2004-05-04 [長年日記]
_ finkを使ってみた。
続fink。 使ってみたらこんなエラーが。You have an existing X11 installation in /usr/X11R6 and/or /etc/X11. This package refuses to overwrite these. Remove them, then tell Fink to install xfree86 again. (The package won't be recompiled.) If you want to keep your X11 installation, install system-xfree86 resp. system-xtools instead to make this known to Fink's package system.faqを見たらそれらしき項目があったので読んでみる。
DisplayManager*userPath: /sw/bin:/sw/sbin:/opt/local/bin:/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/X11R6/binでやってみたけど反映されず。よくわからない。
% xterm -lsと起動することで対処。 path関係をwikiにメモる。
_ [science] 光の正体 〜波?粒?〜
光って粒?それとも電波みたいな波?
小さい頃、光の正体はなんぞや?と思ったことがあります。
これに1つの答えを出すことができるようになったのは時も巡り20歳頃でした。
その答えは「粒と波の両方の性質をもつもの」。
そしてこの問いは100年前の科学者たちも手を焼いていたこと知ります。
「粒の性質をもっていないと説明できないこと」
「波の性質をもっていないと説明できないこと」
の両方の実験結果があったのです。
そして波派の人々と粒派の人々は対立し、壮絶な闘いを繰り広げていたのです。(たぶん。)
1つの有名な実験に「2つののぞき穴実験」があります。
(「ダブルスリットの干渉実験」ともいう。)
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光→ | |
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図1:2つののぞき穴実験模式図
2つの壁を用意します。
最初の壁には2カ所の穴を作ります。
そしてその壁に向かって光君たち100人に突進してもらいます。
奥の壁には日本野鳥の会の皆様に陣取って頂き、
自分の前にきた光君の数を数えてもらいます。(■で表します。カウント数の棒グラフだと思ってください。)
もし、光が粒の性質を持てば結果はこんな感じになるでしょう。
(ボールを投げてるのと同じになるはず。)
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光→ | |
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図2:もしも粒だったら実験結果予想図
穴のところが多くて、ちょっと内角や外角へ入っているものもいますね。
ところが実際の実験結果はこうなりました。
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光→ | ■| ←あれ?!
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図3:2つののぞき穴実験の結果
あら、2つの穴の中間に届いたものもいますね。
これを説明するのには波の性質をもっていると考えると説明ができます。
「2つの穴を抜けた2つの波が重なって、強めあったところでは到着確率が高くなる。」
というわけで、光は波説に一票がはいりました。
波の肩ばっかり持つと粒派の人に怒られますので次は粒の証拠を。
実は今の「2つののぞき穴実験」で粒の証拠を証明できます。
光君を100人同時ではなくて、1人だけで実験するとどうなるでしょう。
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光→ | |
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★|
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図3:光君ソロ実験
★の所にいた日本野鳥の会の方の前に到着しました。
これが粒の証拠です。
もしも波だったら「ここに0.5人くらい、あっちに0.2人くらい、、、」という結果になってもいいはずです。
でも、実験結果は必ずどこか1箇所に光が届きます。
(野鳥の会の方々も「0.1人なんてカウントできないよ!」とひやひやしていましたがこれで安心です。)
1人ずつの実験を100回繰り返したところ、必ず1人ずつカウントされ、
そして図3と同じ結果が得られました。
この実験で波の性質と粒の性質の両方を証明しました。
「光は波でもあり、粒でもある。」であるわけです。
波派の人も粒派の人も仲直り、今夜は一緒に宴会だそうです。
あ、日本野鳥の会の方々も一緒に打ち上げするみたいですね。
ご協力ありがとうございました。おつかれさまでした。