2004-05-30
_ HERE COMES THE SUN
日曜日はラジオを聴いて過ごすことが多いです。
ずっとFM-AIR'Gですね。
ハートオブサンデーでビートルズの"HERE COMES THE SUN"がかかってました。
ビートルズの曲の中で一番好きです。
"igaiga's best 洋楽"とかいうアルバムを作ったら必ず入れます。(^^)
#昔はMDに好きな曲入れてお気に入りの1枚を作ったりしてましたが、
#最近はしてないなぁ。。。
うちの前の小学校では運動会をやってます。
さっきパンを買いに行ったら花のにおいがゆらめいてました。
_ contessa
高級椅子。10万円以上します。
でもほすぃ!
最近、腰痛で困ってるのでいい椅子がほしーなー、と。
将来独立したら仕事場の椅子はこだわりたい。
#いや、独立の予定はありませんが。(^^;)
長く使えるものだし、これは買いか、、、買ってしまうかも。。。
あと、ハンズで似たような椅子が8万円くらいで売ってました。
座り心地よかったなぁ。。。
_ 電車男 〜2chの爆心で愛を叫ぶ〜
1対のティーカップが巻き起こした
純朴な青年と心優しき女性とそれを見守る2ch.er'sのラブストーリー。
人生の機転っていうのは、実はたくさんあるのかもしれない。
努力を積み重ねていけば、奇跡は起こるのかもしれない。
見ず知らずの人たちが、この物語を通して心を響かせあえるのかもしれない。
この心の琴線を握りしめられる感情を人生に幾度味わうことができるのだろう。
既にあちこちで紹介されてますが、
たぶん、私の日記を読みに来る人は客層が違うと思うので紹介。
すごく長いので時間があるときに読んでください!!
2時間はかかるはずです。
この話を読んでインターネットって素晴らしいと思い、
新しいコミュニケーションが作られている樣を目の当たりにしました。
この衝撃は先行者、スキージャンプ・ペア以来です。(笑)
記帳所BBSはすごい勢いで書き込まれています。
読み終わったら豪華版FLASHをエンディングロールがわりに鑑賞するのはいかがでしょうか。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/flash980.swf
2005-05-30
_ [2005europe] 湖水地方
Edinburghから電車で2時間、Carlisleに到着。
Hertzでレンタカーを借りる。
お、マーチだ。#こちらでの名前はmicra。
街中を迷いながら抜けて、田舎道へ。
空は深く青く、雲はぷかりぷかりと浮かぶ。
絶好のドライブ日和に恵まれた。
1時間ほどでKeswickに到着。
広場では大道芸をやってるお兄さんが。
「みなさん投げ銭よろしく!でも投げないでね!
小さい子も多いので当たったら怪我するから絶対ダメ!
そして投げると弾んでどっかいっちゃうから絶対ダメ!
おいらのお金だよ!!」
「これで生計立ててるからよろしく頼むよ!」
「お金が無い?大丈夫!ほら、目の前に銀行があるさ!」
などと話術が巧み。ジェスチャーもおもしろい。
鎖抜けを見事に成功させて広場は大歓声。
イギリスの人はいつもノリがすごくいい。
_ [2005europe] surprised view
さて、湖水地方でどうしても行ってみたかったのが"suprised view"。
web(下にURL)でこれをみたとき、
これはぜひレンタカーを借りて行ってみようと思った。
ガイドブックには書いていないのでwebの記述が頼り。
KeswickからB5289に入るのだが、B5289がみつかるかどうかが心配だった。
街中心にあるスーパーのそばに地図があったので探してみると記述を発見!
スーパーから公営の駐車場がある方向へ伸びる道がB5289だ。
あとはwebに書いてある通りだった。(webMasterさんには心より感謝。)
5-10分ほど走ると左方向に斜めに登って行く道(写真参照)、開いているゲートがある。
#その前にも左方向に上れそうな道が1つあったけど、
#それは進入禁止のマークがあり、一方通行でこちらからは登れない。
#それではない。
道を譲り合って細い道を5分ほど登り、
細い細い石橋を超えると10台ほどとめられる駐車場。
車から降りてなんとなく登れそうな方向(写真参照)へ登るとすぐ眼下に広がる湖。
これはホントに驚いた。素晴らしい景色だ。生涯で見た景色の中で5本の指に入る。
光を映してゆらめく湖、低い山の向こうに広がる青空と雲、草原と小さく見える羊。
_ [2005europe] レンタカー
湖水地方でのレンタカーに関して詳細を。
昔はWindermereのあたりにもHertzがあったらしいのだが、現在は無い。
そこで湖水地方でレンタカーを使いたければCarlisleのHertzをオススメします。
Windermereまでモーターウェイを使えば1-2時間です。
インターネット(日本語)から予約もできますし、日本語で問い合わせの電話もできます。
値段は一番安い車種(私はmicraでした。)で72時間で約60ポンドでした。
#48時間で予約したらこれよりも高かったです。72時間を超えると時間単価が下がる模様。
契約書にはプラス80ポンドの値段が書いてあります。
これは「燃料満タンじゃなかったり、傷がついてたりしたら請求しない金額」だそうです。
借りる際は追加で保険に入るか、免責特約を結ぶかを聞かれます。
#私はどちらも契約しませんでした。
また、地図を欲しいと伝えたところWindermereまでの道を説明してくれました。
感じのいいお兄さんでした。
さて、車はマニュアル車です。#マーチでMT車なんて日本ではないんだろうな。
レンタカーはマニュアル車が多いらしいです。
日本車で、日本と同じ右ハンドル、左側通行なので慣れやすい環境。
ただ、ウィンカーが左手側についている。
慣れるまでワイパーが動きます。(笑)
あと、左手にあると右左がどっちだったかも分からなくなるね。
さて、イギリス道の特徴はラウンドアバウト。
慣れるまでは要注意です。
できれば実際に運転する前にバスなどに乗ってイメージトレーニングしておくといいです。
基本は右からくる車が優先。
ラウンドアバウトに差し掛かったら一時停止。
#でも、安全を確認できれば完全に止まらなくてもいいみたい。
ここで左折したければ左にウィンカー、右折したければ右にウィンカー、
直進ならなにもせず。右のときがちょっと違和感あるね。
#でも、イギリスの人あんまりウィンカー出さないから適当でいいのかも。
合流してウィンカーをひっこめて、出たいところで左にウィンカー出して出て行く。
出れなかったらもう1周しましょう。
2車線以上あるときの右折は結構難しいです。
#右折するときは、最初に内側の車線を走った方がいいらしいのだけど、
#ラウンドアバウト内で車線変更して外側にいくのが結構難しい。
#新しい車が入ってくるので要注意。
次に制限速度。
イギリスはM(モーターウェイ=日本でいえば高速道路。でも無料。)、
A(日本でいえば国道)、B(日本でいえば県道)の3種類の道が。
Mでは70マイル/時、Aは60、Bは30です。
つまり、一般的な国道で96km/hも出せるわけです。
しかもみんな制限速度以上に飛ばします。
Aの道でも湖水地方では細くて両側に石壁なんて道が多いです。
そこを100キロですっ飛ばしていくわけです。
気分はF1モナコグランプリ。(笑)
あぶないので旅行者は道を譲りながらおとなしくゆっくり走りましょう。
ちなみにAとかBのあとに数字がついて道の名前になりますが、
桁が増えるほど細い道です。
Bxxxxになるとすれ違うのもやっとのかなり細い道になります。
走った感想は、標識が分かりづらい、です。
日本ほど数も多くないのと、
矢印が出てるけどこれは右なの直進なの?と微妙なものも多かったです。#慣れだと思うけど。
あと、マイル表示なのでどれくらいスピードが出てるのか分からないのと、
ギアチェンジに戸惑いました。
上げてくときはエンジン音でいいんだけど、下げるときがね。
また、日本車は全体の1割くらい。
TOYOTA、日産、HONDAが多いかな。インプレッサもいました。
2006-05-30
_ マーチンファウラー講演会
参加してきました。
内容はwebに載ってた内容だったので目新しさはなかったのですが、
生で聞くとどこを重要と思って話してるのかが分かっていいですね。
本にサインももらっちゃいました!(^^)
以下、メモより。
日本語同時通訳が入ると展開が遅いなぁ、と不満だったのですが、
意味がつかめない文も多かったのでなかったら大変でした。(^^;)
■マーチンファウラー講演
学会で発表されるような新しいことよりも、
私は歴史に興味がある。
よくできた過去の技術から学ばなければならない。
---
プロジェクトのベテランは、
経験の浅いエンジニアに技術を伝え、支えなければならない。
パターンはその役に立つ。
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経験上、一番重要なのはパターンに名前をつけることだ。
すべてを理解しなくても、パターンの想像がつくもの。
既に他で使われている言葉、多数の意味をもつ言葉は避けるべきだ。
パターンを記述する際に大事なのは境界をはっきりさせること。
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イベントベースのアプリケーション(イベントコラボレーション
)
データを欲しいとき、データを取りに行くにのではなく、
送られてくるイベントに耳を傾け、必要であれば保存する。
多数のマシンからデータに集中的にアクセスされることはない。
■オフショア開発の現状と今後 トランスコスモス社
単価が下がるのは当たり前。
品質も日本以上にならなければ意味がない。
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上流工程をどこまでオフショアに出せるか。
ただコーディングするだけではテストの意味も分からない。
日本で設計要員を多く抱えるリスクも減らせる。
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中国のエンジニアは
イレギュラーケースを細かく考えることはやりたがらないらしい。
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通訳を介してプロジェクトを進めると、失敗するだろう。
多少下手でも日本語で話した方が速い。
■アジャイルとオフショア(マーチンファウラー)
従来型のオフショアは最初の段階で要求を固めてしまう。
アジャイルでは、要求をコントロール下に置き、
変えることができるようにする。
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アジャイルではプロセスよりも人を重視する。
ただ1つ、プロジェクトの成否を決めるものがある。
それはプロセスではない、人なのだ。
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ポイントは有能な人をどうやって集めるか。
人をどうやって力を発揮させるか。
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オフショア開発で最も重要なものの筆頭は、
継続的なインテグレーションだ。
CruiseControlのような継続的なインテグレーションツールを使う。
全世界の拠点のうちで、1つの拠点をソースのホストとする。
他の拠点ではそのホストにあるリポジトリにチェックインする。
ホストのそばにCruiseControlをセットする。
ソース管理ツールにはSubversionを使用している。
インドのエンジニアは朝、CruiseControlのページを開き、
アメリカのエンジニアがどこを変更したかを把握する。
これはなかなかうまくいっている。
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コミュニケーションに2つの手法を使っている。
最初の段階で実際に会ってコミュニケーションをはかるのが大事だ。
旅費も時間もかかるが、これは必要だと結論づけた。
プロジェクトの最初でほぼ全員メンバーが2週間程度同じ場所に集まる。
例えば要件の洗い出しをしあたり、アーキテクチャを考えたり。
お互いに協力する方法を手探りでさぐる。
文化や言葉の障害もあるだろう。
ここで大切なのは、一緒に働くことで個人同士のつながりを作ることだ。
絆をつくるために、一緒に食事をしたり観光をすることも大事だ。
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次の段階は、インドの人がアメリカに、アメリカの人がインドへ常駐する。
この人は、それぞれのチームを代表する意見を出せる人でなければならない。
滞在期間は数カ月(6カ月)だが、これ以上滞在するのは好ましくない。
もともと所属していた側とのコミュニケーションが弱くなってしまうからだ。
長期的に仕事を行う場合に特にこの手法は有効だ。
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1つの問題は文化的な問題だ。
アメリカでは、上司の命令がばかげていたら指摘するのが普通だ。
ところがインドでは、上司の命令に指摘すること事態が失礼なのだ。
アメリカ式の方法をインド側に提案したところ、
ありがたいことに彼らは受け入れてくれた。
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10分程度のスタンドアップミーティングをリモートでやってみた。
アメリカとインドの業務時間は重ならないので、
毎日行うことは不可能だ。
そこで、各拠点では毎日全員でミーティングをやり、
数人が拠点間でミーティングを行う。
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最も重要な結論は、
オフショアでアジャイル開発は可能であるということだ。
もちろん、単一拠点でのオフショアよりも難しい。
拠点をわけることは、効率が当然落ちる。
コストと効率のトレードオフである。
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追記:ファウラー氏のサイン写真を追加。
_ たく [「HERE COMES THE SUN」は僕もBeatlesの曲の中では大好き、っつーか僕はジョージ・ハリスンが好き..]
_ いが [たくさんおひさしぶりです。私はあまりBeatlesは聞いてなかったのですが、「HERE COMES THE SUN」..]