2006-07-20 雨降らず曇り空、涼しい [長年日記]
_ 世間話
かかりつけの皮膚科に通院。
その病院の先生はすごく丁寧に診てくれる。
今日は珍しくすごく空いていたので先生と世間話をした。
先生「お仕事はプログラマーなんですねー、
(電子カルテを指さして)このソフトも作ってもらったんですよ。
700万円もして高かったなー。」
いが「そうですねー、高いですよねー。
私たちはだいたい月に150万円は稼がないといけないんですよ。
間接部門の人たちのお給料とか経費もありますからね。
だから1人が4ヶ月でソフトを作ったら600万円とか。」
先生「なるほど、そうやって計算するんですか。
私たちの看護師さんたちのお給料とおんなじですね。
そう考えると高いのも分かるなー。
ところで都会で病院勤め(非開業医)だと40代で年収800万円とかなんですよ。」
いが「えー?!そんなに安いんですか?激務なのに。」
先生「それは、人口に対する医者の数で稼ぎが決まるからなんですよ。
田舎の方で医者が少なければ稼ぎは大きい。
それでも都会で働きたがるのは、1人で診ていると不安なんですよ。
いろんな専門の人がいて、お互い補いあった方がいい。」
いが「それは私たちの業界と同じですね。
まわりにできる人がいた方が、自分のレベルアップするスピードが全然違いますからね。」
先生「私も2人で開業しているんですが、
私ともう1人の先生の専門は違ってるんですよ。」
といいながら、自分の専門に関して写真入りの本を見せながら説明してくれました。
その先生は皮膚癌が専門で、もう1人の方は接触系(薬品などのかぶれとか)が専門なんだとか。
お医者さんと話す機会はなかなかないので楽しい時間でした。
この先生は話術も巧みで、プロだなぁと感じた1日でした。