2013-04-18 [長年日記]
_ 2013年度夏学期Ruby講義開始
もう1年先生業をやらせていただくことになり、最初の講義がありました。今回の講義では27人のマシンにRubyをいれました。ほぼ全てのマシンでインストールが完了。特記事項をメモしておきます。RubyはRailsInstallerで入れました。(RailsInstallerは、特にWinでいくつかの環境を試したところ、native extension gemのビルド成功カバー率が一番高かった。)Rubyのバージョンは1.9.3。エディタはSublimeText2。
- MacOSX 10.4, 10.5で対応する RailsInstaller がない。
→これは無理っぽい・・・。もしもXCodeが入れられればなんとかなるかもだが期待薄。デフォルトのRuby(1.8系)を使うのが良さそう。エディタもSublimeTextが使えないので、CotEditorの古いもの(v.1.2.0)でインストールに成功した。
- MacOSX MountainLion で RailsInstaller のインストール中に /opt/rik への書き込みに失敗した旨のエラーで終了する。
→OS再起動してリトライでうまくいった。なんでだろう。(しかも2環境で同じ現象起きて、同じ対応で直った。)
- ネットワーク帯域不足の緩和
→去年から比べて学内無線LANを使えるようになり帯域広がった。それでも特にMacのRailsInstallerは大きいのでDLはUSBメモリでカバー。
- USB メモリはWindowsで exFAT でフォーマット
→去年の経験を活かせてノートラブル。(`・ω・´) b (MacでexFATでフォーマットするとWinで読み込めない)
- USBメモリの exFATに未対応のマシンがある
→ 読めないマシン(MacOSX10.4,10.5やWinXP SP2以下)はFAT32でフォーマットしたUSBメモリを使う
- 27人に対してUSBメモリ4本だとやや少ない。
→2本追加購入。
Windowsがほぼノートラブルだったのがすごい。Macも昔のOSと上記の謎エラー以外はすんなり入りました。RailsInstaller素晴らしいです。90分の講義で27人の環境にちゃんとインストールできるとはちょっと驚きました。TAの濱崎さん(@hmsk)が大活躍してくれてホントに助かりました。:)
資料は以下。また、資料置き場にRubyとRailsを入れた UbuntuのVM Image も置いてあります。