2014-08-22 [長年日記]
_ 温泉津温泉
流しのプログラマ業で島根のRuby合宿のTAをした後、温泉津(ゆのつ)温泉に来た。松江から山陰本線の快速で1時間半(本数は少ない)。駅からワゴン車の町営バスで5分くらい。静かな山間の温泉の街。港なので海も近いが見えないこともあってあまり海の印象はない。携帯は3Gが入った。
温泉津には2つの温泉、元湯と薬師湯がある。薬師湯は新しくて明治初期の地震で湧きだしたそうだ。元湯は当主の方が19代目という歴史ある温泉。泉質はどちらも似ていて、金属分を含んだなめらかな濁り湯。とても良いお湯だった。元湯は洗い場もなく、みんな湯の外に座って体を洗ったり休んだり。元湯も薬師湯も良かったので両方入るのがお勧め。私は肌が弱くて手荒れがひどいのだけど、温泉津にいたときはきれいにおさまっていた。
旅館は吉田屋さんへ。ネットから予約できるので楽。ご飯は野菜や魚のおいしい料理。とてもおいしかった。建物は大正時代に建てられた日本家屋できれいで立派。夜は静かで涼しくて良い時間だった。
温泉津は古くからの建物に少しずつ新しい建物に建て替えられていったそうだ。(地元でまとめた歴史書を読んだら面白かった)大正時代の洋風建築もあり、当時はさぞかしハイカラな扱いを受けたのだろう。
街や温泉で会う人達がみんな挨拶をしてくれる。外から来ているのを受け入れてもらえるようで居心地良かった。ぜひまた行きたい。