2013-04-28 [長年日記]
_ SONY NEXでカンファレンス登壇者をかっこよく撮る
去年買ったSONY NEX-5N、暗いところでとてもきれいに撮れるのが楽しいです。特に以前から撮りたい!と思っていたカンファレンス登壇者の写真をばんばん撮ってます。
RubyConf2012でのmatzさん基調講演の写真。前から5列目くらいのプロジェクター置き場後方から撮ってます。レンズは望遠55-210mm F4.5-6.3 OSS(35mm換算:82.5-315mm, 型番:SEL55210)を使ってます。この写真は1/125, f6.3, ISO 3200 なので望遠側目一杯ですね。このレンズは3万円くらいで、f値は見ての通り大きく、明るいレンズではないです。それでも写真は明るく撮れるのが素晴らしい。理由はちゃんとは分からないですが、NEX本体のAPS-Cサイズの大きな撮像素子と、SONYの配線技術(SONYは裏面配線という明るさに有利な技術を持ってますが、この機種で使われているかは不明。)と高ISO感度におけるノイズ低減技術がいい仕事をしているのでしょう。
私の好きな写真をいくつか。
↑大和田Ruby会議のjune29さん。じゅーんさんはアクションが大きいので撮り甲斐があります。
↑東京(千葉)Ruby会議10のakiinyoさん。表情が豊かで素敵な笑顔です。
↑万葉のイケメン担当蓮尾さん。同じく東京(千葉)Ruby会議10。自作のフリスク型脈拍計でドヤ顔1シーン。
カンファレンスに登壇している人は皆、いい表情をしているのでかっこいい写真が撮れます。しかも、かっこいい写真が撮れると本人から「次回の発表スライドに使いたい」と言ってもらえます。撮影者の醍醐味です。また、角谷さんに「その暗いところでも撮れる謎技術をブログで紹介するといいよ」と言われたのに気をよくして、このエントリーをアサマシ狙いで書いているという訳です。(^^ゞ
で、どのように撮るか、ですが、こんな具合です。
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発表者前の最前列に座る 一番前だと前の人の頭が邪魔にならなくて楽なんです。マイクが邪魔になる場合もありますが、話者は大抵左右に動くので、マイクから外れる位置で撮れば大丈夫。
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構える 私は、背面ディスプレイを上から覗き込める角度にして、カメラ本体はひざの上に置いてます。態勢が楽なので発表聞きながら気楽に構えてます。
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連射で撮る 私は撮影技術があるわけではないので、数打てばあたる作戦です。
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全体はiPhoneで撮る 望遠レンズでステージ全体は撮れないので、面白いスライドが出たりして話者とスクリーンと両方撮りたいときはiPhoneで撮ってます。
そんな感じで、別段特別なこともしていなくて、ふつうに撮ってます。撮る時期は、発表の最初の自己紹介をしているところと、発表の途中で1枚にかける時間が長くなったところであわせて2回か3回くらい。笑顔の写真もいいですが、真剣に話している写真はカンファレンスならではなので真剣な表情を狙って撮ってます。
ということで、NEX+ズームレンズSEL55210はお値段お手頃、重量も軽くてお手軽なカンファレンス登壇者撮影向きの武器ですので、写真班をしたり取材したりする方にお勧めなのです。あと、普段使いのときはパンキーキレンズが軽くて小さくていいです。普通のレンズよりも広角なので、料理の写真用にマルミ 49ミリ MCクローズアップ+4を使ってます。これを付けるといい画角になりますし、レンズ1本よりも全然軽いのでお手軽です。クローズアップレンズはこの日の日記に書いてます。
現在はNEX-5Nの後継である5Rが出ています。オートフォーカスが速くなったとのことで羨ましい。(5Nは確かに望遠側でフォーカスがうまくあわないときがたまにある。)また、WiFi機能やアプリ機能もついたそうです。面白そう。ほかにも上位・下位機種で NEX-C3,NEX-6,NEX-7とラインナップされているので、お好みで好きなものを選んでみてはいかがでしょうか。
B009Z3PCTW
B005VM2GLI
では最後もお気に入り写真集で。
↑壇上でRubyFriendsしている角谷さんと井上真さん。大江戸Ruby会議03。
↑大江戸Ruby会議03のやまねさん。素敵笑顔。
↑東京Ruby会議10 3日目の ryopekoさん。薬指の指輪がキラリッ☆。
↑大江戸Ruby会議03のランディさん。前半の漫談?を終えて真剣に説明中。
↑大江戸Ruby会議03で客席とやりとりする笹田さん。笹田さんもアクション大きいので撮ってて楽しいです。
↑Toryist写真という新ジャンル?を確立した万葉同僚の鳥井さん。大江戸Ruby会議03。
もっと紹介したいのですが、それはまた次の機会に・・・。