2011-03-20 [長年日記]
_ Hokuriku.rb x 高専カンファレンス で遠隔発表した
遠隔発表しましたが、接続トラブルなどで話したいことの半分も伝えられず、
来場されていたみなさん、ust視聴していたみなさんには本当に申し訳なかったです。
言いたいことは資料にできるだけ書くようにしたので、
興味を持っていただいた方は資料を読んでいただけるとうれしいです。
今回の話のテーマは私が今、強く興味を持っている「Rubyでお金を稼ぐ方法」です。
正確に書くと「Rubyエンジニアとして雇ってもらうために僕らは」です。
「webサービスで稼いでみた」や「海外でRubyで稼いでみた」は今後の私の目標であり課題です。
いつかこれで話をできる日がくるといいなと思います。
この資料を作ったのはほとんどが震災前なのですが、
震災があったことで「海外で稼いで日本の復興に貢献する」モデルを現実味を帯びて意識するようになりました。
また西嶋さんLT発表であった、
フィリピンのような生活費の安い国で生活しながら世界の仕事をする
は刺激になりました。
最後に遠隔発表についてのノウハウ共有を。
震災の影響で現地入りを断念した私たちと現地スタッフは、前日に何通りかの接続テストをしました。
メインは最も映像品質のよかったskypeの画面共有。
手元の画面と音声をskypeで送って現地で表示する方法です。
サブプランとして以下を考えていました。
・ustreamで発表者側から発信
・原稿を事前に会場へ送っておいて、音声だけskypeなどで送信
・停電になった場合は、音声はVoIP(iPhoneのViberアプリ)で送信
結果、skypeの画面共有は映像と音声の同期をしていないようで、
長時間使用すると映像が遅れていくという問題があることに本番で気づきました。
(前日は短時間しかテストしなかったため気づかなかった)
そのために本番時にust配信、または原稿送付+音声のサブプランで回避しました。
今回の結論としては「原稿を事前送付+音声」が最も良かったように思えます。
ページ送りのコマンドだけを現地のマシンへ遅れる仕組みがあるといいなと。
また、それでもページめくりのオーバーヘッドは存在するので、
スライド数を減らして1枚あたりの話す時間を増やすなどの工夫も有効そうです。
ただし、やっぱり現地のみなさんとのコミュニケーションが勉強会で有意義なことなので、
遠隔参加はそれを得られないという大きな割り切りが必要だなと感じました。
北陸へはいずれまた行って昨日の借りを返せればと思います。