2006-08-30 夏の終わり、風が涼しく
_ [movie] 時をかける少女
なんなんだろうこの青春っぷりの心地よさ!!
心が時を戻って自分が自分じゃないような、
心の中が夏の夜の海の水で埋め尽くされるような気持ちでした。
#私の学生時代のこの感覚を表現すると「夏の夜の海の水」とか、
#「夏の夜の高速道路の橙灯」ということになるようだ。
20代最後の夏に素晴らしい作品を見れてよかったです。
青空と雲のコントラストとか、
街並みの高さと奥行きとか、
学校の空気のていねいな描写とか。
思わずパンフレットを衝動買い!
公開前の広告を見ておもしろそうだなー、と思ってたのだけど、
見ないでいたらえらく人気が出てきたって聞いたので、
混雑が収まってからいこうと思っていたこの作品。
ようやく今日の会社帰りに見てきました。
今日は安い日だったこともあるのですがすごい混雑で立ち見の人も。
ところで明日はテアトル池袋が閉館するそうです。
時をかける少女が最後の上映作品になる記念なのか、
監督さんの舞台挨拶があるそうです。
気になる方はぜひ足を運んでみてください。
2008-08-30
_ LLFuture
今年は中野ZEROで1000人規模のイベント。
ラリーウォールの基調講演開始時には既に大入り満員といった感じでした。
感想、後半少ないのは体力切れです。(^^;)
■基調講演:Larry Wall
Perl5とかPerl6を P5,P6って書くのね。
発音は「ぷぉふぁいぶ」に聞こえる。profile?と最初思った。
英語は非常に簡易に話してくれたけど、
つかめたのは半分くらいかなー。
日本語の単語も交えて話してくれました。
内容は正規表現の話がメイン。P5->P6の変更を説明。
途中でプレゼンのデザインが崩れてたときに
"my TAKAHSHI's broken."的なことを言ったと思うのだけど、
高橋メソッドプレゼン資料のことをTAKAHASHIっていうのかな。
すごいな。
■パネルセッション:LLで未来を発明する
・100年後の言語は?
100年前→歯車を組み合わせたような計算機が小型化されたころ。
Lamda式は1930年代の論文にあって、電子計算機より歴史が古い。
車の運転みたいに簡単な教習を受けたら誰でも安全に使えるようになってるのでは。
+とか-とか、当たり前になった数学記号は残るんじゃないか。
↑1600年代くらいにできた比較的新しい概念
・100年後まで何してます?
Perl. : ラリーウォール
Ruby. :まつもとゆきひろ
会場爆笑。
・関数型言語のいいところは?
ラリ−:関数型言語は機能を盗むのがうまいからなー。
すみい:C++へのLamdaの浸食とかあるから、
関数型も命令型もオブジェクト指向型言語も似たようなものだなーと。
関数型言語は頭イイ人が多いのでそういう人と出会えるという間接的なメリットはあるね。
・ひげぽん:分かりづらいエラーメッセージなどでユーザーの時間を奪ってないか?と不安になるが、他の方は?
Matz:その通りだと思う。私はlazzyなんで、ユーザーから
「奪われてる!」って声を聞いて直すんだけど。(笑)
Lally:言語設計者は大統領のように振る舞わないとだね。謙虚にね。
まとめ:よしおかさん質問挙手早かった。w
■LLでアート
・Proce55ing
グラフィカルな描画をLLで。
LLの正しい使い方って感じがしました。いいかんじ。
ハオハオ:各要素同士の好き嫌いを設定して絵を描く
rubyCocoa+CoreAnimation+QuartzComposerとか楽しそう。
デモとライブコーディングが非常に楽しかった。
LLすごい。
・Max
QuartzComposerみたいにGUIコーディングする環境が多いのね。
そーいうコードは読みづらい欠点があると思うのだけど、
なんかうまい解決方法はあるのかなー。
■プロゴルファー浜地
ゴルフ場経営で有名なshinhさんと
初めてのRubyのyuguiさんがそろって登壇という
私の中の2大巨頭が夢の競演。
・doukaku.org
短さだけでなく、
それぞれの言語でおもしろさなどの価値を認めてあげるコロシアム。
ゴルフは人生を豊かにします。w
会場からの質問に対する壇上のみなさんのやりとりが面白すぎだったので、
パネルセッション形式でぜひやってほしかった。wwwww
■竹迫アワー
LLFutureのLLは実はLowLevelの略でした。
まさかLLVMの説明が聞けるとは。すばらしい。
もっと詳しく聞きたかったなぁ。
■抽選会、閉会式、その後
・ボールとったよ!ajaxの英語の本もらった。
・Larry Wall : (日本語で)「今日、若くなりました。」
・ドラ娘さんをみかけたのでお話した。
「今年は様子見だったのですが、来年はチャイナドレスで出ます!」
という言質をとった。w 来年と言わず次回のXP祭りでぜひ。
・突発高専オフ開催
2009-08-30
_ [kosenconf] 高専カンファレンスin東北へ行ってきた
全国7回目の高専カンファレンスが福島高専でありました。
入り口にはインフルエンザ対策の消毒液とマスクが。
スタッフのみなさんおつかれさまです。
今回の発表者は若い方が多くて、(現役2人、大学生3人)
OBや先生の発表にまじって遜色ない、興味深いプレゼンをすることに驚きました。
発表の感想をメモから発掘。
資料もそのうちwikiにあがると思うので興味あるものあればぜひ読んでみてください。
■水耕栽培による屋上緑化と、その新展開 - 鴨下先生
屋上緑化の研究だけでなく、実践、そしてビジョンまで。
水耕栽培なら従来の1/10程度の軽いものが作れるので屋上を痛めることなく緑化できる。
野菜を田舎で育てて、都会へ(茎とか根とか全部)運んで売るというビジョンの提案は素晴らしい。
実際に栽培したトマトが参加者に振る舞われました。豊作!おいしかったです。:)
■shtaxxxさん
ハードウェアも自作してみようよ!簡単だよ!との提案。
波形シミュレータなら無料のものがあるとのこと。
懇親会で最近のCPUアーキテクチャのことを教えてもらって、
この話も面白かったです。:)
次回はそのネタを聞きたいなぁ。
■Alembertさん
未踏ユーススーパークリエータの登壇。
Webで情報をどうやって集めるかという話。
21歳なのに現役生に向かって○○がいいよ!
と聞き手を意識したプレゼンになってる。
今は学生をしながらWeb業界で働いてるとのことで、今後の活躍が楽しみ。
■xmmmさん
かな漢字変換システムの話。
文節の区切りでどうやって最適解を得るか、そのアルゴリズムについて。
知らない分野だったので全てが新鮮だった。
アルゴリズムでがんばる部分とデータでがんばる部分と。
会場アンケートで聞いた3人が全員「ATOKがいい」と答えてたのも興味深い。
■istukiさん
現役生。しかも福井から遠征。すごい行動力だ。
情報をやりたくて入学したけど、
電子の分野が多くて大変、どうしよう、よし、好きになろう!
という若者らしいすがすがしいプレゼン。
ハードウェアを介して現実とネットをつなぐ構想は
ぜひいろいろ遊んで欲しいなぁと。
AVRベースのCPUボード、私も欲しくなった。
■コルンさん
高専プロコンの練習場を作って公開し、
ユーザーに実際に使ってもらっているサイトの紹介。
練習場をも作るほどに高専プロコン文化は成熟してるのだなぁと。
空き時間でささっと作ったとのことですが、
必要十分にできているのが素晴らしい。
■LT
今回もドラ娘を現地の方にやっていただけたのは大きな功績である。:)
june29さんは恋愛行動の今昔。毎回斬新な切り口で攻めてくるな。すごいな。
okayan08さんは寮生活のお話で、これは高専カンファレンスではお馴染みのテーマだけど、
どの高専にも寮の色があるようでちょっとずつ違うのが面白い。
shiget84さんは専攻科(大学3,4年相当を高専で学べる)を選ぶメリットを金銭面、研究面から考察。
kawatasoさんはデジカメのHDRを基礎から分かりやすく5分でさらりと説明。さすが。
おびなたさんは高専生カンファレンス関係者の一眼レフカメラ所持率の高さを考察、
これは有意な情報なのか、それともただの母集団の偏りなのか。(笑)
■その他
工業高校の3年生が参加してくださいました!高専外の方に参加してもらえるのはうれしい!
福島高専は緑が多くて居心地よさそう。中庭もいいかんじだった。
参加者は30人強くらい、高専開催なので現役生が1/4くらいと多かった。
運営がびしっ!と要所要所押さえてて素晴らしかった。
インフルエンザで難しい時期でしたが開催できたのはスタッフのみなさんのおかげです。
運営のみなさん、参加者のみなさんどうもありがとう。
いろいろと学べて楽しい1日でした。:)
■続き
さて、usteram中継はLT終了時で終わっていたのですが、
本当の高専カンファレンスはそこからがスタートだったのです。
部屋を移動した我々を待っていたのは・・・。
<感想 第2部へ続く>
2021-08-30
_ COVID-19 対応生活日記
7月末に2回目のファイザーワクチン接種をした。副反応は2回目の方が重いという話だったが1回目と同じ症状で、発熱はないが疲労感が1週間ほどひどく、接種した腕は3日程は上がらない感じだった。穏便に終わってよかった。ワクチンの効果が半年ほどで落ちてくるので、3回目の接種に向けても準備がなされているようだ。
先月頃まではワクチンを打てばなんとかなるのではという雰囲気が世界中であったが、デルタ株の感染力が強く感染者が増え、また元の感染対応モードに戻っている。元通りの世界には戻らない、もしくは戻ったとしても5年程かかるのではないかと今は考えている。科学論文雑誌Scienceにエアロゾル感染の最新メカニズムが掲載されたそうで、タバコの煙をイメージするといいようだ。これは思ったよりも大変だ。とはいえ科学でアプローチがアップデートされていくのはとても良い流れ。
東京では医療崩壊が起こってしまい、コロナで救急搬送されても受け入れる病院がない件数が急増している。自宅療養者が1万人の単位でいて、今までで最も危険な状況だと感じている。オリンピックは終わったが、オリンピックがなければもっと早く何か手を打てたのではないかとも思う。しかしもう手も尽きているのか、政府からは緊急事態宣言を超える制限は出ていない。ロックダウンのような一段階厳しい制限を出すなど、何か手段はないのかと感じて生活している。
Before...
_ いが [わかりました!お土産は買ってきません!(笑) 気をつけて行ってきたいと思います。]
_ べっち [なんか面白いww 気をつけてきてねー。]
_ いが [出発! 現地ではよろしくねー。>べっちさん]