2008-04-30 夜に残る夏の気配 [長年日記]
_ [book] 夢をかなえるゾウ
fkinoさんに教えてもらった「夢をかなえるゾウ」読了。
インドの神様ガネーシャ(大阪弁)と、
変わりたいと願う青年の2人のかけあいで話が進みます。
ガネーシャは青年に毎日課題を出します。
「靴をみがけ」とか「会った人を笑わせろ」とか
「誰か1人のいいところをみつけてほめる」とか。
この本は実行力をつけることを目的にしてます。
変わろう変わろうと思って今まで変われなかったのは、
思ってるだけで行動しなかったから、じゃないの?というスタンスで
ガネーシャは課題を与え続けます。
この本のすごいところは、
偉そうな言い口になりそうなアドバイスが、
ガネーシャの絶妙な漫才トークによって嫌らしくなくなることです。
そのくせそれぞれのアドバイスを出す理由も非常に説得力がある。
こんなに伝え方がうまい本は初めてです。
しかもおもしろいから早く続きが読みたくなる。
正直、筆者さんの文才に嫉妬しました。(笑)
1つ1つのアドバイスは、
他のどこかで聞いたことがあるものかもしれません。
それでもこの本は薦めたくなる魅力がある一冊です。
特に学生さんや若い人にオススメ。
あと、「お金を稼ぐっていやらしくない?」という問いに対するこの本の答え、
「大金を稼ぐっていうことは、
それだけ多くの人が望んだことをやったということだ。(意訳)」
はシンプルで説得力のある模範解答だと思います。
9784870318052
なんか面白そう!
テレビで紹介されていました。<br>そのときは胡散臭ー、と思ってしまいましたが(ごめんなさい)。<br>読んでみたくなりました。
>べっちさん<br>ホント面白いですよ!<br>大阪弁のネイティブの方曰く「完璧」とのことです。w<br>今度会う機会に持って行きまっせー。<br><br>>yosinoriさん<br>私も「胡散臭ー」と思ってました。(ごめんなさい)<br>伝え方、って面からも一読の価値ありかと。