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いがいが日記


2014-08-23 [長年日記]

_ オーベルジュ雲南

湯村温泉にある宿付きのレストラン、オーベルジュ雲南。前日の温泉津から山陰本線で宍道へ、そこから木次線で30分ほどで木次駅へ、さらにバスで20分ほどで湯村温泉へ。それぞれ乗り換え待ちが1時間くらいあるのんびりした旅。バスの運転手さんは優しい人で、(客が私しかいなかったので)いろいろと地元のことを教えてくれたり、バス停で降りたあとの道案内してくれたり。ただ半分くらいは言葉が分からなかったのが残念。ちなみに携帯は3Gが入った。

オーベルジュ雲南の料理はイタリアンで、とてもおいしい。特にパスタはこんなに色とりどりな美しいものは初めて食べた。地元の食材を使っているそうで、野菜もおいしいし、チーズやヨーグルトは木次乳業の、パンも地元のものだそうだ。どれもおいしかった。木次乳業は温泉で牛乳も売ってて、これもおいしかった。

建物は築100年の古民家を改造して1階がレストラン、2階が宿泊できる部屋になっている。泊まった部屋は川側で、部屋いっぱいの窓から斐伊川を一望。梁の太い柱が立派。洋風の居心地の良い部屋でした。(もう1つの部屋も見せてもらった。そちらは眺望はないけど、広くてかっこいい。)

温泉は夜は元湯、朝は清風荘の入湯券をもらって近くの温泉へ入りにいく。温泉もとてもよい。元湯は川岸にあって川を眺めながら入る。清風荘は雄大な山林を眺めながら入る。どちらも露天風呂もあり、環境は最高だ。こんなに景色の良い温泉は本当に久しぶり。(北海道の大雪山の温泉を思い出した。)泉質はアルカリ性単純泉、さらっとしてるけど、あがるとしっとり。

おいしい料理を食べて、温泉に入り、寝る。シンプルで至高な時間でした。公共交通機関だと乗り換えがあわなくて時間がかかるので、急ぐなら松江とか空港でレンタカーを借りるのがお勧め。

オーベルジュ雲南の方々にはバスの時間があわなかったので部屋を長めに使わせてもらったり、そもそも週末は1人宿泊できないところを特別に泊めてもらったりといろいろと親切にしていただき感謝です。みなさん親切な方で、地元の話を教えてくれたり、良い時間を過ごせました。ぜひぜひまた行きたい。そして日本のほかのオーベルジュも巡ってみたい気持ちになりました。


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