いと思ったものを紹介する場所だったはずなので、
アンテナにひっかかったものを書くのを今年の目標にします。
アルファブロガーみたいに気の利いたコメントはかけないけど、
技術者以外の方にも面白いと思ってもらえる文を書きたいです。
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ということで最初は英政府のデータ公開のお話。
政府の各種データを公開するので、
それを使って便利なサービスを作っていいよという政策。
まずは「Digital Britain担当大臣」という職務があるのにびっくり。
日本も「eなんとか」ってのは聞くけど、
行政がなんかシステム作って国民は使うだけという印象。
この話題みたいにオープンにして国民にサービスを作ってもらおうってのは
今の時代にマッチしてていいなと。
エンジニアはやりがいを求める人が多いですしね。
「誰かが家の近くの開発計画を申請したらメールで知らせてくれる無料のサービス」
「イギリス中の道路の穴ぼこやそのほかの道路障害を見つけたら、
Office for National Statisticsの位置データを使って報告」
なんていう魅力あるサービスが。
マスコミでは情報格差という言葉をときどき見ますが、
情報技術に強い人がばんばん活動して、
情報技術に疎い人も含めてみんなが恩恵を受ける、
そんな社会になるといいですね。
みんなが同じ技術に強くなる必要はなくて、
それぞれが自分の得意な分野で活躍できるのが理想ですよね。
2010-01-30 [長年日記]
_ [kosenconf] 高専カンファレンスin八戸
本州最北限記録を更新して青森県は八戸高専へ行ってきました。
大宮から新幹線はやてで3時間、近い!
今回は参加者が25人ほどとアットホームな雰囲気。いいね!
初参加の人が半分くらい、現役生が7人くらいと地元から参加してくれて楽しい会になりました。
発表でも「ループ音楽について」、「お金とエネルギー政策をつなぐ」、「面白いゲームを作る方法」と
現役生から多様性にとんだ内容の話が。
驚いたのは、みなとてもプレゼンがうまい。
技巧的な面ではなくて、
「伝えたい」というプレゼンの根本にある目的にたいへん真摯だと感じました。
音楽についてはとっつきにくく1人よがりになりがちな話題を
実際の例を加えて聴衆に体験してもらいながら時に俯瞰し時に詳細に説明。
「お金とエネルギー政策をつなぐ」は反原発活動を実際に行っている
現役学生さんがなぜ反対するのかを経済、
特に地域通貨のマイナス利子の話を引用しての提言。
自分が主張したいことを他の人が分かる言葉で話すには
どうすればいいのかをよく考えているなぁと感心する内容。
「面白いゲームを作る方法」は実際に自分のゲームコンテストの入賞経験から導いた
ノウハウをゲームを作ったことない(と想定される)参加者に
イラストを添えて分かり易く説明。
本編以外でもイラストのかわいさにustream中継を見ていた人たちから大絶賛の声が。
今回は一般発表が他に釧路高専出身のjune29さんと、
秋田高専出身のmitakuさんということで、
北国をホームとするみなさんが八戸でいきいきと話す、そんないい感じの会でした。
実行委員長のMagistolさんに私の発表中に
「なぜ高専カンファレンスをやりたくなったの?」とふってみたら
「東京開催に参加したときに、地方ではこういう面白いものがないと。
じゃあ地元でやってみようと。」
とすごい答えが淀みなく返ってきたため、
その後の自分の意見を言うハードルが高くなりました。(笑)
むちゃぶりだったのにありがとう。
懇親会では八戸高専の先生と今後の開催で使える示唆にとんだ話を
いろいろ聞けて議論できて満喫。
その後、街の喫茶店「みな実」で雪を見ながら温かい珈琲を飲んで、
このお店が温かくてなんだかとてもいい雰囲気で、
八戸の街が好きになりました。
mitaku さんと magistol さんに
「現役学生で高い交通費払って東京の高専カンファレンスに参加してよかった?」
と聞いたら
「元はとれましたよ!」
と言ってくれて、開催する意義はあったんだなとうれしくなりました。
私も優秀な若いエンジニアのみなさんと仲間になれてとても楽しいです。 :)
Before...
_ いが [>さとうようぞうさん こちらこそお世話になりました! そうか、ようぞうさんにお会いしたのは去年なんですね。 もう長い..]
_ れ〜さ〜かず [笑いに対する目標がないのはまずいな…。 もっと笑いに対する貪欲さを持ってくれたまえ!]
_ いが [>れ〜さ〜かず 笑いの目標、去年は立てたんだけど、 芳しくなかったので外しちゃったよ。 いままでは発想に着目してたけ..]