2012-02-11 [長年日記]
_ RTMからWunderlistへ乗り換えた
ながらくRememberTheMilkとiPhoneアプリMilponをつかってタスク管理をしてきたが、
Milponもメンテナンス終了していて落ちる問題に遭遇しやすくなり、
かといって有料プランにするにはRTMは見た目が華やかでないので、
別のサービスであるWunderlistに乗り換えた。
Wunderlistは無料のタスク管理サービスで、
Web以外にもiPhoneやAndroid, Mac, Windowsのアプリも提供している。
見た目もかっこいいので使ってみることにした。
まず、Mac版で日本語入力時の変換確定時にEnter押すとタスクを作ってしまう問題は
設定の「タスク/リスト作成ホットキー」をcmd+Enterに変更できると教えてもらった。
あと、WebでFacebookでアカウントをつくったら、
パスワードが発行されないのでiPhoneからログインできない問題が。
詰んだかと思ったが、パスワード再発行機能がありそちらで回避。
OAuthと自前アカウントの共存は難しいね。
RTMとの違いは優先度がないこと、タグがないこと。
タグはそれほど使ってなかったこともあってグループ分けだけで済んでいる。
優先度は結構つかっていたけど、★あり・なしの2段階だけで足りている。
タスクの並び順を自分で変えられるので、これと★で十分そうだ。
また、繰り返しタスク機能もないのだが、終わったら〆切日を次回へ伸ばすことで対応している。
ということで私にとってはこれで十分なようで、特に不都合なく移行できた。
見た目がきれいなのがとてもいい。
欲しい機能は、RTMにもあった入力時の〆切と優先度指定。
^今日 とか付けて今日のタスクを作れたらとても便利だ。
2012-02-15 [長年日記]
_ macでRVMのRuby1.9.3p0で Rails3.2.1 にて rails new したら bundle install でエラー
表題の環境で rails new したらbundle install のところで以下のようなエラーが。$ rails new myapp ... run bundle install /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/ruby/1.9.1/net/http.rb:799: [BUG] Segmentation fault ruby 1.9.3p0 (2011-10-30 revision 33570) [x86_64-darwin10.8.0]どうもRVMでRubyをビルド(rvm install ruby-1.9.3)するときに、MacPortsのopensslのlibを先に読み込んでいると起きるらしい。 調べるには
$ otool -L /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/ruby/1.9.1/x86_64-darwin10.8.0/openssl.bundle /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/ruby/1.9.1/x86_64-darwin10.8.0/openssl.bundle: /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/libruby.1.9.1.dylib (compatibility version 1.9.1, current version 1.9.1) /opt/local/lib/libssl.1.0.0.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 1.0.0) /opt/local/lib/libcrypto.1.0.0.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 1.0.0) /opt/local/lib/libz.1.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 1.2.5) /usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 125.2.11) /usr/lib/libobjc.A.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 227.0.0)ああ、/opt/local/lib/libssl.1.0.0.dylibとか読んでますね。ダメなパターンのようです。 PATHから/opt/local/bin と /opt/local/sbin を外します。 RVMのrubyをコンパイルし直すのですが、ただ rvm uninstall して rvm install するだけではダメでした。
$ rvm remove ruby-1.9.3-p0すればソースも消してくれるそうですが、当時removeを知らなかった私は以下で対応。
$ rvm cleanup sourcesで過去にビルドしたソースを削除(注:~/.rvm/src/ 以下を全て削除します。)してから rvm install しました。
$ otool -L /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/ruby/1.9.1/x86_64-darwin10.8.0/openssl.bundle /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/ruby/1.9.1/x86_64-darwin10.8.0/openssl.bundle: /Users/igaiga/.rvm/rubies/ruby-1.9.3-p0/lib/libruby.1.9.1.dylib (compatibility version 1.9.1, current version 1.9.1) /usr/lib/libssl.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 0.9.8) /usr/lib/libcrypto.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 0.9.8) /usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 125.2.11) /usr/lib/libobjc.A.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 227.0.0)うん、直ったみたいですね。 その後、Rails3.2.1を入れて rails new したら bundle install もうまくいきました。 めでたしめでたし。 以下のページの報告に助けられました。 http://www.ruby-forum.com/topic/2977866
2012-02-16 [長年日記]
_ デブサミ2012 卓人の部屋へお手伝いにいってきた
デブサミいってきました。レポートではなくて日記です。
いわきりさんにでり坊で
「和田さんとこ手伝って」
とお誘いいただいたのをきっかけに、
今年はt-wadaさんの著名人自分語りLT風セッションをお手伝いするデブサミになりました。
お二方がいろいろ手配してくれて、スピーカー控室にいれてもらった。
高橋会長が資料を作ってるところでお話したり、
角谷さんが翌日の発表に苦悩してるところでお話したり、
なるほどこれが噂のスピーカー控え室かと堪能。
和田さんと打ち合わせ。
和田さんの中で既にだいたい構想ができてたので、
共有しておおまかな段取りと流れだけ確認した。
「デブサミで一番面白いのは自分語りだから」と和田さん。
しかも、すごい豪華メンバーだからこれは楽しい。
パネルセッションではなくてLT形式にしたのはナイス判断だと思った。
そしていわきりさんは
「16-A-7は女子大生、16-B-7は人妻 ドラ娘事情」と
tweetしてナイスあおりである。
お祭りっぽくていい感じだ。
しかし裏番組との戦いは戦いである。飛び道具でもドラ娘でもなんでも使う。
裏番組のust担当川口さんを女子大生で懐柔しようとしたが残念ながら失敗に終わった。
会場入りするとあわただしくタイマーセッティング。
雅叙園のスタッフの方に流れをお話して段取りを相談。
(ふりかえり:これ、私も和田さんもスタッフの人と話してたんじゃないだろうか。
どっちか1人が話すように決めておいた方が齟齬がなくて良かったかも。
あと、想像以上に準備時間短かったので心の準備をしておくといい。)
タイマーいじってるとスピーカーの方が交替時に接続でトラブルがあったりしてもヘルプにいけない。
しかしそこは信頼と実績の雅叙園スタッフのみなさんがいて盤石だった。
最後のQAのところも椅子を出してくれるだけじゃなくて、
マイクとマイクを置くテーブルも完璧な配置。
いわきりさんもスピーカーさんを壇上に誘導してくれたりしてた。
タイマー係、LT中はただタイマー画面眺めたり、ドラ娘を眺めたりしてるだけかと思われがちだが、
実はそのほかにもいろいろ考えてる。
「あー、Q&Aはじまったら客席用にマイク用意したいなー」とか。
ところが雅叙園スタッフのみなさんはみんなスクリーンの反対側にいて伝えられない。
どうしようと思ってたらちょうど和田さんがきたのでぷち作戦会議。
お互いの作戦を確認して持ち場に戻る。ばっちり。
和田さんは司会も進行もスムースで、私がやることは何もなかったなぁ。
ちゃんとtwitterでも質問促したりフォローしているのがさすが。
あと、本の宣伝も何回もさせてもらったし。
(あとで聞いたら無茶振りで来た宣伝の時間は和田さんが間が持たずにテンパったからだそうだ。w)
「スタートアップRuby」本の書影を映したり、こんなときにサブスクリーンを支配しているタイマー係は便利である。
ちなみに書影は3時間ほど前にできたものです。原稿はまだできてません。すいません。
そんなこんなで無事終了。
登壇者のお話の内容はとぎゃったーや他の方のブログをご参照。
ドラ娘さんにチョコをもらったのに、何もお礼のお返しができない和田さんと私。
(ふりかえり:ドラ娘さんへのお礼はあらかじめ用意しておくこと)
twitterでつぶやいたらドラを貸してくれたりいろいろ活動してくれた @kwappaさんありがとう。
段取り悪くて迷惑かけちゃってすいませんすいません。><
ドラ娘募集に応募してくれた @iwakiriyui さんありがとう。次はぜひドラ叩かれる側で。:)
和田さんとは一緒に働いたことはあるけど、イベントで協働したのは初めて。
とても楽しかったのでまた何かやれるといいな。
いわきりさんに何で私に声かけたのか聞いたら
「和田さんと阿吽の呼吸で動ける人で、タイマーで、、、っていったらいがいがさんだなーと」
と言われて、なるほどおいしいポジションにいてラッキーだと思いました。
長くなったのでデブサミ日記はまた次回。
2012-02-17 [長年日記]
_ 10周年記念デブサミ2012
今年はRubyの会ブースで展示デビューしたり、
福井からきてた福井高専の @_a__san にRubyの会ブースで展示されている
hsbtさんとmrknさんを見せにいったり、
あまぴょんさんにオブラブカレンダーをもらったり、
前の日記に書いた卓人の部屋のお手伝いをしたりしました。
10周年ということで、過去に参加したデブサミをふりかえってみます。
日記によると、デブサミに初めて参加したのは2006年。
東京にきた時だ。
最初の3年くらいはセッションを楽しく聞いてた。
印象に残ってるのはジョエルさんのプレゼンの話、
まつもとさんの言語オタクトーク、
咳さんの開発スタイルの話とか。
年を追うと少しずつ楽しみ方が変わってくる。
懐かしい顔のエンジニアに会えるのが楽しみになってきた。
いろんな分野の人が参加する会だから、普段あまり会わない人と会える年に一度の機会である。
転職してRubyを仕事にするようになった頃は、
日本Rubyの会ブースで展示されているRubyistの方々と話をするのが楽しみになる。
それに加えて発表する人たちが苦悩しながらも光を見いだしている現場に居合わせて話をして、
それの答えあわせでセッションにいくという楽しみ方ができてきた。w
発表するみなさんは本当に大変そうだが、
制作の裏話をききつつ、本番を見て、ああ、あれがこうなったのかー、と思ったり
発表には出てこない部分で話を聞けたりするのはとても面白いし勉強になる。
雅叙園の外へ出て珈琲を買って、それを片手に開場を歩き、
デブサミに来たいろんな人たちと少しずついろんな話をするのが今の私のデブサミだ。
それは刺激になるし糧になる。
いわきりさんはそういう場所としてデブサミを設計しているのかもしれない。
デベロッパーズ「サミット」と名付けているのだから。
いわきりさん、10年間素敵な場所を作ってくれてありがとうございます。
来年もまたあるといいといいな。:)
(あと、仕事を抱えたりしてて昼間にカフェで作業するのもデブサミならでは楽しみの1つだ。w)