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いがいが日記


2007-12-21 寒い晴れの1日 [長年日記]

_ [XP] オブジェクト倶楽部2007冬

LTでお話させて頂きました。(資料はSlideshareに。)

最初はmac接続トラブルもあり、あがってしまったのですが、

#たぶんLTで初めて。今までは緊張はしても、あがりはしなかったのです。

Rembrantさん画のジャムおじさんで笑いをとれたあたりから乗ってきました。(笑)

今回は「話したいことを、話したいように話す」、テーマは「心を動かす、泣かせるLT」。

半年ほど熟成させたネタで話しました。

「うるっときました」「泣きました」

というお言葉を頂けたので良かったなと。

「情報発信、私もしてみようと思いました」

とのお言葉も聞いたので、目的は全て達成、本望のLTでした。

そうそう、接続がうまくいかない時にスタッフの方が

素早くバックアップのマシンをセットしてくれて、

とてもありがたかったです。うれしかったです。

以下、各セッションの感想とかメモとか。

■平鍋さん

オブジェクト指向は「再利用技術」から「変更可能技術」へ。

「再利用」を考えるとどうしても無駄がでる。

欲しいものを過不足なく適切な時間で作る。

また、英語圏への発信を目標にしているとのことで、とても共感。

私も英語圏へもっと発信したい。励みになりました。

■「形式手法」酒匂さん

要求段階でのテスト、仕様段階でのテスト、設計段階でのテスト、

という考えかたはいいなと。

日本語の仕様書だと、ミスを指摘するとなぜか敵対してしまう。

形式手法を使うと問題vs私たちの構図が作りやすい。

(以下私の妄想)

最近テストを書いているときの興味の1つに全状態の網羅があって、

形式手法が役に立つかもしれないと思って聞いていたが、

直接の結びつきはつかめなかった。

たとえばユニットテストを書いているときに、

フラグが数個しかないのであれば、

フラグを渡して全状態を作成してくれるような、

そんな仕組みってないのかな。

全状態を作るまでの時間をできるだけ短縮できる仕組み。

■厨厨トレイン(オブジェクト指向の歴史)

オブジェクト指向の流れを俯瞰できた。すごい。

温故知新って効果的なので、もっと歴史を勉強すべきかもと。

■LT&ワールドカフェ

佐々木さんの「育児と仕事の両立」が私の心の中のベストトーク。

その後のワールドカフェで同じテーブルになったので、

「定時で帰るためには?」を話あえてとても面白かった。

役割を特化したフレームワークを作って、

これでもか!って枯らしてノウハウを蓄積して、

バグの出ない開発をする、ってのになるほど、と。

あと、「ペアプロスター」(すごくプレゼンのデザインがきれいだった)

もその後のワールドカフェで早速実践できて面白かった。

面白いヒット発言をすると、

全員から★が集まるので一気に増える。(笑)

ワールドカフェは初めての方とたくさん話せてよかったです。

2回目のテーマは「私のオススメ」。

堅い技術の内容からお菓子までいろいろ話せて個人的にはGoodChoice!

LT最後のオーム社さんのAgile編集スタイルは素晴らしいなと。

お互いにメリットがありますよね。

■RT(RejectTalks)

常連組は軒並みこちらに。

侍Redさんの「既存コードへのTDD適用」がヒット。

ここで苦しんでいるエンジニアは多い(私も)ので、

ぜひ発表を聞きたいと思いました。

JaSSTで講演されないのがホントに残念。

角谷さんの幻の未公開Talksがファンとしては気になります。

あと、なかうちさんがODD実践ネタを披露してくれるとのことでしたが、

業務が入ってしまったそうで欠席だったのも残念。


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