2009-01-28 [長年日記]
_ [book] アジャイルな見積りと計画づくり
献本を頂きました!人生初献本です(雑誌除く)。うれすぃ〜。ヽ(´▽`)ノ
ということで前にも書いたのですが、今回はレビュアーとして参加させて頂きました。
本が手元にきたので製本された状態でもう1回読み直してみた。
#やっぱ本になると読みやすくていいですね。
この本で重要なのはやっぱり『「計画すること」ではなく「計画しつづけること」』。
計画をすることにもコストがかかるから、計画を捨てることには痛みを伴う。
それでもそれをやるのは「価値」を産みだせるからだ。
より良い価値を求めて、最新の情報をもとに計画し直す。
Agileの本質がそこにあると思う。
全ての開発に携わる人にオススメですが、
私はこの本を特に、これから社会人になる人、なったばかりの人に薦めたい。
(あわせて読みたいは「アジャイルプラクティス」、
お客様と何かを作り上げていくなら「受託開発の極意」も。)
この本を読めば見積りについて大切なことが一通り説明されている。
見積りは予測であり、コミットメント(約束)とは分けて考えなくてはいけない、とか、
ベロシティーポイントで見積もるメリット、理想日で見積るメリット、とか、
バッファの考え方とかとか。
それが教科書のように、ではなくて、手引き書のように書いてある。
最後の章はこの本で出てきたことを架空のプロジェクトでどう使うかを
小説仕立てで書いてあるので、
それを読みながら自分の場合にあてはめて考えてみるのはいい機会になると思う。
この小説を読んで気づいたのは、私の前いたプロジェクトのやり方と似てる部分が多いこと。
1タスクの見積りの大きさは18時間以内にする、とかね。
この辺は申し合わせたわけじゃないけど、
どのプロジェクトでも磨いてできた結果は似た結果になることがあるのかもなぁ。
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