2006-08-12 鎌倉、雨に濡れる森、響く雷鳴 [長年日記]
_ USBデバイス電子工作教室
あまにょさんのツテを伝わり、鎌倉であしざー先生のXFD作製教室に参加してきました。
XFDっていうのはeXtreme Feedback Device で、
簡単にいうとPC上でのテストのOKやNGを目に見える形でお知らせしてくれる装置です。
今回はAVRというワンチップマイコンを使いました。
もう1つ、PICという有名なICがあるそうですが、それと比較した特徴は
・安い(今回使ったのは1つ250-350円くらい)
・書き込みに高い電圧が不要で、USBバスパワーだけでwriterが作製できる
・開発キットが無料(gccが使える、各種ツールが公開されている。)
・素直
・日本語資料はPICの方が多い。
というところだそうです。
パーツを頂いて配線開始。
ブレッドボード(穴がたくさんあいてる基板)に差し込んでいきます。
#ボードは左右両端の1列縦方向と、中央部の横各行が短絡している。
次にUSBと基板をつなぐケーブルを製作。
久々に半田ごて出動。USBってケーブル4本しかないのか。
赤と黒がバスパワー線(5V,LowPowerMax100mA,HighPowerMax500mA)で電流を流すために太い。
白と緑が信号線(3.3V)。
まずはwriter(AVR内のFALSHROMに書き込む装置)が完成したので、
先生のwriterを使ってwriterプログラムを吹き込んでいただく。
おお、動いた、動いたよ!感動。
つづいてXFD装置を配線。
先ほど作ったwriterでプログラム転送。
PC側プログラムでON/OFFをするとLEDがON/OFF。
再び感動!俺ってばすげー!!と勘違いなのは気にせずいい気分。(^^ゞ
自分で作ったものがうごくってすごいです。
エンジニアとしての喜びがそこにつまっています。
先生にゴールまで導いてもらったので、あとで各工程を復習&実習しよう。
その後、奥様の手料理をごちそうになりました。
ここで三度目の感動!!!
今年食べたどの料理(含む外食)よりもうまかったです!
料理で感動するのは本当にうれしい。
鎌倉は緑の多い静かなところで、もうすっかりお気に入りです。
ああ、ここがレストランなら通うのになー。
帰りに通りすがったスタバも黒基調の一軒家でオープンカフェもある瀟洒な空間。
鎌倉、いつか機会があれば住んで見たい街です。
私もやってみたかったのですよ。<br>秋月好きです。
一日お疲れ様でしたー<br>PICにないAVRの利点はISPっすヨ!!<br>価格は最近だとPICの方が安いカモ。。(>_<)<br>USB内蔵も出始めているんですよね。。http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1&q=%22I-01523%22<br>いいXFDが出来たら是非紹介してください♪
>たまきさん<br>秋月も好きですが、やっぱ梅沢無線っしょ!<br><br>>あしざー先生<br>丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。m(_ _)m<br>大変勉強になりました。<br>1人で独学してたらどれだけ時間がかかったことか。。。<br>ISP(In-System Programming)の利点は<br>・書き込み時に必要な電圧が低い<br>(今回は5VなのでUSBバスパワーでwriterが作製できる)<br>・シリアル線で書き込みできるので、パラレルと比べて書き込み時のピン数が少なくて済む<br>=ボードに差し込んだまま書き込みできて楽<br>というところでしょうか。<br>アマチュアなのでやっぱり楽なのが一番ですね。