2005-11-13 ファイナルファンタジー特集 [長年日記]
_ エアリスへの涙
ゲームを通じて受けた「感情」に関するアメリカでの調査結果。
「最も感情的に影響を受けたゲーム」はFFシリーズとの結果。
エアリスの死は世界中のゲームファンの目頭を熱くしたのだね。
ゲームと他のメディア(映画、本など)との比較はここではあまりしていないのだけど、
ゲームは感動させやすいメディアかもしれない。
理由の1つは能動的であること。
自分が操作することで物語を進めるから、
乗り越えてきた壁が思い出され、苦労した分だけの達成感がある。
もう1つは感動の下積みとする時間が長くとれること。
感動的なシーンは、その前のなんでもないシーンがあってこそ活きる。
たわいのないシーンが伏線になって涙を誘うこともある。
ゲームは映画に比べて場合によっては何十倍もの時間をかけることも可能だ。
感動には最先端のCGは必ずしも必要ではなくて、
ゲーム機が描写するシーンを補完して私たちは楽しんでいるのだろう。
活字から情景を思い浮かべて読み進める本と似ているかもしれない。
ゲームは、映画にはない「じっくりと感動させるための時間」と、
本にはない「音楽」、
そしてゲーム特有の「能動性」を持つ新しいメディアなのですね。
_ FFのオーケストラアレンジアルバム
ということで、ゲーム音楽ってのは映画のサントラと似ている部分がありますね。
クラシックよりも物語性が強くて、感情を起伏させられ揺さぶられる。
ただ、ゲーム音楽は機械の制限から演奏をそのまま流すことは
(少なくとも昔は)できなかったわけで、
その制約がなかったら果たしてどうなるのだろう、
という期待が詰まったのがアレンジアルバムですね。
(今日の文はなんか説明ばってて堅いなぁ。(^^;))
オペラのように、生演奏を聴きながらゲームができる日が来ることを夢見つつ、
FFのオケ版サントラを聴き比べたのでレビューします。
あと、FF8のオケ版もあるのですが、私はFF8をやってないので聴こうか迷っています。。。
_ 交響組曲「ファイナル・ファンタジー」
FFオケアレンジの第1作。私はこれが一番好き。
重厚な雰囲気、FFの世界がそこに広がるようなCDです。
「反乱軍のテーマ」が好きですね。トランペット最高。
ただ、めちゃめちゃ細かいことなのですが、
一カ所どうしても気に入らないトランペットの和音があって、
いつもそこがすごく気になります。
FFの世界を最も感じさせてくれる傑作だと思っています。
_ FF6 グランドフィナーレ
FF6のアレンジアルバムはオーケストラ、というか管弦アンサンブル。
1曲目のオープニングテーマはFF世界にひたれますね。
ゲーム中でもキーポイントだったオペラの曲もオペラ歌手さんが唄っています。
アマゾンでのレビューもあまりよくないものが多いし、
植松さん自身もライナーノーツで「このCDは失敗作」と驚愕の告白をしていますが、
私はそれほど悪いCDではないと思っています。
まだまだこれからも聴きこみたいですね。
_ 20020220
2002年のFFオーケストラコンサートを収録したCD。
ティーダとユウナの俳優さんが司会進行。ユウナの声はいいなぁ。
「いつか帰るところ〜Melodies of life(FF9)」が一番好きです。
前半のオーボエの主旋律が好き。白鳥さんのボーカルもいい。
会場で生声を聴くのはいいだろうなぁ。
他にも、ゲームの映像をスクリーンで投影していたようだ。斬新な試み。
CDで聴くと、アレンジが軽くて感動感はあまり感じない。
万人向けのコンサートだからそう仕上げてあるのだろうけど、物足りない。
あと、昔の版はextraCDで特典映像が入っている模様。
見てみたいなー。
私はシンを倒します。必ず倒します!!!<br><br>・・・そして私はシャープペンを握り締m(ry
シャープペンの芯は倒しちゃダメだよ!(笑)<br>じゃあ私は辛ラーメン喰べます!!(^^)
> エアリスへの涙<br>↑エイリアス(alias)と読み違えました。<br>「本体じゃなきゃいやだー(T-T)」なのかと。。。orz
勝手にエアリスへエイリアスを張らないでくださいね。<br>ちょうど翌日の日記でシンボリックリンク攻撃とか書いてますし。(笑)<br>トリビア:mac osx でフォルダに向かってエイリアスを張っても、<br>コンソールからは辿ってくれない。<br>(シンボリックリンクは、Finderでも辿ってくれる。)