2005-11-06 書評特集 [長年日記]
_ [book] Subversion実践入門
バージョン管理のSubversion入門本。
CVSやVSSなど他の管理ソフトも使ってなかった人へも
バージョン管理のすばらしさを分かりやすく説明しています。
Subversionに関して環境の構築から使用法まで実例を挙げて説明。
私はCVSもそれほど詳しい訳ではないですが、この本はよく分かりました。
むしろ、今からCVS使いたくない。(^^;)
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_ [book] UNIX MAGAZINE 2005/11
メモ代わりの雑誌の書評です。
・UNIXデバイスドライバ
連載1回目。解説分かりやすい。
・国立天文台のネットワーク - 機内でインターネット
飛行機内で利用できる接続サービスレポート。64kbpsは出るらしい。
・文房具としてのUNIX - プライベート認証局
認証局の立て方に関して。
そもそもなぜ認証局が必要なのか公開鍵の話から丁寧に説明。
・UNIX便利帳 - launchd
mac osx の init,xinetd,cron役のlaunchdの解説。勉強になった。
_ [book] UNIX USER 2005/11
UNIX USER としては最後の号。
・第2特集 USB
USBに関して広く実際の事例を挙げて解説。
・FreeBSDセキュア運用のススメ
chrootとJailについて。各ユーザーごとに独立した環境を割り当てられる。
chrootではユーザー権限とファイルシステムの分割は行えるが、プロセス空間は共通。
Jailを使えばプロセス空間も分割することが可能。
・AdorableMac - Machのマルチスレッド
Marcの歴史、スレッド管理の仕組み。
_ [book] 日経Linux 2005/11
・第2特集 gcc&コンパイル入門
コンパイラオプションやmakefileの書式などの入門。
慣れてる人にはつまらないかもだけど、私は勉強になりました。
・赤松流Linuxを自作する
起動をカスタマイズ。カーネルの起動、initの起動など起動プロセスに関するお話。
・LinuxKernelStateTracer
カーネルの障害解析や性能解析を実行するフリーのツール。
ほうほう、そんなものがあるのかー。
・自分Linuxを作り出せ
initの動作モードに関して。
SystemV系はランレベル、BSD系はシングル/マルチユーザーモード。
(システム*ファイブ*なんだ。しらなかった。)
とりあえずSubversionとTortoiseSVNをインストールしてみました。ローカルのファイルのリビジョン管理(家ではおもにホームページのリビジョン管理)に使うつもりですがよい感じですね。
私は本を読んだだけで、まだSubv使ってません。。。<br>ローカルでリビジョン管理もする習慣がないのですが、<br>これを機会に始めてみようかな。