2007-04-18 [長年日記]
_ [book] 我らクレイジーエンジニア主義
Tech総研のスーパーエンジニアへのインタビュー記事を本にまとめた1冊。
IT系の方ばかりでなく、車や新しい乗り物の開発をしている人医療系の方まで。
一番多いのはロボットを作製者かな。
非常に興味深い1冊でした。
刺激受けまくりなので、加速材、着火材としての利用もオススメです。(^^)
刺激になる上に、これは自分にも取り入れられることも多々あるかと。
みんな自分のやっていることが好きで、
それをやっている時は時間も体の存在すら忘れて没頭している、
というのが共通点でしょうか。
予想通りですがやはりその没頭ぶりがすごいです。
よかったなと思ったものを何点か。
「ヒマな時間がないと、独創的なアイデアは出てこない」
→Googleのような独創性を求める企業と、
馬車馬のように働かせる企業の2極化していくのかなと。
現在は企業数比で1:99くらいの割合な感じがする。
「私は生まれ変わってもエンジニアになりたいです。
だって欲しいものがあれば自分で作れるのがエンジニアだから。(略)
世界で一番最初に体験もできてしまう。
これほど幸せなことはないと思います。」
→ですよね〜!
「会社員のルーティン的な仕事も誇りを持たれるべきだし、
エンジニアはプライドを持つべきだと思います。
だからこそ逆に言えば、新しいことをやりたいという人は、
ケタ外れなことを考えないといけないんです。
性能を2倍、3倍にするんじゃない。10倍、100倍にする。
あるいは、まったくちがう発想の商品を、革命的な技術を生み出すことを考える。」
→心にとめておきたい言葉。
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