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いがいが日記


2007-12-10 晴れ、16時から始まる夕焼け [長年日記]

_ 自分たちの良いところを認識するところから始める

ずっと紹介したかったのですが、ようやく時間ができたので書きます。

Kent Beckさんの言葉を平鍋さんが翻訳してくれてます。

まとめて結論だけ言うと

『文句ではなく、うまく行っていたときの話、あるいは一部だけでも今よりは

状況が良かったときの話を。

自分の経験から教訓を引き出し、それを適用してみよう。 』

ということになるのだが、うなずきたくなる言葉が多く書いてある。

『「こんな状況になったのは、自分が

ダメだったからだ」という感情や考えが変化の妨げとなる。

もしかしたらそれは正しいかもしれない。

しかし、それを嘆くことは、変化の助けにならない。』

『「変化」は複雑なプロセスであり、

知的、感情的、そして人間関係的な活動を必要とする。』

人間活動と工学の大きな違い、

それはモチベーションの考慮だと思う。

工学は指針と手法を与えてくれる。

でもそれを実践すべき人間のエネルギーは考慮しなくても良い。

ところが現実はそのエネルギー、モチベーションがおそらく最も重要な要素になる。

だから、何かを指摘するときに、事実を伝えるだけよりも、

エネルギーを添えて伝えられるならば、

それは大きな意味があることだと思うのだ。

別ページ「やる気を削がないダメ出しのコツ」も参考になる。

『「ここがよくない」というかわりに、

「ここがもったいない」と伝えてみる。』

_ [ruby] 全ファイル(全行)に対して操作

rubyメモ。該当ファイル開いて該当箇所置換して別ファイルに抜き出し。
Dir::glob("./*iga*.*").each{ |f|
#Dir::glob("**/*iga*.*").each{ |f| # **で再帰
    outfile = File.open("#{f}.tmp",'w')
        File::open(f).each { |line|
            outfile.puts line.gsub(/^foo/,"bar")
        }
    outfile.close
}
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ tmaeda (2007-12-10 19:16)

若干元の動きと異なる(変更後のファイルじゃなく元ファイルに.tmpがつく)けど、<br>こんな書き方もあるよ。<br><br>$ruby -p -i.tmp -e '$_.gsub(/^foo/,"bar")' ./*iga*.*

_ tmaeda (2007-12-10 19:21)

あ、gsubじゃなくgsub!じゃないとダメだ。

_ いが (2007-12-10 19:46)

なるほど、やっぱワンライナー便利っすねー。<br>いろいろ脱線しながらrubyの素振りしてたのですが、<br>勉強になりました。ありがとうございます。m(_ _)m<br>-p で後ろに書いてある入力ファイルから1行ずつeachでまわして、<br>イテレータが$_になると。<br>んで、-i.tmpで古いファイルを.tmpをつけて保存してくれる。<br>-i.bakとか使えばいいんですね。<br>ワンライナー早い。<br>私は開発中の道具としてrubyを使ってるので、<br>早く書けるように素振りしてるとこです。


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