2005-07-03 浄水器 [長年日記]
_ 浄水器
今度のアパートの周りにはスーパーが多い。
私がいなかった7年の間に様変わりしていて、
昔バイトしていたスーパーも改装したし、どのスーパーも深夜営業を始めている。
また、最近は浄水器で濾過した水を売ったり無料で配っているスーパーも多い。
昨日行った近所のスーパーもそのサービスをしていたのだが、
その売り文句になみなみならぬ自信を感じる。
説明書き「うちの浄水器はそんじょそこらのものとは違うんよ。(意訳)」
ほうほう。
説明書き「10000分の1ミクロンの膜で濾すからうんぬん。」
ん?
1/10000ミクロン=10^-4μm=0.1nm=1Å(オングストローム)
だよね。原子1つの大きさがだいたい1Å。
そんな精度で膜なんか作れるんですか?!
しかも水分子ってきっと2Åくらいの大きさですよね?
そんなの濾せますか?圧力かけたらいけるもの?!
原子1個の大きさで制御して作る膜、嘘っぽいですがもし本当だったら。。。
ひょっとしたらすごい技術が潜んでいるのでは、、、あなどれないスポットです。
量子力学により、膜のこちら側に水分子がある確率は…なんとかかんとか。<br><br>その膜のまわりは、(すごい技術により)時間の流れが早いのです。で、水は膜をすりぬけると。
あぁなるほど!<br>1Åは膜に空いている穴じゃなくて、膜厚でしたか!!(笑)<br>ってトンネルしまくりだと不純物も通っちゃいますね。(^^;)<br>分子サイズによるトンネル確率の違いを利用し・・・なんとかかんとか。
もし、1Åの膜を使ってるとすると逆浸透法ってのだと思います。<br>これだと溶解性物質(農薬・イオンとか)を除去します。<br>膜を使って何をキャッチするかによって膜の種類を決めますが、<br>1μmあれば、大腸菌くらいまでは取れるらしいです。<br>膜処理すると水に溶け込んでるミネラル分も除去されるので、<br>水のうまみが無くなると思います。<br>ちなみに消毒成分も除去されるので保存が利きません。<br>それだけでなく雑菌が繁殖する可能性があります、要注意です。<br><br>※聞きかじりで書いたので間違ってるかも(^^;)
おお、専門家登場!<br>本当に膜のきめこまかさが1Åなんですか!!<br>それはすごい。。。<br>溶解性物質を濾すには、やっぱり水分子オーダーの穴じゃないとダメなんでしょうね。<br>でもホントにそんな大きさの穴を作れるのかなー。<br>作って水分子は通るのかなー。<br>これはもっと調べてみるとおもしろいかも。