2010-05-16 [長年日記]
_ [book] JRuby on Rails 実践開発ガイド
見本誌をいただきました。翔泳社さん、ありがとうございます!
原著者の Ola Bini さんの「日本語版の刊行にあてて」に
いいなと思った言葉がありましたので引用します。
「Rubyは使う喜びに満ちた言語です。
楽しく、しかも生産性を発揮できるというのが素晴らしい点です。」
この本はJRuby でRails を使うための手引きとなる1冊です。
「JavaからRubyへ」渡ってきたエンジニアの方も多いと思いますが、
Java も Ruby も Rails もいいとこどりしたい!という方にぴったりの1冊だと思います。
GoogleAppEngineで何かwebアプリ作ってみたいんだけど・・・
という方はこの本の中で書かれているいくつかのサンプルアプリ作りを
おいかけることで開発の基礎作りになるんじゃないかと。
ポイントはRails2.3.5に対応していること。
原著はRails1.2について書かれていますが、
現状、最適解といえるRailsのバージョンにあわせて
翻訳チームのみなさんががりがりがりと2.3.5対応しています。
これで今の環境で滞りなく試すことができます。
最初に戻り、Ola Biniさんは「日本語版の刊行にあてて」をこう締めくくっています。
「本書はJRuby on Railsの入門書であるとともに、
JRubyを使うと「どのようなことが実現できるか」を示しています。
しかし、実際にJRubyを使うのは、読者であるあなたです。
ぜひ、世界に乗り出して、素敵なものを作り出してください。」
9784798116907