2014-04-28 [長年日記]
_ RubyConf台湾2014
台湾は大変よいところだと前回のRubyConf台湾に行ったみなさんから聞いていたので、今回ついに参加してきました。(会社にお金を出してもらいました!ありがとうございます!)はじめての台湾です。台湾は気候や街並みが日本のようで、言葉が通じないのにすごく落ち着いて生活できる、とても良いところでした。物価も安くて日本の半分くらいの感覚。食べ物もすごくおいしい!移住したいレベルの良いところでした。
RubyConfでは発表もさることながら、同行のRubyistのみなさんと長く話せるのが大きなメリット。笹田さんやmatzさんにRubyの質問できる贅沢環境。Ruby本体にコミットが取り込まれた(4月26日の日記 )のは良い思い出です。柴田さん、角谷さん、あゆみんさんとはRuby(Rails)環境をつくるドキュメントが分散してる問題とか、WindowsでRailsを始めるのは悩ましい状況だよねぇとか悩みを相談できたし、RailsGilrs大阪オーガナイザーのつじたさんにNitrous.IOっていうブラウザから使えるRails環境が簡単に作れるのがあるよと教えてもらったり、収穫たくさんでした。(Nitrous.IOについては試用してみてとても良かったので、あとでまた書くかも。)
印象的だったのはRailsGirlsの卒業生の方々が10人くらいスタッフで参加していたこと。金曜と土曜の開催で楽ではないと思うのだけど、そこに価値を見いだして参加しているのことに驚き。そのせいもあってか、参加者にも女性が一定数いらっしゃって、とても良いサイクルができているなぁと思いました。スタッフの方に「大変だと思うけど、なぜ参加したの?」って何人か聞いてみたけどあんまり答えが返ってこなかったので、自然な流れで参加してるのかもしれない。別のスタッフさんにも理由を聞いてみてヒントになったのは「台北はRubyコミュニティが大きくなくて1つしかないから、みんなの顔が見渡せる。だからRailsGilrsの卒業生が入り易いのかも。」で、なるほどと思いました。
セッションで一番印象に残ってるのはAmyさんの "sweaters as a service - adventures in electronic knitting"。1980年代の自動織機をHackするという内容で、フロッピーディスクドライブをエミュレートして、Webから画像をupすると織ってくれるようにするとか胸熱。動画仕立てでとてもきれいにまとまっていてとてもおもしろかったです。
ほかには、お茶屋さんがお茶スポンサーになっていて、おいしいお茶をたくさん飲めました。素晴らしい。茶葉も売られていたので4種類コンプリート。あと、お昼に出たお弁当もとてもおいしかった!
台湾のスタッフのみなさんには随分と良くしていただいて、おいしいご飯に連れていってもらえたり、タクシーの運ちゃんに説明してくれたり、大変ありがたかったです。多謝!また次のRubyConf台湾があったら万難を排して参加したいと思います。
ところで台湾には50嵐というカフェチェーン店がたくさんあると教えてもらって、自己紹介するときの鉄板ネタになりました。日本語のメニューもあるのでお勧めですよ!おいしかった!
メモ:
- 両替は台湾にきてからの方がレートがいい。空港で両替できる。
- 日本で借りたWiFiルータはどこでもだいたい繋がって、仕事するのに困らないスピード。
- プリペイドSIMも空港の電話屋さんで買える。
- easy card 便利。バス乗るのも怖くない。
- 6500元持っていって5日間の滞在でちょうどよかったくらい。
- 鼎泰豐は10時の開店時間を狙っていったら日曜日でもすんなり入れた。
追記:写真をupしました。
https://www.flickr.com/photos/igaiga/sets/72157644474230772/
しばたさんの写真もいい。