2009-05-18 [長年日記]
_ [kosenconf] 高専カンファレンスin九州 - 発表編
司会や準備をやっていたのでじっくり聞けなかったのが残念だったのですが、
聞けた範囲で感想を。(なので記憶違いあったらごめんなさい)
■編入学制度の今、そして今後 - 佐保賢志
佐保さんが自らの編入体験を元に、
今、編入して大学生をしている人や現役生の人に話しかける内容。
編入制度は大先輩たちが脈々と積み上げてきた信用によって
なりたっているので、それに貢献したいという佐保さんの心意気が頼もしかった。
編入制度は大学・高専双方にメリットがある制度だと私も思うので、
今後も続いて欲しいなぁ。
■技術応用研究会の結成 - wichy (里井 大輝)
こういう研究会が高専時代にあるのはうらやましいなぁと。
今はネットもあるし、どんどんいろんなことできるだろうし。
九州の勉強会好きな気風もあるので、今後の活躍が楽しみな会です。
次の高専カンファレンスは研究会のおひざもとの大分高専で開催か?!
の期待が高まります。
■これからの高専図書館 - shellingford (鈴木克也)
こういう異色のテーマが出てくるところが地方開催のいいところ。
(高専時代は図書館といえば自主映画鑑賞会などで映画をたくさん見た思い出が。)
今回、「ラノベの購入」に関する論議の話を題材に出していたけど、
こういう問題を考えて方針を決定できる、っていう組織は強いなと。
■工学からビジネスへ - a_suenami
九州は勉強会をやる際にビジネスを考える色が強い印象。
やるからには実際に役立つことを、というのがいい。
suenamiさんが自分の体験を自ら語る、というのが現役生には
将来像を描くいい例になったのではないかと思う。
ビジネスというのは良い評価軸になるのでは、になるほどと。
■ - debility (平田 哲)
学生時代のE先生とのエピソードを交えつつ、
そのE先生が聴講するというなんとも同窓会的ないい雰囲気。(笑)
これも高専に根ざした地方開催ならでは。
学生時代は優等生ではないと言いながら、
それでもみんな世間を渡っていくわけで、
先生にとっては彼ら彼女らがどうやって生きているのか知りたいだろうなぁと。
■レコメンデーションを考える / june29 (大和田純)
「話すことが多すぎて困る」と話していたjune29さんの熱い話。
今、業界の最先端で実際にどういうサービスが出ているのか、
ベンチャーで働くっていうのはどういうことかが学生さんに伝わるといいなと。
レコメンドエンジンは個人的に非常に興味があるので、
今度直接教えてもらおうと思っている。(笑)
■プロコンのススメ / wosugi
高専生が出れるプロコンってたくさんあるんだなー。
実体験を元にプロコンで活躍するためにはどうするか、
プロコンで活躍するとどんないいことがあるかを聞けました。
15分じゃ短い。活躍記をもっと聞きたかったです。
■オープンソースカンファレンス2009福岡のご案内 / ゆうしす
こういうコミュニティ同士の交流ができるのはいいですね。
OSC福岡は既に活動歴も実績もあって、
それを使って高専カンファレンスの宣伝もしてくれたのがありがたいです。
今回の発表をきっかけに、
現役生や卒業生がOSCにもでかけてくれるようになったらやった甲斐があったなと。
■高専カンファレンス史
それぞれ発表者の色が出たプレゼンでした。
1開催5分じゃちょっと短いね。
一度じっくり高専カンファレンスの各発表テーマについて語る会とかやってみたい。
1回話して終わりじゃもったいない良い発表が多いので。
それはプレゼン形式じゃなくて、
動画を見ながらツッコミをいれていくリアルニコニコ動画方式みたいな感じかな。
(九州満喫編へ続く!・・・かも?!)