2008-05-12 [長年日記]
_ [book] もう1つのODD - おもてなし力が身につく57の習慣
リッツ・カールトンの支配人を務めた筆者がおもてなしについて語る一冊。
最初は書いてあることも普通だなー、
と思ってたのですが、
読みながら「おもてなし」について考えていると楽しくなってきた。
#いくつか筆者さんのおもてなし経験談が書いてあり、
#それが非常に楽しい。
#むしろそれだけ集めた本があればぜひ読みたい。
「おもてなし」は、「おもいやり」に似ていて、
相手が何を欲しているかによって、
やるべきことが変わります。
ソフトウェア開発も前から言われてるように、
「仕様通り作る」のではなくて「顧客が望むものを作る」のが大事。
どんな機能のアプリを作るか、もあるけど、
使った人が気持ち良く使えるアプリを作る、そんなアプローチもありだろう。
「何をできるか」ではなくて、
「どんな気持ちになるか」を考えて作るソフトウェア。
文章を書くのに似てるかも。
相手にどう届くか考えながら作る。
その仕様書には機能が書いてある他に
「ここはふわっと消えるように」
とか
「そこでぷるるん!!」
とか書いてあるに違いない。
使う側の気持ちって、
機能もあるけど見た目とかフィードバックも大事だしね。
おもてなしとは期待以上の何かを提供すること。
おもてなし駆動開発。
おもいやり駆動開発と共に実践したいです。
9784769609582
>キルフェボン<br>うまいです。店内でも食べれる店舗があるので食べてみるといいです。ボリュームありますが ^^;<br>はてな社員の誕生日ケーキに使ってるようです(代官山店か?)<br>http://d.hatena.ne.jp/kiyohero/20060907/1157620939<br>私も近所の店舗で調子にのってプレートに絵を描いてもらったんですが、注文どおりに素晴らしい絵を描いてくれました。
>おもてなしとは期待以上の何かを提供すること。<br>自分は、ちょっと違うように捉えてます。<br>自分たちにとって、唯一無二の大事な相手であることを言動で表すこと。<br>「期待以上」である必要は無いように思っています。
自分が納得するものができたらそこで終わり。<br>俺様駆動開発。<br><br>今までコレでした。ごめんなさい。
おもてなし<br><br>って言葉が独り歩きしてる気がしないでもなく。<br>個人的には、使いたくない言葉かなぁ。<br>響き的になんか、一段上から見てるような感じがしたり<br>まあ雑誌とかのキャッチとかであって、げんなりとか。<br><br>自分のやれる範囲で、相手が楽しんでくれるかなとか、<br>あの人の好みはこの系だから、こっちかな?とか、そんな<br>感じなのかな?<おもてなし<br><br>まあ、よく空回りしますが。
>みわさん<br>キルフェボン、食べ損ねました。。。(^^;)<br>次の機会を期待!<br><br>>放蕩無頼さん<br>なるほど、「あなたを大事に思っています」を発信するのですね。<br>私はおもてなしは、<br>「ユーザーも気づいていない要求を提案して実現する」<br>ことかなと思ってます。<br>Apple製品みたいに。<br><br>>ちゃーりーさん<br>難しいのはコストとの兼ね合いってとこですよね。<br>相手の要求してないものを作っても無駄ですし。<br><br>>やまさきさん<br>なるほど、そういう受け取り方もあるのですね。<br>バズワードになってしまってる部分もあるかもですね。
>Apple製品みたいに。 <br>「ユーザを大事に思っていること」が、「ユーザの気づいていない機能」として現れてるのでは、と思いました。<br>動機と結果の関係です。<br><br>NISSANがCMで「OMOTENASHI -おもてなし」と出していましたね。<br>おもいやりのこもった、おもてなしが実践できるかどうか。<br>言葉の独り歩きだけには、ならないようにしたいです。