2010-01-23 [長年日記]
_ [news] イギリス政府が大量のデータをWebデベロッパに対し公開–新しい公共アプリケーションの開発を期待
今年はもっと日記を書こうと思いながらも早1月も半ば。
書きたいことはいろいろあるのだけど、
最近ははてなブックマークにコメント書いたり
twitterで発言しちゃうと気が済んじゃうせいで日記はごぶさたに。
この日記、前は自分が読んで面白いと思ったものを紹介する場所だったはずなので、
アンテナにひっかかったものを書くのを今年の目標にします。
アルファブロガーみたいに気の利いたコメントはかけないけど、
技術者以外の方にも面白いと思ってもらえる文を書きたいです。
---
ということで最初は英政府のデータ公開のお話。
政府の各種データを公開するので、
それを使って便利なサービスを作っていいよという政策。
まずは「Digital Britain担当大臣」という職務があるのにびっくり。
日本も「eなんとか」ってのは聞くけど、
行政がなんかシステム作って国民は使うだけという印象。
この話題みたいにオープンにして国民にサービスを作ってもらおうってのは
今の時代にマッチしてていいなと。
エンジニアはやりがいを求める人が多いですしね。
「誰かが家の近くの開発計画を申請したらメールで知らせてくれる無料のサービス」
「イギリス中の道路の穴ぼこやそのほかの道路障害を見つけたら、
Office for National Statisticsの位置データを使って報告」
なんていう魅力あるサービスが。
マスコミでは情報格差という言葉をときどき見ますが、
情報技術に強い人がばんばん活動して、
情報技術に疎い人も含めてみんなが恩恵を受ける、
そんな社会になるといいですね。
みんなが同じ技術に強くなる必要はなくて、
それぞれが自分の得意な分野で活躍できるのが理想ですよね。