2008-03-26 [長年日記]
_ 失敗するリスク、失敗しないリスク
執筆のように、何かを書いてまとめるときは自分と向き合うことになる。
特に自分の無知と向き合うことが多い。
ああ、自分はここが分からない。ここは分かる。
その切り分けの積み重ねだ。
時に辛くなる。
ああ、自分はこんなことも分からないのか、分かっていなかったのかと。
そんなときは、
「あなたを奮い立たせる100の名台詞」
を読んで元気を補充したりもする。
注意深く読んでみると、失敗に関する名言がとても多い。
「俺は失敗して失敗して失敗し続けて来た。
それが、俺が成功した理由。(マイケルジョーダン)」
「成功とは、情熱を失わずに失敗から失敗へ至る能力のことである。」
「勝者は敗者より多く敗北する。負け続けても挑戦する君はそれでいい。
君は正しい道を走っている。」
これらに共通することは、失敗を恐れずに挑戦せよ、ということと、
失敗してもあきらめるなということだろう。
先日のXP勉強会でぁまんにょさんが教えてくれた中にも、
「失敗が成功への課程で必要ならば、失敗してもいい。」
という言葉が。
全力を尽くして失敗するというのは、結構難しいものである。
それだけ高い目標を設定しなければならないからだ。
私は、失敗しない範囲で目標を定めてそれを完遂する能力は高いと思うのだが、
難しいことに挑戦するのは苦手だ。
もう少し高い目標設定を心がけてみようと思う。
失敗するリスクよりも、失敗しないリスクが高いときもあるだろう。