2013-07-28 [長年日記]
_ 書評「あらゆる領収書は経費で落とせる」
誕生日プレゼントでいただいた本(ありがとうございます! > @hsbt )。これはとても面白い。いわゆる会計の本に分類されるわけですが、簿記の説明とかそういうことではなく、支払ったお金をどう計上するか、について元国税調査官(つまり申告内容から税金をチェックする側の人)の方が書いています。 目次には「コンビニ弁当代を経費で落とす」「愛人手当を経費で落とす」などキャッチーな項が並んでますが、中身は真面目。経費は勝手に自分で決めることはできず、一定のルールに従う必要がある。愛人手当を経費で落とすいくつかの方法を学べば、ほかの支払いもそのルールに乗った方法で経費に計上できる、そんな流れでお話は進みます。 経費にするどういう方法があって、具体的にどうすればいいのかを学べる良書。個人で確定申告をしている人だけでなくて、会社員の人にも便利な知識だと思うのでお勧めです。福利厚生費は思ったよりも活用度合いが広くて、もっとうまく使う方法がありそうだなーと思いました。勉強になった。
9784121503961