2008-03-27 [長年日記]
_ アジャイルプラクティス読書会最終回
会社での読書会もついに最終回。
またでしゃばって司会進行をやった理由が
「しめしめブログのネタになるぞ」というのは内緒だ。
今回は第8章、ここもプラクティスが8つと多いので人気投票。
人気があったのは
38.定常的に顔をあわせる
41.メンターになる
42.答えをみつけられるように力を貸す
の3つ。
「38.定常的に顔を合わせる」はスタンドアップミーティングの話。
実践している人が多いのでどんなスタイルでやってるかを聞いたら、
みなそれぞれのノウハウが。
いいなぁ、と思ったのが
「みんなでがんばるぞ!感を出す」(えいえいおー!的な意味で)。
こんなこと本には書かれないだろう。現場ならではの意見だ。
「41.メンターになる」は私がこの本で最も好きなプラクティス。
人気が集まらなくても権限発動して絶対やろうと思ったが杞憂。
ここは悪魔のささやき
「一歩上行くスキルでチームメイトを圧倒」の気持ちも分かる、
という話題から
「教えて追いつかれるような知識なら大した知識じゃないでしょ。」
という名言が。確かに。
「教える=知識の並列プログラミング」というのもぐっときた。
人に教えて、フィードバックをもらえばマルチスレッド学習だ。
ここで私も「教えてあげたくなるスキル」もあるよねと振ってみた。
↑の例のように、教えた後に深追いした成果をフィードバックする人には
「こういうのあるけど知ってる?」などと気軽に教えたくなるものだ。
「42.答えをみつけられるように力を貸す」は議論が大きく盛り上がった。
ここで炸裂した名言は「喜びは教えられない」。
これは体験してもらうしかない。
そこでわざとその方向へ誘導する。
そして自分で達成した喜びを味わってもらう。
「追い込み漁」という名付けが秀逸。
知識習得の方法で「知識を習得するための能力(メタ能力)」の話題になったので、
権限発動してメタ能力にはどんなものがあるのかの議論に。
例えば英語を覚えて情報収集力を上げる、とか。
この先の働き続ける30年に渡って使える能力ならば、得られるメリットは莫大だ。
ここではコミュニケーション能力が挙がった。
「席へ遊びに行きやすい人、行きづらい人がいる」と。うんうん。
じゃあどういう人なら相談や雑談をしに行きたいか?
「席に行くと、振り向いてニコっと笑ってくれる人」
あー、それいいな!私も実践しようと思います。
最後の9章はiwagakiさんと相談して、
みんなに実践を促す感じで「どれをやってみたいか?」話をしたかったのだけど、
私の時間配分ミスで時間切れ。
iwagakiさんごめんなさい。。。
でも私としては前もってiwagakiさんと打ち合わせをした
30分でもいろいろな気づきを得たので、
それだけでも今回の司会進行をやってよかったと思ってます。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました。
そして最後はしつこくアサマシで締めくくります。(笑)
ぜんぜん気にする必要なし、<br>今日も盛り上がって楽しかったです^^<br>司会の思惑通りなのは導入だけでいいんです。
>iwagakiさん<br>楽しんで頂けたようでよかったです!<br>私もiwagakiさんの発言を軸にゲームを組み立てられたので進行が楽でした。<br>どもでした!