2004-10-08 [長年日記]
_ 上毛カルタの謎
ネイティブの群馬県民かどうかの定義として、候補にあがるであろうものが
「上毛カルタを6割以上暗記している」
である。
#他には「前橋」を発音させると分かるというのもある。共通語の発音は誤っている。
上毛カルタとは群馬県の各家庭に必ず1つずつあろうカルタであり、
群馬県民は幼き頃からカルタを通じて愛郷心を刷り込まれるのである。
例えば私の住んでた伊勢崎なら「めいせん織り出す伊勢崎市」となる。
昨晩入浴中に唐突に上毛カルタを思い出した私も「あ」から最後まで覚えているかどうか試してみたが、
6割は思い出せた。
その後しばらく考えてるとどんどん思いだし、8割くらいは思い出せたと思う。
さて、上毛カルタには役札というものがる。
「す」「も」「の」を全部とると10点、「お」「か」「め」「き」「け」で20点とかそんな感じだ。
幼心に「すもの?おかめきけ?って何?」と疑問を抱いていた。
しかしなぜか昨日唐突に意味が分かった!
「おかめきけ」は各札が太田、高崎、伊勢崎、桐生、前橋で中毛、東毛の主要市だったのだ。
「すもの」は赤城、妙義、榛名の上毛三山。
深い!深いよ上毛カルタ!!#それくらい子供でも気がつくかも。。。
上毛カルタの深淵をさらに覗きたい方はこちらもどうぞ。
「ら」と「い」のピンク札にそんな意味がこめられていたとは…知りませんでした。70へぇ!<br><br>ひとり上毛カルタテストやってみました。<br>ちとあやしいところもありましたが全部言えました。<br>いぇい。 (^^)v<br><br>都内の大学のサークルにはどういうわけか群馬県出身者がたくさんいまして、彼らが集まるときまって上毛カルタの話が出ていました。<br>郷土愛が他県出身者より強いのはこのカルタのおかげだと思っています。
全部ですか?!やりますね。。。<br>私は「すもの」が全滅でした。(笑)
「ち」の読み札は、私が子供の頃は160万だったなぁ。<br>ところで、上毛カルタ英語版はみなさんご存じですか?<br>英訳したのは我らが稲村先生です。海外在住の上州人へお土産を持っていくなら、こんなチョイスも面白いかも。
そか、そーいえばそんな話聞いたことあります。<br>稲村先生やるじゃない。<br>それってweb公開されてないんですか?<br><br>私の「ち」は180です。<br>ちなみにさっぱり何の話かわからないであろう他県の方に説明しますと、<br>「ち」は「力あわせるxxx万」という札で、xxxに群馬県の人口が入ります。現在は200かな?<br>なのでこれを聞くと年代がだいたいわかるというものです。