2010-11-23 [長年日記]
_ RubyConf2010へ行ってきた
アメリカはニューオリンズで開催されたRubyConfへ行ってきました。
海外カンファレンスは初めて。
結論は、みんな一度は行ってみるべき。
行ってみないと気づかないことがたくさんあった。
アメリカではRubyに関する仕事が多いようで、リクルート活動が活発であること。
(RubyConfのスポンサーを見てもリクルート活動したい会社がたくさんあることがわかる。)
会期中にホテルの廊下にべたっと座ってみんなコーディングしていること。
早朝のマラソンに100人も集まること。
普段話せない日本人参加者さんとたくさん話せてそれがとても楽しいこと。
まつもとさんと一緒にご飯食べて、日本語でRubyの質問ができるのは日本人ならではの特権。
そして顔も知らなかったこんなにたくさんのRubyistの仲間がいるってこと。
まつもとさんの基調講演でスタンディングオベーションが起こり、
みんながいかにまつもとさんを尊敬して愛しているかが伝わってきたこと。
私もそれがなんだかとてもうれしかったこと。
(matz基調講演と入国審査については万葉の開発者ブログに書きました。)
ということでみんな行ってみるべきだ。特に若い人ほど検討してほしい。
誰も教えてくれないキャリアプランを形成できる可能性がある。
英語力は必要。
だけど英語力がないから行かない、という論理だといつまでも行けない。
完璧を求めたらいつまでもコードが書けないのと似ているかもしれない。
自分の英語力を測り、高めるために行くべき。
私はスライドのある技術の発表はある程度理解できたが、
スライドがなかったり、技術以外の発表はまったく分からなかった。
あふれるほどの刺激を受けた初めてのRubyConfはとても楽しかった。
いつかこの想いをまとめて話せればいいと思う。
最後に、出張ということで全費用を負担してくれた弊社万葉と、
送り出してくれた職場のみなさんに感謝します。