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いがいが日記


2022-09-14 [長年日記]

_ RubyKaigi 2022

3年ぶりの現地開催になったRubyKaigiが三重県津市で9/8-10に開催。ひさびさにいろんな人と話せて本当にたのしい時間でした。スタッフのみなさん、参加者のみなさんありがとうございました。

今回気づいたオンライン開催とのdiff。

  • 講演内容を参加者同士で議論したり質問したりできる
  • 割り込みがどんどん入ってきて会話の幅が広がっていく
  • 他の人が他の人へ質問しているところを聞ける
  • ちょっとしたことも話せる
  • ごはんがとてもおいしい

特にまわりの人に質問できるのがめちゃめちゃ勉強になる。あと、ひさびさの開催で体力を心配したけど温存しつつなんとかなってよかったです。SMSさんのシャトルバスには大変お世話になりました。雨の日は特にありがたかったです。下手になっていたのは会期中のメモをブログを意識して書くのを忘れていたこと。次回はちゃんといろいろメモを残そう。個々の交流エピソードはどこまで書いていいのかわからないのでここには書けないのですが、とてもとてもたのしい時間でした。

技術ネタは笹田さんのMaNy、Ruby内にOSスレッドよりも多い数のスレッドをつくっていく仕組みがびっくりでした。これが動きだしたらサーバ資源の節約が大きく進みそう。kateiさんのWASMは初学者の大きな壁の環境構築に一手打てる本当にすごく便利な道具。うづらさんのRbBCCはdtrace相当のことがLinuxでできるとのことで活用場所が多そう。ima1zumiさんの高速化の話は各種ツールが測定した結果の読み方が長らくわかってなかったのですが、この発表でようやくわかって勉強になった。ruby/debugの話をされたOnoさん、Stanさんは1年前から比べていろいろ実装されていてとても便利になっていると感じました。しおいさんは講演中にネットワークトラブルが起きて進行できない時間がありましたが、客席との対話が聞きたい内容だったので長く聞けてお得感がありました。

3年前との大きなdiffの1つがフィヨルドブートキャンプの卒業生がたくさん増えたこと。話しかけてくれた方もいらっしゃって嬉しかったです。私からは顔もわからず話しかけられなかったので、ランチ会をやってみることにしました。どうやってアナウンスするか、30分くらい迷って、うまくいかなそうだからやめようとも思ったのですが、twitterで呼びかけたところたくさんの方が来てくれてとても嬉しかったです。1人1人とゆっくり話せなかったのでまた別の機会で話したいです。

「RubyコミュニティへやってきてRailsでたのしく仕事をする新しい人たちを増やす」がここ何年かの私の目標なのですが、気づけばフィヨルドブートキャンプがそれをいつの間にか実現させる場所をつくっていて駒形さん町田さんはすごいなと感じたのが、私がお手伝いをはじめた2020年8月頃のこと。生徒さんもメンターさんも増えて、今回はじめてみなさんと同じ場所でお会いして、フィヨルドブートキャンプの勢力拡大を実感しました。フィヨルドブートキャンプ勢力、今後もメンバー同士の相互作用で複利で勢いを増していくはずなので、どうなっていくのかとても楽しみです。

津の食べ物は松坂牛や伊勢エビのイメージだったけど、うなぎをたくさん食べる土地柄のようで、ホテルの朝ご飯でも食べられて満喫でした。最終日翌日は念願の「igaiga in 伊賀」を満喫しました。景色もきれいだし、忍者のこともたくさん知れたし、帰り道に入ったレストランがとても良かったし、予想を上回る良い時間を過ごせました。


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