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いがいが日記


2021-12-01 [長年日記]

_ M1 MacBookPro 14inch

新しいMBPが出たタイミングで購入してセットアップもほぼ終わった。M1のマシンとしては去年のMacBookAirについでの2機種目の発表。私が使う初めてのM1マシンになった。シリコン不足で納品に時間がかかるかと思ったが、10月の発売日に購入して11月には届いたのでいつも通りくらいのスケジュール。GPU作業はそんなにしないので、M1 Proでもよかったと思うが、メモリ帯域が太いとあったのでM1 Maxを選んでみた。メモリも盛れるだけ盛って64GB。

セットアップは予想外にスムースで、Homebrewの導入も、Rubyのビルドも、EmacsのビルドもIntelマシンと同じ手順でできた。先人のみなさんのおかげだ。Dockerもレア機能をつかったりしていなければ動くようで、Rubyの公式コンテナは何事もなく動いた。今のところ動いていないのはVirtualBoxとVMWareだけだ。WindowsはArm版の提供がなさそうなので、この先Windowsを動かすのが大変そうだ。

速度は速い、というか前は時々あったひっかかるタイミングがほぼなく、快適な感じだ。ディスプレイも外付けで2枚差ししているが問題ない。体感できる中ではブラウザが速く、GMailの起動が目に見えて速いし、twitterで高速スクロールしてもがんばってレンダリングしている。ほかはRubyのビルドがIntel版と同時に実行したところ、M1は3倍の速さでビルドしていた。bundle installも速くなっているのかもしれない。そして、ファンがまだ一度も回っていない。温まり具合としてはそこそこ温かくなり、がんばってつかえば暖を取れるレベル。普通につかっていると常温よりも少し温かくなるかなくらいだ。総評としては快適につかっている。

14inchという大きさが今回登場して、形も弁当箱のように厚くなった。13inchと比べると重くて暑くて持ち運びには不便だが、持ち歩く機会は少ないのでいいかなと思う。

画面はノッチがついてカメラの左右も使えることになりかなり広く感じる。発熱は全然ないかと思ったらあったかくなるので、むしろ冬は好都合。標準充電器が90W超なので、ディスプレイ給電が追いつくかは少し心配。しかし前のIntelMBP13inchでも最近はDockerをガンガン使うとディスプレイ1枚の給電だと足りなくて2枚で賄っているので、同じくらいなのかなと予想している。

それにしてもこの時代に税込で40万円を超えるマシンを買うとは思わなかった。(ところで前回は税別表記だったのが税込表記になっていた。)おそらく今まで買ったマシンの中では一番高い。昔買ったPowerMacG5よりも高いのでは。前回まではしばらく30万円以下で買えていたので、M1になったら安くなると思っていたのは幻想だった。スペックのメモ。

  • A2442
  • M1 Max CPU 10 Core, GPU 32Core
  • 64GBメモリ(標準16GB)
  • 512GB SSD (標準)

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