2007-03-18 快晴、寒波未だ残る [長年日記]
_ [book] My Job Went To India
サブタイトルが「オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド」。
アメリカのITエンジニアはインドのオフショアエンジニアにどう対抗していくのか、
どういうキャリアを目指せばいいのかの指南が本筋だが、
オフショアにかかわらず一般的なアドバイスが多く学ぶところが多い本。
また、「今すぐ始めよう!」という欄が各章にあり、
具体的なアドバイスが付記されている。
JoelOnSoftware、ハッカーと画家に並ぶ良書だと思います。読むべき。
いくつかポイント抜粋。
「Javaプログラマの採用条件にSmallTalkを加えたところ、
候補者の数をぐんと絞り込み、かつレベルが飛躍的に高い人を選抜できた。」
→これって派手なオスと似てるかも。
目立つ(ある意味無駄な)リスクを負っても生き残っているので、メスからの評価が高くなる。
「需要が少ない分野はオフショア企業にとってリスクが高いため敬遠する。」
→需要がたくさんあるとこは競争も激しくなると。
「どんなバンドでやるときも一番下手なプレイヤーでいろ。」
→我以外皆我師だけど、周りのレベルが高ければ自分のレベルも自然とあがる。
「報告できる成果を毎日あげろ」
→非常に難しいが、この章(20:デイリーヒット)はとてもいいことが書いてある。
「僕らはみんなミスを犯す。発生するミスにどうやって対処するかが大切」
→肝に銘じ直しました。
時々読み返して自分をふりかえるために使いたい1冊です。
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