2006-07-19 雨、夜にあがる [長年日記]
_ MacOSX Internals
Macの内部構造を詳細に解説した1冊がついに発売されたので買いました。
買ってみて驚いたのがその厚さ。
6cm、ページにして1500ページ、
鈍器にもご使用頂けますと言わんばかりの超大作。
これはちょっと持ち運べないなー。
内容はDarwinレイヤーのお話を中心に、オープンファームウェア、PowerPCのお話も。
Intel x86 のお話もありますがちょっとですね。
Cocoaレイヤーのお話もほとんどないみたいです。
Overviewの章だけで100ページ以上。
洋書なのでこれだけ読むのにもどれだけ時間かかることやら。(^^;)
筆者さんはIBMにいたOSとネットワーク技術の専門家だそうで、
Bell研にいたこともあり、現在はGoogleにいるというすごい経歴。
ADCにはたくさん技術文書が公開されていますが、
それと比べてどのくらい踏み込んでいるかは私の力ではちょっと分からず。
でも、体系的に必要な分野の内容を網羅しているので、
macで開発している方は必須の1冊になるのではないでしょうか。
ちょっと高いですがmacでこういう本はなかなかないという意味でもオススメです。
あと、英語がすごく平易な感じがします。ありがたい。
でも、気のせいかもしれません。(^^;)
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